言葉を厳選してみたよ 21
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第4章 行動について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第4章の101~105について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
101.進んで行動する 2
アラン先生の知恵とは?
つきつめると、人のたったひとつの望みは「力」なのである。
【根拠はこれなの!】
その戦いが自分の意志によるものであるならば、苦闘の末に手にする勝利ほど気持ちのいいものはない。
必ず勝つために、押さえておくもの!
やっぱりです。
必ず勝つために、押さえておくものは、
強い意志の力
です。
これさえあれば、たいていは必ず勝てます。
ふくカエル
ふくネコ
意志の力を強くする3つのアイテム
実は、「意志の力」は強くすることができます。
強次の3つを意識すると「意志の力」は強くなります。
- 希望
- 自信
- 勇気
です。
まずは、希望です。
希望は、プラス思考を育てて、モチベーション維持に役立ちます。
希望を育てるには、どんなことでも喜ぶことが、一番です。
次に、自信です。
自信は、どんな状況でもブレない自分を育ててくれます。
ふくカエル
自信を育てるには、成功体験、誉められた体験をいっぱい集めることです。これは効果があります。
そして、勇気です。
勇気は、果敢にチャレンジする精神力、行動力を育てます。
勇気を育てるには、たとえ失敗しても「具体的に解決できる策」を考えておくことです。
意志の力が充実してくると!
この「意志の力」が充実してくると、どんな運命に出会っても、
自分がとった行動や
出した答えは
すべて正解だった!
と解釈することができます。
過去に「過ちを犯した事実」「失敗した事実」があったとしても、すべて正解にすることができるのです。
「意志の力」で、その後の自分の言動を新しく変えれば、
「過ちを犯した事実」「失敗の事実」の意味あいや解釈は、いくらでも変えられるからです。
あんな失敗したけど、
あの失敗があったから、
今の自分があるねん!全ては宝物やねん!
と思えるねん。
こうやって「自分の人生」を解釈し直して、
前向きに歩めることって、すごい幸せやと思わへん。
それだけでも、
自分の人生を勝ちとってるやん!
と思えます。
102.進んで行動する 3
アラン先生の知恵とは?
進んで行動する
【根拠はこれなの!】
多くの人は、たまたま向こうからやってきたような幸せには、それほどありがたみを感じない。自分で幸せをつくりだしたいと思うのである。
幸せのありがたみを知る
幸せってありがたいのです。
でも、人は
- 偶然の幸せ
- 人から与えられた幸せ
を軽く見ちゃう傾向があるのです。
だって「自分の幸せぐらい!」と思うから
だって、です!
誰でも「自分の幸せぐらい、自分でつくり出したい!」と思うからです。
たしかに、
これは、
ごもっともな考えです!
ふくカエル
子どもの頃を思い出してみよう!
そうならば、
自分の幸せを
つくり出しちゃいましょう!
ここに、とってときの方法があります!
それは、
子どもの頃を思い出す
ことです。
なぜならば、子どもの頃のほうが、
自分が納得できる「極上の幸せ」を上手につくり出していたからです。
「しっぽとりゲーム」だよ。知ってる?
ふくカエル
ふくネコ
まずは、「興味や好奇心のかたまり」になっていた自分を思い出してみます。
そして、
- 夢中になっていた感覚
- 純粋に行動していた感覚
などをリアルに思い出して、実践してみるのです。
きっと、幸せをつくり出している自分に、すぐに出会えます。
103.進んで行動する 4
アラン先生の知恵とは?
「平和はつくりだすもの」というのは、そうした理由からであり、それが唯一の理由なのである。
【根拠はこれなの!】
分別や理性だけで平和は十分保証されるとは思えない。
人間は危うい生き物やねん!
人間って、本当に危うい生き物なのです。
こんな傾向があります。
- まず、恍惚感(こうこつかん)に弱い
- 次に、暴走しやすい
です。
なんせ、恍惚感に弱い!
なんと言っても、人間は、恍惚感(こうこつかん)に弱いのです。
快感やうっとりする感覚にすぐ溺れてしまいます。
ふくカエル
強烈な快感を覚えちゃう!
特に、自分で何でも決定できる環境に「強烈な快感」を覚えてしまうのです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
そして、暴走しちゃう!
そして、人間は、暴走するのです。
恍惚感(こうこつかん)に酔いしれ、ついつい夢中になると、よからぬ方向へ暴走しちゃいます。
善悪や危険なことにも無頓着になり、どんどん突き進むのです。
なので、平和はいつも危うい!
このように、人間には
- 恍惚感(こうこつかん)に弱い
- 暴走しやすい
という危うい傾向があるので、
なので、
平和は、いつも危うい!
状態なのです。
ふくカエル
平和をつくり出す!
という訳なので、ここは必死になって
平和は、つくり出さなあかん!
のです。
ふくカエル
ふくネコ
歴史を勉強すると明らかになるのですが、平和をつくり出すために、
人間は、いつも進んで、ひとりひとりが行動するしかないのです。
104.力は自分自身さえ容赦ない
アラン先生の知恵とは?
力は自分自身にさえ、情け容赦ないのである。
【根拠はこれなの!】
政治家の行動には、そこまで明らかに見えないにしても、その行動の結果には、この種の激しさがあらわれていることが多い。
行動力には、恐ろしい力が3つある!
ふくカエル
ふくネコ
行動力には、3つの「恐ろしい力」が潜んでいます。
- 良心の声をさえぎる力
- 容赦なく無情になる力
- 自分自身でさえ情け容赦なく破壊する力
です。
1.良心の声をさえぎる
まず、自分の良心の声をさえぎる「恐ろしい力」です。
ふくカエル
人は、誰でも行動力を発揮するときは、良心の声が聞こえづらくなるのです。
自分の最大限のパフォーマンス能力を引き出すために、
タイミングを合わせて行動することに一心不乱になるからです。
自分のスキを突かれて、「恐ろしい力」に支配されないようにすることが大事です。
2.容赦なく無情になる
次に、容赦なくあらゆるものに無情になる「恐ろしい力」です。
行動力を発揮しているときは、どうしても自己中心的な考え方になるからです。
ふくネコ
他人が嫌がっていても、自分さえよければそれでいいと考えて、
容赦なく無神経にものごとを押し通そうとします。
「恐ろしい力」が人を支配してしまうと、人を悪魔にするのです。
3.そして、食われちゃう!
そして、最後に「恐ろしい力」に食われてしまうのです。
良心の声を聞かずに、容赦なく無情になると、最後には自分自身が「恐ろしい力」の餌食になってしまうのです。
情け容赦なく「恐ろしい力」によって、破壊されます。
多くの歴史上の政治家や権力者の末路が、悲劇に終わっているのは、こうした「恐ろしい力」に支配され、翻弄されたからです。
言えることは、情け容赦なくあらゆるものに無情で無神経な人は、
後で必ず「恐ろしい力」に情け容赦なく、ぺちゃんこに潰されるのです。
怖いですね。怖いですね。
本当に怖いですね。
105.行動の力は、人を巻き込む
アラン先生の知恵とは?
行動の力は、人を巻き込む
【根拠はこれなの!】
人の理性的な思考は路面電車のあかりと同じで、発車するときに薄暗くなる。これで、行動の恐るべき力の説明がつく。
行動力には、恐ろしい力がもう一つある!
実はです。
行動力には、もう一つ「恐ろしい力」があるのです。
それは、
- 人を巻き込む力
です。
もともと、あるんだよ!
もともと、行動力には、人を巻き込む力があります。
行動自体が、とても魅力的で、社会の関心度が高いものであれば、
好奇心の強い人間は興味を持ち、集まって来るからです。
悪質になると、厄介!
でもです。
行動自体が、悪質で問題がある場合には厄介になります。
「人を巻き込む力」自体が「恐ろしい力」となってしまうからです。
たとえば、
「復讐」による戦いがなかなか終わらないのは、「復讐」が人を巻き込むからなのです。
「悲劇」による惨事がいつまでも続くのも、「悲劇」が次から次へと人を巻き込むからです。
なので注意する!
なので、「恐ろしい力」に巻き込まれないようにするのが肝心です。
それには、「恐ろしい力」が、人に与える悪い影響を理解します。
悪い影響とは次の4つです。
- 人の理性を消し去る
- 存在を正当化する
- 人を鈍感にさせる
- 正義を壊していく
こういった特徴を持つ行動力は、すぐに人を巻き込む「恐ろしい力」が現れます。
なので、「これはヤバイ!」と思ったら、すぐに敬遠するのがいいです。
1.人の理性を消し去る
まず、「恐ろしい力」は、人の理性を消し去ろうとします。
「恐ろしい力」は、巻き込まれることに躊躇(ちゅうちょ)している人に、
言葉巧みに近づき、「今こそ、勇気を出して行動するのだ!」とそそのかしてきます。
何度も行動するように煽り(あおり)立ててくるので、
人は、だんだんと理性を失っていくのです。
ふくカエル
ふくネコ
2.存在を正当化する
次に、「恐ろしい力」は、自分の存在自体を正当化します。
どんどん人を巻き込むことで大きな勢力を持つと、この正当化する傾向が強くなります。
ついには、
これほど支持する人々が
集まっているのだから、
正しいのだ!
と声高らかに宣言するようになるのです。
ふくカエル
ふくネコ
3.人を鈍感にさせる
また、「恐ろしい力」は、巻き込んだ人をどんどん鈍感にさせます。
- 感情
- 正義や悪事
- 危険
などです。
まず、感情です。
巻き込まれた人は、いろいろな感情を失わされ、鈍感になります。
「恐ろしい力」に日々翻弄されてしまい、どんどん自分の感情がすさんしまうからです。
人は、感情を失い、何が起きても驚かなくなるのです。
ふくカエル
ふくネコ
「恐ろしい力」が更なる恐ろしい力を発揮しても、もう動じなくなります。
次に、正義や悪事です。
巻き込まれた人は、正義や悪事にも鈍感になります。
そして、悪い事が起きても慣れっこになります。
悪い事が日常的に横行しすぎると、混乱してしまい、一体何が正義か分からなくなるのです。
ふくカエル
ふくネコ
そして、危険です。
巻き込まれた人は、危険を察知できなくなります。
いろいろなことに鈍感になることで、危険を察知できなくなってしまうのです。
自分に迫って来る危険さえ無頓着になります。
ふくカエル
ふくネコ
4.すべての正義を壊していく!
そして、「恐ろしい力」は、すべての正義を壊していきます。
人を次から次からと巻き込み、大きな勢力になった「恐ろしい力」は、行動をおこすたびに、
自分に不都合なすべての正義を消していくのです。
ふくカエル
「恐ろしい力」に翻弄されて、巻き込まれて、さらに支配されないように気をつけることが大事です。
怖いですね。怖いですね。
本当に怖いですね。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第4章「行動について」から、テーマ101から105までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。