敵を減らす方法はこれです。
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第5章 人とのかかわりあいについて」
「No.123 最大の敵は相手ではなく、自分自身である」
最大の敵は相手ではなく、自分自身である
多くの人は味方をつくるよりも、自ら敵を育てることにばかり熱心だ。
アラン先生「幸福論」より引用
ところで、あなたには敵がいますか?
あなたには、今とても悩ましい敵がいますか?
- 何人いますか?
- どんな敵ですか?
- 手ごわいですか?
- いつ頃から、敵になりましたか?
ふくカエル
えっ? いないの?
う~~ん。
じゃあ、いるとして読んでね。
カエル風アラン先生の言葉
敵にアラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
えっつ?
敵で悩んでいる?
そりゃ、大変やなあ。
そやけど、それって「本物の敵」?
もしかしたら、
ちゃうかもしれんで。
実は、
敵を減らせる方法があるねん。
これを知っておくと
ずい分と敵を減らせると思う。
敵を減らす方法とは、これ!
実は、これ!
敵を減らす方法は、
自分自身を知ること
です。
ふくカエル
ふくネコ
たしかに、自分自身を知ることが、
なぜ、そのまま敵を減らすことに直結するのか不思議です。
でも、自分自身を知ると、敵がどんどん少なくなってくるのです。
なぜ、自分自身を知ると敵を減らせるのかな?
敵を増やしているのは、自分自身だから
実はです。
自分の敵を増やしているのは、紛れもなく自分自身だからです。
ふくカエル
ふくネコ
ちょっとした人からの反感などは、無視すればいいのに、
わざわざ意識して、反感を敵意だと妄想するのです。
そして、自分の中で敵だと認識してしまうのです。
ふくカエル
ふくネ コ
人って、
わざわざ、自分の敵を作って育てるような
奇妙な事をするのです。
相手から敵意を引き出しているのも、自分自身だから
それにです。
相手から敵意を引き出すのも、すべて自分自身だかです。
ひょっとしたら、相手は敵意すら忘れているかもしれないのに、
わざわざ自分の敵意をあらわにして、相手に悟られ、敵意を思い出させるのです。
ふくネコ
人って、
わざわざ、相手から敵意を引き出すような
奇妙な事をするのです。
じゃあ、敵を減らすには、具体的にどうすればいいのかな?
4つのことに気をつける
具体的に敵を減らすには、次の4つのことに気をつけます。
- 意識しない
- 敵を育てない
- 最大の敵に気づく
- がっかりするような言葉を使わない
1.まず、意識しない
意識しない
まずは、敵を意識しないことです。
人は、自分に敵意のある人間を意識しだすと、もう気になって仕方がなくなるからです。
ふくカエル
いつも敵のことが頭から離れずイライラします。
このような状況を自分から作らないようにします。
決めつけ、憶測を捨てる
次に、
自分には敵がいる!
という決めつけや憶測を捨てます。
それには、無意味な不安を抱かない
このような決めつけや憶測やストップするには、無意味な不安を抱かないようにします。
たとえば、自問自答してみる
無意味は不安を抱えないようにするには、次のような自問自答してみます。
ひょっとして、
勘違いではないか?
まずは、自分に敵がいるのは、自分の勘違いではないかと自問自答してみます。
ふくカエル
ふくネコ
勝手な思い込みがないか?
次に、相手の助言を悪口だと勝手に思い込んでいないか自問自答してみます。
自分の中に偏見がないか?
と、考え直してみます。
自意識過剰ではないか?
また、少々神経質になりすぎて、自意識過剰になっていないか自問自答してみます。
ふくカエル
ふくネコ
と、冷静に考えてみます。
被害妄想ではないか?
さらに、被害妄想ではないかと自問自答してみます。
実際に被害の証拠がないのに、自分一人で騒ぎすぎていないか?
あるいは、自分の心がちょっと疲れていないか?
と、いろいろと自分の状態チェックしてみます。
相手から嫌われるのが、
単純に怖いだけじゃないか?
そして、相手から嫌われるのがショックなのではないかと自問自答してみます。
傷つきたくないから、自分の方から先に嫌おうとしていないか?
相手を敵視することで、自分の弱い心を隠そうとしていないか?
と、自己分析してみます。
ふくネコ
2.次に、敵を育てない
自ら進んで、敵を育てない
自分から進んで、わざわざ敵を作らないことです。
それには、過去のことは忘れる
それには、過去のことを忘れることです。
いつまでも過去のことを執念深く考えないようにします。
たとえば、
- 過去のケンカや言い争いをいつまでも覚えている
- 相手のしたことをいつまでも覚えている
- 細かいところまでしっかりと覚えている
- ことあることに思い出す
- 必ず仕返しをしてくるに違いないと思う
- 自分の不幸を願っているにちがいないと思う
- すべては、あいつのせいだと思う
などです。
過去の忌々しい出来事に、自分自身が縛られないようにします。
相手から敵意を引き出さない
また、相手から敵意を引き出さないようにします。
それには、自分の敵意を表情などに出さない
相手から敵意を引き出さないようにするには、自分の敵意を表情や態度に表さないことです。
- 顔色に出す
- 目つきに出る
- ちょっとした仕草に出る
など気をつけます。
3.さらに、最大の敵に気づく
自分自身に気づく
そして、自分にとっての最大の敵は自分自身であることに気づくことです。
自分の本当の敵は外の敵ではなく、自分の内の敵です。
自分の敵は一人しかいないと強く頭に叩き込むことです。
4.そして、がっくりするような言葉を使わない
がっくりするような言葉を使わない
最後に、自分自身が「がっくり!」するような言葉をできるだけ使わないようにします。
ふくカエル
たとえば、
- 自分を奈落の底に落とす
- げんなりさせ苦しめる
- 悔しさを倍増する
- 劣等感を引き出す
ような言葉です。
どうせ、お前なんてダメだよ。
やっても、あいつには勝てねえよ。
また、バカにされるのがオチだよ。
みんなから笑われるぞ。
こんなときは、別の言葉に転換する
こんなときは、別の言葉に転換してやり過ごしています。
たとえば、
- それほど大げさな事じゃない
- 今この瞬間から巻き返せばいい
- 悔しさはバネになる
- 誰にでも、劣等感がある
- 劣等感をプラスにしてやる
- 自分の弱点が分かって、むしろ良かった
といった言葉に変えてみます。
自分が自分を信じな、誰が信じるねん。
やってみなくちゃ、わからんやん。
バカにされても、「目くそが鼻くそ笑う」程度やん。
人は、笑われて、バカにされて強くなるねん。
そうすると、どうなるのかな?
外の敵が劇的に減る!
自分自身が敵を育て増やしていることに気づくと、自分の外の敵が劇的に減ります。
ふくカエル
味方を作るようになる
そして、むやみやたらに敵を作って育てるよりも、味方を作るようになります。
過去の敵意を思い出すよりも、未来の味方を意識するようになります。
たとえば、過去に敵対していた人間の前では、ポーカーフェイスでいられます。
ふくカエル
たとえば、どんなに過去のいざこざを覚えていたとしても、何ごともなかったようにスルーできます。
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 最大の敵は相手ではなく、自分自身です。
- 自分自身が敵を作り育てるからです。
- まずは、最大の敵を自覚して、敵をこれ以上作らないことです。
- 次に、意識を味方を作ることにシフトチェンジすることです。
敵を増やすのも減らすのも自分自身です。
このことに気づけば、敵は劇的に減らせます。
あとは、自分の最大の敵を倒すだけです。
すぐに弱気になる自分、疑心暗鬼になる自分を徹底的に倒すだけにします。
そしたら、無敵になれるねんで~~。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。