言葉を厳選してみたよ 23
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第4章 行動について」
「5章 人とのかかわりあいについて」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第4章の111~112について、第5章の113~115について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
111.優柔不断は最悪である 3
アラン先生の知恵とは?
優柔不断は最悪である
【根拠はこれなの!】
夜も眠れなくなるほどの不安は、なにひとつ決意しないという無意味な決心から生じている。
優柔不断が最悪な理由はこれ!
優柔不断が、最悪な理由はこれです。
もう嫌だ、
これからは、
もう何ひとつ決断しないぞ!
という決心をすることです。
これは、これから先は、
自分からは、積極的に人生を歩むことを何一つ選ばず、すべて捨てることを意味します。
ふくカエル
ふくネコ
だから、夜中にガバッと起きちゃう
だからです!
こんなことを繰り返していると、真夜中に突然目が覚めて、
がばっ!
がばっ!
がばっ!
がばっ!
がばっ!
と、不安で何度も起きちゃうハメになります。
いつまでたっても優柔不断から抜け出せない地獄に陥ってしまうのです。
不安がいつまでも、
自分の中で暴れている感じ。
ふくカエル
こんな状態をいつまでも続けとったら、寿命が縮まります。
そこで、決断する技術を持つことが大事になってきます。
112.決断する技術を持つ
アラン先生の知恵とは?
決断する技術を持つ
【根拠はこれなの!】
考える楽しみは、決断する技術があってはじめて成り立つものである。
考えることは楽しいけど・・・
確かに、考えることは非常に楽しいです。
たとえば、
- 好きな人のこと
- 夢中になっているもの
などを考え出したら、楽しくて楽しくて止まりません。
ふくネコ
でも、いつまでも考えているばかりで、ず~~っと何も行動を起こさなければ、
いつまでも同じところをグルグルするだけです。
ちょっと優柔不断と同じニオイがします。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
決断する技術を持つべし!
いくらなんでもカビだらけになったら大変です。
なので、考えるのなら「決断する技術」をあらかじめ持つべきなのです。
いつでも考えを中断して決断できる技術です。
たとえば、次のようなことがらを決めておきます。
- 自分だけのマイルールをつくる
- 気分転換の方法をいくつかそろえておく
- 「迷ったらするべき行動」を決めておく
1.マイルールを決めるぞ!
まず、自分だけに通用するマイルールをつくります。
時間や作業量など一定の限度を決めます。
そして、上限にきたら、とりあえず考えるのをやめて決断するようにするのです。
2.気分転換の方法をそろえておくぞ!
次に、考えることを気持ちよく中断して、決断しやすくするために、
気分転換の方法をいくつかそろえておきます。
たとえば、
- 熱いシャワーを浴びる
- ジョギングする
- 掃除をする
- 楽器を奏でる
- 絵を描く
などです。
ふくカエル
ふくネコ
3.迷ったら、するべき行動を決めておく
また、決断に迷ったら、
あらかじめ「自分がするべき行動」を決めておきます。
ふくネコ
たとえば、どうしても決めれなくて迷ったら、
自分の直感で決めてやる!
と、最初から腹を決めて、覚悟をしておくのです。
ふくカエル
113.最大の敵は自分自身である
アラン先生の知恵とは?
最大の敵は自分自身なのだ。
【根拠はこれなの!】
鋭い言葉の矢は、すべて自分ひとりで放ったもの。
この世には、自業自得が普通にあるぞ!
やっぱりです。
この世には、自業自得が普通にあるのです。
自業自得とは、自分の行いの報いを自分が受けることです。
自分の周りをよく観察すると、非常によく発見することができます。
すると、気づいてしまうねん
するとです!
ここで、気づいてしまうのです。
自分が今、
- 不運である
- 苦悩している
- 不安を抱えている
などは、すべて、
自分の過去の行ないが悪かった
からであることに気づくのです。
ふくカエル
そして、最大の敵にも気づく!
そしてです。
このような悪い行いは、自分で自分自身をコントロールできなかったことにも気づくのです。
すなわちです。「最大の敵は、自分自身である」ことに気づくのです。
負けたら、倍返しやで
自分の中の最大の敵に負けて、悪い行動を起せば、
報いが倍返しになって、自分に戻ってきます。
これはなんとしても阻止しなければいけません。
なのでここは、
自分の中の最大の敵に
負けないようにすべしじゃ!
なのです。
自分に負けない方法
最大の敵に負けない方法は、
- まず、敵を自覚し、常にロックオンする
- 次に、自業自得を理解し、頭に叩き込む
この2つです。
自分自身が最大の敵であることを自覚し、いつも意識しておきます。
そして、自業自得のシビアな意味を理解して、いつも思い出すようにします。
そうすれば、
自業自得のブーメランもかわせるで!
- 他人に罪をなすりつけたり
- 責任転嫁したり
- 誹謗中傷したり
- ズルしたり
- サボったり
- 不正をしたり・・・
したらほんまにアカンよ。自分自身に負けたら、倍返しになって戻ってくるからね。
114.家族から離れる
アラン先生の知恵とは?
無関心な人たちに囲まれて生活するのである。
【根拠はこれなの!】
この人たちは愚痴などを聞いてくれないし、かえっていつも気分が苦しくなるあの優しい気遣いで見守ってくれることもない。
家族は温かいけど・・・
家族は、温かくて優しいプラスの存在なのですが、マイナスの存在でもあります。
たとえば、
- 異常に心配する
- 気遣いが過剰になる
- 干渉しすぎる
- 大騒ぎする
のです。
心が疲れちゃう
あまりにも家族のマイナスの面が大きくなると、どんどん自分の心が疲れてきます。
家族の気遣いがどんどん苦痛になり、息苦しさを感じるようになるのです。
ふくネコ
そんなときは、離れて暮らす!
そんなときは、一時的にでもいいので、家族から離れて暮らすのがいいです。
逆に、自分に一切興味のない人達に囲まれて暮らしてみます。
そうすると、家族の過剰な気遣いなどから解放されて、心も元通りに回復してきます。
でも、尊いことに気づくんだよ!
でもです。
家族から離れて暮らすと、家族の存在が尊いことに気づきます。
世間は、一人で暮らして生きていくには、
- 相当冷たく厳しいもの
- 非常に住みにくいこと
などを痛切に感じて、とても寂しくなります。
自分が思っているほど、世間は自分に関心がないことに気づきます。
家族は、
- 家族はとても温かくて優しいものある
- かけがえのない存在である
- 非常に安心して暮らせる場所である
などを涙が出るほど思い知らされて、懐かしくなるのです。
家族ほど、自分のことを思ってくれる存在はいないことに気づくのです。
世の中には、このような家族がそろった家庭ばかりではないことも知っています。
虐待、家庭内暴力などの問題を抱えている深刻な家庭です。
でも、どこかで負の連鎖を断ち切って、自分の家庭だけは健全でありたいと思うのです。
優しくて温かい家庭を築きたいと思うのです。
そんな家庭が増えて欲しいと希望するのです。はい。
115.素顔を見せる
アラン先生の知恵とは?
素顔をみせる
【根拠はこれなの!】
家族の中では、みんながお互いを大切にしあっている場合はとくにそうだが、堅苦しいことは抜きにして、だれもが素顔を見せている。
そもそも、素顔は見せないもの
そもそも、素顔は他人に見せないものです。
なぜなら、素顔は
- 自分の弱み
- 機嫌の良し悪し
など、「無防備な自分の状態」を相手にさらけ出すことになるからです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、人は、よほどの信頼関係がないと素顔は見せないのが普通です。
素顔は円満を計るもの
でもです。
実は、この素顔は、
家庭が円満なのかどうか?
を見た目で判断できる基準なのです。
家族の各々のメンバーが素顔を見せている家庭は、間違いなく円満です。
家庭内で、素顔を増やすには!
家庭を円満にするには、家庭内で素顔を増やすことです。
そのためには、家族間の信頼関係を強くすることが大事になります。
具体的には、
- 家族間での節度を守る
- 基本的なルールを守る
- 相手の存在を尊重する
ことです。
自分の感情をコントロールしたり、「親しき中にも礼儀あり」を実践します。
何よりも相手の存在をちゃんと尊重することが大事です。
自己中心的な感情や自分勝手な言動が少なくなるからです。
これらを心がければ、家庭が円満になるような自然な素顔が増えます。
まとめてみたkerokero
- 「幸福論」第4章の111~112について、第5章の113~115についてまでをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。