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「幸福論」困難な仕事をやりとげる方法とは?

困難な仕事をやりとげる方法とは?

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

アラン先生の「幸福論」を勉強しています。

今回の勉強のテーマは、

「第6章 仕事について」

「No.146 難しくかつ自発的な仕事を、協力してやりとげる」

 

 

この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。

中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。

そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。

 

もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!musimegane_girl

という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。

アイキャッチ画像11 アランの「幸福論」について

 

 

「幸福論」について
その他のテーマはこちらです!

 

難しくかつ自発的な仕事を、協力してやりとげる

人がもっとも大きな充足感を得らえるのは、難しく、かつ自発的な仕事をほかの人たちと協力してやりとげることだろう。

アラン先生「幸福論」より引用

どうやってする?

 

たしかに、困難な仕事をやり遂げた先には、充足感という大きな喜びを感じます。

 

でもです。問題は、

困難な仕事を
どうやってやり遂げるか?

なのです。

 

 

カエル風アラン先生の言葉

 

こんなときに、アラン先生がいてくれたら、

 

こんな風に言ってくれたかもしれない!

 

と、いろいろと想像してみました。

 

困難な仕事をやり遂げるのは

ほんまにむずかしい。

でもな。

ひとつ方法があるねんで。

どんな方法なのかな?

これです!

 

困難な仕事を、自分から進んでやり遂げる方法とは、

他の人たちと協力してやりとげる

です。

前回、お話したこと

 

前回、困難な仕事をやり遂げるときは、

 

  • 困難な仕事ほど、よいものであるという逆説を理解する
  • 困難をシンプルに考えて、細かく分解して優先順位をつけて、じっくり解決策を考える

ことをお話しました。

 

これは、

人は増やさず、
一人で困難を克服する方法です。

pose_ganbarou_man

 

今回、お話することは、人を増やして、困難な仕事をやり遂げる方法になります。

 

人(マンパワー)を増やして、
チームで困難を克服する方法です。ganbarou

なぜ、協力するといいのかな?

チームワークを利用できるから

 

まず、チームワークを利用することができるからです。

 

チームワークとは、同じ目標をた達成するために協力することです。

 

お互いの知識、能力、スキルを結集して、互いの弱点を補いつつ、強みを高め合い、仕事量や作業量を高めます。

ふくカエル

人が協力しあって、

ふくネコ

大きな効果を発揮することやねん。

頭脳集団をつくれるから

 

次に、協力しあえると「頭脳集団」をつくれるからです。

 

お互いに、それぞれが得意とする分野の知識、能力、スキル(技術)を共有して、さらに得意とする分野を広げていきます。

 

ふくカエル

これを役割分担と考えることもできるけど、

 

ここでは、分けて考えるのではなく、つなげて広げて考えることにします。

 

たとえば、それぞれの「脳みそ」と「脳みそ」がリンクしあって、大きなシンクタンクをつくる感じです。

 

自分の脳みそと人の脳みそを
つなげていくねん。computer_jinkou_chinou

方法の幅が広がるから

 

また、協力しあえると、困難を克服する方法の幅が広がるからです。

 

いろいろな得意な分野をもつ人が集まるので、

 

いろいろな分野からのアプローチを考えることができ、アプローチの幅もぐっと広がるのです。

 

ふくカエル

いろいろな知恵が集まるからやねん。

ふくネコ

文殊の知恵になるねん。

得意な分野に専念できるから

 

さらに、協力しあい、チームワークを駆使することで、自分の得意な分野に専念できるからです。

 

これは、大きな効果を発揮します。

 

ふくネコ

比較すると、よく分かるねん。

 

一人で、困難を克服する場合では

 

自分の得意、不得意など関係なく、全ての問題に取りかからなければならなくなります。

 

でもです。

 

チームが一丸となって、取り組む場合は

 

自分の不得意な分野は、その分野を得意とする別の仲間に任せることができるのです。

 

なれない不得意な分野で、時間を浪費するというムダを省けるので、非常に効果的なのです。

ふくカエル

適材適所やねん。

じゃあ、どうすればいいのかな?

メンバーを探す

 

まず、協力してくれる仲間を探します。

志しが同じ人を探す

 

大事なことは、志しを同じくする人を探すことです。

 

たとえば、

  • 仕事は、楽しめるものだと考えている人
  • 困難こそ喜びをもたらすものだと考えている人
  • 簡単で楽よりも困難を選ぶ人
  • 自分から進んで自由に働く人
  • 自分の知識や経験を駆使し、そこから学ぼうとする人

といった人を探します。

 

ふくカエル

同じ方向を見てる人を探すことが大事やねん。

ふくネコ

これは、とっても大事なことやねん。

相性のいい人を探す

 

次に、出来るだけ相性がいい人を探します。

 

どんなに志しが同じであっても、相性が悪ければ、難題に直面したときに、お互いに反発して亀裂を生むこともあるからです。

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なので、困難に直面しても、人間関係で悩むことがないように、できるのなら相性のいい人を探すようにします。

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互いの立場を尊重する

 

そして、チームワークを発揮するために、お互いの存在や立場を尊重することです。

ふくカエル

相手を大切にすることが大事やねん。

ふくネコ

そうすると、良質な協力体制がつくれるねん。

 

複数の人間が協力しあい、チームとして動くと、どうしても意見の衝突が出てくるからです。

 

そんなときは、相手の立場や存在を尊重することが大切になってきます。

そうすると、どうなるのかな?

仕事が楽しくなる

 

他の人と協力して仕事をやり遂げることで、

 

今までつまらなかった仕事が、楽しいものになります。

 

一人の力でやりとげるよりも、

 

協力しあってやりとげるたほうが、大きな成果が生まれるからです。

 

チームワークを発揮し、がしがしと困難を克服するのを目の当たりにすると、余計に楽しくなります。

 

その他にも

  • 人と協力しあうことで、連帯感が生まれること
  • いろいろな能力の人と交流することで、知的好奇心が刺激されること

もあります。

自信が生まれる

 

次に、仕事に対する自信も生まれてきます。

 

一人の力でやりとげるよりも、

 

協力しあってやりとげるほうが失敗することがなくなるからです。

 

さらに、自分の不得意な分野をカバーしてくれる仲間がいるので、失敗を恐れずに挑戦することができます。

より大きな仕事にも挑戦できる

 

また、大きな仕事にも挑戦できるようになれます。

 

一人の力では、物理的に無理だった仕事でも、

 

協力しあえる仲間がいることで、マンパワーが増え、物理的にも可能になるからです。

ふくカエル

一人では無理だった仕事量でも、複数いれば、出来るねん。

ふくネコ

大きなプロジェクトも大丈夫になるねん。

大きな充足感を得らえる

 

さらに、大きな充足感が得られます。

 

協力しあうことで生まれる連帯感は、さらに計り知れない充足感を生みます。

 

このときに味わう喜びは、分かち合えば合うほど、どんどん増えていく喜びになります。

ラグビーワールドカップ(2019)で、

 

日本代表が勝ち進んでいく度に、

 

日本中が湧き上がり、興奮したあの「喜び」に近いものがあります。

 

みんなで分かち合うと、よけいに大きくなる喜びがあるのです。

最高の友人になれる

 

そして、仕事の上で協力しあう仲間が、自分の人生の上でも「最高の友人」になります。

 

いくつもの困難を克服する度に、信頼関係も育まれ、どんどんお互いに貴重な存在になっていくのです。

まとめてみたkerokero

 

  • 困難な仕事をやり遂げるには、仲間を集い協力することです。
  • 弱点を補い、強みを高め合うことで、困難な仕事を克服することができます。
  • 協力することで、連帯感をともなった大きな喜びをえることができます。

いろいろな能力を持った人達が集まって、同じ方向を見て、協力しあえると、

 

ほんとに大きな力が生まれます。

 

このときのチームワークは大きな力を発揮します。

 

まるで、波と波がぶつかって大きな波になるみたいです。

下の動画のように「赤い波」と「青い波」がぶつかった瞬間に「大きくなった黒い波」になるのです。

 

Standing wave 2

【出典:WIKIMEDIA COMMONS】

挫けそうになった時は、助ける波になってくれます。

がんばろうぜ!enjin_peopleこれが、大きなパワーになるねんよ。

 

成功した時は、喜びを分かち合う波になるのです。

 

喜びは分かち合えば、減るどころか
増えるねんで。
kids_katawokumu

ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。