生活が単調にならないようにする方法とは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸せについて」
「No.164 かけ足でものごとを見ない 3」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
かけ足でものごとを見ない 3
生活が単調にならないようにするには、豊かでさまざまなものをじっくり見るだけでいい。
アラン先生「幸福論」より引用
どうも、生活が単調になる!
とても贅沢な悩みなのですが、どうも生活が単調になるです。
毎日毎日、
- 同じところで、同じことをする
- 同じ景色を見る
などを繰り返していると、どんどん新鮮味がなくなっているような気がするのです。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
生活って、単調になりがち。
毎日することが決まってくるからね。
仕方がないねん。
けどな、生活の単調さは
解消できるねんで!
ある癖をつけるだけで
劇的に変化するねん。
生活が単調にならない方法とは、これ!
これです!
豊かでさまざまなものを
じっくり見る癖を身につけること
生活が単調にならないようにするには、じっくりと見る癖をつけることです。
大胆なことを言うと、この癖をつけるだけでOKです。
ふくカエル
なぜ、じっくりと見る癖をつけると、いいのかな?
新しい発見に遭遇できるから
まず、じっくりと見ると、新しい発見に出会えるからです。
ふくネコ
大きな喜びに変わるから
次に、新しい発見に出会えたときの興奮は、自分の中で大きな喜びに変わっていくからです。
たとえば、
あんな通学路で
こんなことを見つけたったで!明日から楽しみやで!
とういう感じです。
- 隠れた角に駄菓子屋を見つける
- 見渡す景色が絶景なところを見つける
- かわいい猫が覗いている家を見つける
など、新しい発見に出会えると、
今まで単調な通学路だったのに、躍動感あふれる通学路になったりします。
いつまで眺めていられるから
また、いつまでも眺めていられるからです。
新しい発見に出会えると、実感できる大きな喜びが励みになるからです。
次はどんな発見に遭遇できるのか、期待と好奇心でワクワクして、いつまでも眺めることができます。
初めて見たことになるから
そして、新しい発見に出会えることは、ある意味において「始めた見たこと」になるからです。
そもそも、新しい発見とは、今まで知らなかったことを初めて見い出すことだからです。
自分にとって未知なるものを知ることは、大きな刺激になります。
- 単調だと思っている自分の生活の中にも、初めて見るものがまだまだあること
- いかに多くのものを自分が知らないこと
に気づきます。
じゃあ、どうすればいいのかな?
一歩ずつ移動しながら見る
まず、じっくりと見る癖をつけるには、
どんなことでも、一歩ずつ移動しながら見ることです。
自分の視点をいろいろ変えて、さまざまなものを見るように意識します。
ちなみに、アラン先生は、「滝を見る」ことを例にあげて説明しています。
「滝」というものは、離れたところから見るだけでは、どれも「上から大量の水が落ちてくる自然の創造物」としか見えません。
ふくカエル
でもです。
これが「滝」そのものに近寄って見ると、実にさまざまな様相を変えて見えてきます。
たとえば、岩場から岩場へと移動して見ると、「滝」が、自分の理解を超えたものとして映ってきます。
ふくネコ
ふくカエル
水しぶきのすごさを肌で感じる!
冷たいし、痛いし
びちょびちょになるでぇ。
迫力で圧倒される!
ふくカエル
水が美しい!空気が澄んでいる
なんと言っても、
山奥の水の美しさ、空気のうまさには
心惹かれるねん。
光の反射の美しさを感じる!
キラキラしてキレイでぇ
結構「虹」ができてるねんでぇ。
意外に風が強いことを感じる!
結構、水が落ちると
風が巻き起こるねんでぇ。
吸い込まれそうな迫力があるねん。
マイナスイオンとかたっぷりとか言われて、癒される効果もあるみたい。
音がすごいことを知る!
水の音が凄くて、
聞こえなくなるねんでぇ
など、「滝」のいろいろな表情が見えてきて、感動や喜びを感じるようになります。
周りの景色も壮大!
「滝」そのものも壮大やけど、
結構まわりの景色も
負けてへんことに気づくねん!
このように、「滝」はどんどん表情を変えるので、ずっと眺めていても飽きないのです。
四つの目を持つ
お勧めは、四つの目を持ってじっくりと見ることです。
この4つの目とは、NHK「テストの花道」で放送されたものです。
では、4つの目を紹介します。
1.魚の目になってみる
魚の目とは、目に見えない時間の流れや世の中の流行などを感じ取るように意識することです。
2.虫の目になってみる
虫の目とは、物事を直接見て、いろいろな情報を五感(目・耳・舌・鼻・皮膚)をフル活用して集めることです。
ふくカエル
3.鳥の目になってみる
鳥の目とは、さまざまな場所や状況まで視野を広げてみることです。
空高く飛ぶ鳥の視野になってみます。
目の前の問題を細部を見るのではなく、全体像を見ることです。
4.コウモリの目になってみる
コウモリの目とは、物事を反対から見たり、
普通の見方にとらわれずに想像を膨らませたり、
固定概念を崩して考えることです。
ものごとを逆さまにして見てみます。
本当に意外な視点に気がつきます。弱点が個性になったりするのです。
もとの位置に戻って見る
そして、最初にいた元の位置に戻って、再度同じものを見てみます。
ふくネコ
すると、移動しながら見た風景がドバっと回想できて、さらに感動します。
そうすると、どうなるのかな?
いろいろなことに気づく
まず、自分がいままで通り過ぎていたいろいろなことに気づくことができます。
今まで単調で退屈だった生活が、全然違うものに見えてきます。
- どんなものでも刻々と変化して同じものはない
- 自分が気づいていない楽しいことが沢山ある
を意識するだけで、単調なものが複雑なものに見えてきます。
感じている自分でさえも、昨日の自分でないことにも気づくと、ちょっと不思議な感じがするのです。
心が豊かになってくる
次に、いろいろなことに気づくことで、新しい発見に感動したり、刺激を受け、どんどん心が豊かになっていきます。
自分さえじっくりと見る癖をつければ、大きな喜びが尽きることがないことに気づくと、どんどん気持ちも上向きになるからです。
生活がイキイキしてくる
すると、どんどん生活にもイキイキと活気が溢れてきます。
新しい発見が毎回あると、どんどん活気が出てくるし、いろいろ新しいものを生み出す生活を大切にしよう、楽しもうと思えるようになります。
たとえば、生活する上で、
- 不具合なこと
- 不便なこと
- 不都合なこと
を見つけては、自分なりに改善、改良して、そのアイデアを情報として発信することです。
アイデアの情報をほかの人と共有できることで、大きな喜びを実感できる場合があります。
単調なものでも、いつまでも眺めていられる
じっくりと見る癖をつけると、単調なものでも、いつまでも眺めていられるようになります。
見慣れたところに新しいものを発見すると、奥深い良さを理解した感じがして、それだけでも感動します。
まとめてみたkerokero
- みんながよく見落としてしまう、幸せを見つける方法のその2は、中心を意識していろいろな角度から見ることです。
- 新しい発見があるので、いつも新鮮で飽きることがありません。
- これが幸せになり、幸せを見つける方法の極意です。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。