不安を手放せないあなたへ、心が楽になれる方法をお知らせします
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
不安なとき
不安になると、なかなか抜け出せなくなって困ります。
非常に厄介やねん。
不安というものは、いったん意識しするともうダメです。
寝ても覚めても、不安ばかり意識して、一日中悩むことになります。
どうしたらええねん?
どうしたらええの?
と、いっこも眠れられへんねん。
てなことになるのです。
そこでです!
こんなときにこそ、心が楽になる方法をお知らせしたいです!
心が楽になる方法とは、これ!
これです!
本当の原因を見つける
本当の原因がわからないかぎり、感情をコントロールすることはできない。
アラン「幸福論」より引用
本当の原因を知る!
ことです。
なぜ、本当の原因を知ったほうがいいのかな?
目をそらし続けるから
まず、たいがいの人は「本当の原因」から目をそらし続けるからです。
不安におびえるばかりで、
なぜ、不安なのか?
について考える人はあまりいません。
たぶん、不安の「本当の原因」を知るのが怖いからです。
「本当の原因」を知ると、もっと不安が増すのではないかと恐れているのかもしれません。
本当のことを知ったら
不安どころじゃなくなるかも
しれない!という感じです。
いつまでも苦しみ続けるから
次に、「本当の原因」を知らないままでは、いつまでたっても、不安に苦しみ続けるからです。
ふくカエル
「本当の原因」さえ知ることできれば、後は、それに対して淡々と対処できるのですが、
「本当の原因」を知らないままでいるので、
どうしよう、
頭が痛くなってきた!
どうしよう、
何もできひん!
どうしよう、
このままでは自滅や!
と、いつまでも改善できない不安に押しつぶされそうになるのです。
自分で解決策を封じ込んでしまってます。
どんどん不安が大きくなるから
また、「本当の原因」を知らなければ、不安がどんどん大きくなるからです。
実は、自分が今苦しんでいる不安の大部分は、自分の想像力が生んだフィクション(虚構)なのです。
ふくカエル
別の言い方をすれば、最初は小さな不安だったのに、
あれこれと自分が想像するうちにどんどん「得体のしれない大きな不安」となって現れたものです。
ふくカエル
ふくネコ
このように自分の想像力が、「本当の原因」をどんどん脚色して、得体の知れない恐ろしいものに変えていることに気づかなくなります。
悪循環に陥るから
アレクサンドロスは、この馬が自分自身の影にひどくおびえていることにすぐに気がついた。
おびえて暴れると影を暴れる。馬はそれを見て、さらにおびえ暴れるという悪循環だったのである。
そして、「本当の原因」を知らなければ、どんどん悪循環に陥るからです。
この悪循環に陥ると、どんどんビビりになっていきます。
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、
怖がりの人が、薄暗いところで「自分の影」にビックリして腰を抜かす状況に似てます。
うおっ~~!
自分の影かよ。腰抜かしたやんか。
ってな感じになります。
あるいは、ちょっとしたいたずらにビビる状態に似てます。
わっつ!と
言われただけなのに、おそろしくビビって、
おもわず、漏らしそうになる。
ってな感じになるのです。
もう少しで小便小僧と
呼ばれるところやったで!
となります(かなりヤバクなる)。
じゃあ、どうすればいいのかな?
フィクション(虚構)だと認める
まずは、自分を苦しめている不安のほとんどは、自分の想像力が生んだフィクション(虚構)であることを認めます。
得体の知れない不安の影や恐怖
などは自分の妄想であり、怯える必要は一切ないことを理解します。
本当の原因を探る
次に、不安になる「本当の原因」を探ります。
たとえば、次の方法などがお勧めです。
- 言葉で表現する
- 自問自答してみる
1.言葉にしてみる
まず、自分が苦しんでいる不安を「自分の言葉」で表現してみます。
何が不安なのか?
を、自分の言葉で表現することで具体的に考えてみます。
2.自問自答してみる
何が不安なのかを具体的に考える際には、自問自答するのがお勧めです。
たとえば、人前に出るのが不安で仕方がない場合は、こんな風に自問自答してみます。
どうして、人前に出ると不安になるのかな?
ふくカエル
どうして、人の目が気になるのかな?
ふくカエル
どういったところが見られたくないのかな?
ふくカエル
何に、自信がないのかな? 何に、失敗するのかな?
ふくカエル
すぐに赤面するから・・・
と自問自答していくと、だんだんと「本当の原因」が見えてきます。
このときのポイントは、実際に口から言葉を出すことです。
口で言葉を出すと、
よりリアルに原因に迫れるねん。
見つけたら潰す!
さらに、「本当の原因」を見つけたら、具体的に解決策を考えて潰していきます。
ふくカエル
たとえば、先の
- うまくしゃべれない
- 赤面する
については、
- うまくしゃべれる方法を探り、練習する
- 赤面しない方法を探り、実践する
といった解決法を見つけてトライします。
ちなみに、
わたしの場合は、次のようにしています。
上手くしゃべれないときは、
- 普段通りに話せたらいいねん。
- なんも格好つけようと思わんでもいいねん。
- ウケようと思うから、余計に緊張するねん。
と、自分に言い聞かせて、いつも通りにしゃべるように心がけています。
ふくネコ
無理に成果を上げようとすると、かえって緊張して言葉が出にくくなるので、極力成果を意識しないようにしています。
太陽に顔を向ける
そして、不安になる「本当の原因」を見つけ出すことができたら、あとは「太陽」にできるだけ顔を向けます。
ここで言う「太陽」とは、希望、やる気といったプラスの感情のことです。
そもそも、「得体のしれない不安の影」が出来たのは、自分が太陽から遠く離れて、しかも背を向けているからです。
これを、プラスの感情である「太陽」を見るように視点を変えてみます。
「太陽」の真下であれば、影そのものは一切できません。
なんと言っても「太陽」に顔を向けているので、自分が作った影すら見ることもできないのが、いいです。
とにかく、自分の不安を手放すには、次のようにするのが一番です。
必要以上に「偽物の影」を
大きくしないように
行動することです!
そうすると、どうなるのかな?
不安をコントロールでき、手放せる
「本当の原因」を見つけることができると、
「得体のしれない不安の影」をコントロールでき、不安を手放せることができます。
「得体のしれない不安の影」が実は自分の妄想で嘘っぱちだと気づけることは大きいです。
ふくネコ
「本当の原因」から具体的な対処方法を試みることができ、不安に打ち勝つことができます。
ふくカエル
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 人とのかかわりあいについて」
「No.001 本当の原因を見つける」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 不安や感情は本当の原因がわからないかぎり、増長しつづけます。
- まずは、必要以上に不安がらないことです。今感じている不安は自分の想像力が生んだフィクション(虚構)でないか?と疑うことです。
- 次に、不安を引き起こしてる「本当の理由」を知ることです。
- 本当の原因を知ることは、恐ろしいことですが、勇気を出して知れば、感情のコントロールできる突破口になります。
「本当の原因」から目をそらすと
「原因の影」に怯えるようになります。「影」は、陽の当たり具合によって
長くなったり短くなったりします。こうなると「本当の原因」の正体を知らずに、
「影」の長さばかりに慄き、恐怖します。だから「影」の本来の正体を知ることは
大切なのです。🐸
— ふくカエル@にゃ~🐸 (@Fuku_78) November 16, 2019
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。