憂うつになる前に、自分に言い聞かせること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
憂うつになりそうや!
いろいろなことに悩んでクヨクヨ考え込んでしまうと本当に憂うつです。
とくに失恋したときがそうです。
- どうしてあんなことを言ってしまったんやろう!
- こうすれば良かったのに
- あほ、あほ、自分のあほ!
などと開けても暮れてもクヨクヨ考えてしまうのです。
どんなにクヨクヨ考えても失恋した事実は覆らないのにです。
まるで、出口のない迷路に入った感じです。
こんなとき、自分に
どう言い聞かせるといいのですか?
こう言い聞かせるとええのです!
これです!
感情や不安は、病気の一種にすぎない1
それには自分にこう言いきかせればいい。悲しみは病気の一種にすぎないから、理屈や説明をあれこれ考えずに、病気と思ってがまんしよう、と。
アラン「幸福論」より引用
あれこれ考えずに
病気にかかったと考えて、我慢する!
と自分に言い聞かせます。
なぜ、 あれこれ考えるとダメなのかな?
原因だから
あれこれ考えることが憂うつになる原因だからです。
何も考えなければ、確実に憂うつにならないのです。
意味ないから
それにです。いくらあれこれ考えても意味ないからです。
もうすでに終わってしまった過去のことは、どんなに考えても覆らない(くつがえらない)です。
これからの将来のことは、実行に移さないかぎり意味がありません。
傷をえぐるから
あれこれ考えると、どんどん心の傷をえぐることになるからです。
せっかく治りかけていた傷でもえぐれば、新たな血が出てきます。
さらに、ばい菌が入って化膿するかもしれません。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、どうすればいいのかな?
「感情の病気」だと思う
自分が感じている悲しみや苦悩は「感情の病気」だと思うことです。
ふくカエル
- 過ぎ去ったことをくどくど考えている
- 将来をあれこれ悩んでいる
- いつもクヨクヨしている
- 不機嫌になっている
- 苦々しい言葉ばかりを吐いている
といった症状が認められたら、「感情の病気」にかかったと自己診断します。
理屈や説明を考えずに、安静にする
次に、悲しみや苦悩することにあれこれ理屈や説明を考えずに安静にいることです。
へたにあれこれ考えると「感情の病気」が悪化します。
どんなに理屈をつけても、悲しみや苦悩は軽くなることはないです。
どんなに都合のいい説明を考えても、気分が楽になることは決してないのです。
ふくネコ
なので、苦々しい思いを引きずるだけの思考はすべてストップします。
ひたすら我慢する
そして、あとはひたすら「感情の病気」が治るまで我慢することです。
くどくど考えそうになったら、別のことを意識してみます。
そういや、あの子元気かな?
あのマンガの続きを読もうかな?
クヨクヨしそうになったら、身体を動かしてみます。
チョコを買いに行くついでに
ジョギングしてみようかな?
不機嫌になってしまいそうなら、無理でも笑ってみます。
うふ、けっこうイケてるやん。
苦々しい言葉を吐きそうになったら、飴やお菓子を食べてみます。
口封じにはエクレアが一番やで。
そうすると、どうなるのかな?
苦悩の連鎖を断ち切ることができる
「病気だ!」と考えることで、どうしても気になってしまう苦悩の連鎖を断ち切ることができます。
「自分の心」を傷つけるばかりのバカげたことから逃れることができるのです。
うじうじ、くどくど考える
ネガティブ沼から脱出できます。
まず、思考の癖を直すことができる
まず、「病気だ!」と考えることで、堂々巡りをする思考パターン(癖)を直すことができます。
自分にとって有害である癖を自覚して、止めるチャンスになるのです。
ふくネコ
次に、苦々しい言葉を吐かなくなる
次に、堂々巡りをして苦悩するという思考パターンを止めると、
「苦々しい言葉」を際限なく吐くサイクルがなくなってきます。
そして、不機嫌がなくなる
そして、「苦々しい言葉」を吐かなくなるので、必然的に不機嫌もなくなります。
これによって、自分や他人が不愉快になることを回避できます。
ふくカエル
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.009.感情は不安は、病気の一種にすぎない1」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 悲しみで苦悩しそうになったら、苦悩するのは「病気の一種」だと考えることです。
- 「病気」だと考えることで、気になって仕方なくなる苦悩の連鎖を断ち切ることができます。
悲しいのも苦しいのも分かります。ほんまにつらいです。
そやけどです。
あれこれ理屈や説明をいちいち考えたらあきません。
自分で自分の傷口に棒を突っ込んでえぐるようなものです。
誰だって悶絶するし、よけいに不機嫌になります。
そやから、悲しみや苦しみについてあれこれ理屈や説明を考えるよりも、
- 悲しみや苦しみは「感情の風邪」
- 悲しみや苦しみをあれこれ考えることは「感情の風邪の副反応」か「思考の風邪(病気)気」
だと思って我慢したほうがいいです。
そして、もっと建設的なことを考えたほうがええです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。