人間関係をこじらせる最大の敵とは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
人間関係上で、最大の敵とは?
人間関係の中で、本当に悩ましいことは、
いろいろな問題をこじらせている
最大の敵は、どいつや?ということです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
なので、
自分にとって最大の敵は誰なのかを、最初からバチっと知ることができたらとても楽です。
ふくネコ
だったらです!
出血大サービスしたろうじゃ、
ありませんか!
そうだよね!じゃあ!
単刀直入に教えちゃうよ!こいつやねん!!
自分にとって最大の敵は、こいつ!
この人です!
最大の敵は自分自身である
鋭い言葉の矢は、すべて自分ひとりで放ったもの。
アラン「幸福論」より引用
自分自身じゃ!
えっつ? ぼく?
はい、そうじゃ!
です。
人間関係をこじらせる、自分にとっての最大の敵は、何を隠そう自分自身なのです!
今さら
しつこいようですが、
自分自身なのです!泣かせてごめんよっ。
なぜ、自分自身が最大の敵なのかな?
自分自身に甘くなるから
まず、何と言っても、
自分は自分自身に甘くなる!
からです。
とくに、自分の感情を抑えることができません。
たとえば、
- 怒り
- 妬み嫉み
- 恨み
などです。激しい感情を野放しにします。
理性で抑えられへんねん。
平気で、こんなこともしてしまう!
自分の激しい感情を暴露(最大の敵に負ける)すればするほど、
周囲の人は戸惑い、どんどん人間関係が怪しいものになります。
平気で相手のせいにするから
このように自分自身に甘くなると、たとえ自分に非があったとしても、平気で相手のせいにするからです。
責任転嫁やね
どうしても、自分の責任から目を背けるのです。
それどころか、逆に、堂々と自分を正当化し相手を攻撃していきます。
たとえば、
地震や台風などの影響で、
時間通りに来ない電車にイラついて、
駅員さんに平気で八つ当たりする乱暴な人がいました。
こういった感情を抑えることができないので(最大の敵に負ける)、人間関係がどんどんぎくしゃくしていきます。
一番に面白がるから
そしてです。
なによりも一番に「自分自身が最大の敵である!」と考えるのは、
人間関係の中で起きたトラブル(問題)を一番面白がるのは、自分自身だからです。
自分とは直接関係のない問題まで、浅はかな興味を抱いて、面白半分に騒ぎ立てたり、あれこれと詮索するのです(最大の敵に負ける)。
ふくカエル
実は、非日常的なものごとに関心を持つのは「人間の本性」でもあります。
- 珍しいもの
- 異様なもの
- 悲惨な状況
- 困難や障害に苦しむ姿
好奇の目で見てしまうのです。
ふくネコ
なのですが、なんせ自分自身に甘いので、
こういった本来なら、自重しなければならない本性まで露骨に出してしまう(最大の敵に負ける)ので、余計に人間関係を複雑なものにするのです。
じゃあ、最大の敵に勝つためには、どうすればいいのかな?
まずは、自覚する
人間関係をこじらせる、自分にとっての最大の敵に勝つためには、人間関係をこじらせている張本人は、自分自身だと自覚します。
そして、日々の生活をうんざりさせるものにする大きな要素となっていることに気づきます。
ふくカエル
次に、チェックする
次に、人間関係のトラブルを
- 起こす
- かき混ぜる
- 無茶苦茶にする
張本人に自分自身がなっていないか?をちゃんとチェックします。
人間関係をこじらせて面倒なことになる前に、自分自身がどのような立ち位置にあるのかをチェックするのは大事です。
ふくネコ
大事なことは、感情に打ち勝つ
大事なことは、何と言っても自分の感情に打ち勝つことです。
感情をあからさまにしない
たとえば、激昂(げっこう:激しく怒って興奮すること)など、
他人がそれを見て戸惑い、動揺するような感情をあからさまにしないようにします。
ふくカエル
激しい言葉を使わない
鋭い言葉の矢は、すべて自分ひとりで放ったもの。しかもそれは全部また自分に降りかかってくる。
またあるいは、激しい言葉を使わないようにします。
自分の気持ちばかりを優先させて、周囲の人たちや相手の心情を配慮せずに残酷な言葉を使わないようにします。
残酷な言葉を平気で使った時点で、自分が自分自身に負けた立派な証拠になることに気づきます。
そして、残酷な言葉はいずれ自分のもとに戻ってきます。
必ず、いつか、どこかで、
同じように残酷な言葉を他人から言われて、深く傷つくことになります。
ふくカエル
そいも、絶妙なタイミングで、
もっとも心をえぐる言葉(図星の言葉)を言われるハメになります。
面白がらない
そして、自分にとっての最大の敵に勝つためには、決して、人間関係のもめごとやトラブルなどを決して面白がらないようにします。
人には、他人が苦しんでいる姿を見たくなるような残酷であさましい本性があることを自覚して、無視するようにします。
- 野次馬根性に躍起になるような浅はかな自分自身を普段から戒める
- ややもすれば、うわさ話や陰口に興味津々になる自分自身を戒める
- うわさ話が好きな人とかかわらないようにする
ふくネコ
ふくカエル
そうすると、何に気がつくのかな?
一番大切な要素である
自分にとって最大の敵に勝つことが、人間関係を良好なものにする一番大切な要素であることに気づきます。
人間関係をこじらせて厄介なものにするのも、良好なものにするのも、全て自分自身にかかっていることに気づきます。
人間関係をこじらせる最大の敵に勝つこと、
すなわち、自分自身のやっかいな感情に打ち勝つことが、人間関係を非常に良好なものにするのです。はい。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第5章 人とのかかわりあいについて」
「No.113 最大の敵は自分自身である」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人間関係で自分にとっての最大の敵とは、自分自身です。
- なぜなら、自分は自分自身に非常に甘いからです。
- まずは、自覚して、チェックし、感情をあからさまにせず、トラブルを面白がらないないことです。
- 結局のところ、人間関係をこじらせるのも、良好にするのも、すべて自分自身の感情に打ち勝つことにかかってきます。
結局のところ、人間関係をこじらせるのも、良好な者にするのも、自分自身の感情をどうするかにかかってきます。
人間関係は、一度こじらせると、非常に厄介なことになります。
人間関係のトラブルで日々が地獄になるのなら、
毎回自分自身に襲いかかる一時の感情を打ち勝って、何くわぬ顔でやりすごしたほうがずっとマシです。
転ばぬ先の杖だと思って「自分の最大の敵」を攻略するほうが賢いと思うのです。はい。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。