【自分自身】知っておくと助かる! 自分自身を大切にする方法。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分を粗末に扱う!
たまにです!
たまに!
知らず知らずのうちに、自分を粗末に扱っているときがないですか?
自分をまるで大根か何かのようにガリガリとすり減らしている状態のときです。
まあ、これは
「すり下ろす」やけどな…
たとえば、
不満や愚痴ばかりを
言っているときです。
ちっとも心穏やかになれず
余計に疲れてしまい
自分をすり減らしてます。
寝ても覚めても
悲しくて、悲しくて
仕方がないときです。寝不足、食欲不振
どんどん体調不良になり
自分をすり減らしてます。
やけくそになっているときです。
自分の身体を
どんどん痛めつけて
文字通り、すり減らしてます。
気づいたら、他人に
八つ当たりをしているときです。
どんどん、自分の信用をなくして
自分の成功の可能性を
すり減らしてます。
などです。
これらの状況に共通していることは、
冷静さを全く失っており、早く助けが欲しいと願っていることです。
こんなときは
どうすればいいのですか?
ふくカエル
これを知っておくと役立ちます!
これです!
自分自身のよき友人になる
まじめな話、ほどほどに自分を大切に思い、自分に優しくしなければならないのだ。
アラン「幸福論」より引用
こんなときは、
自分が、自分自身の「よき友人」となる!
ことを知っておくといいです。この知恵はとても役立ちます!
自分が、
一番の「よき友人」となるねん。
でも、なぜ、自分じゃないとダメなのかな?
誰よりも近くにいるから
まずは何と言っても、誰よりも間近にいるのは、自分だからです。
自分自身が一番しんどいときに、一番に手を差し伸べやすい人間は、親しい友人でも恋人ではありません、紛れもなく自分なのです。
ふくカエル
全てを知っているから
次に、自分自身の全て(甘いのも、酸っぱいのも)を一番よく知っているのは、自分だからです。
- 本当に痛いところ
- 本当にかゆいところ
- 本当にしんどいところ
を知っています。
一番よく理解しているから
なので、自分自身が本当はどのように思っているのか(接してほしいのか)を、一番よく理解しているのも、自分だからです。
「本心では、どのようにして欲しいのか?」を一番良く理解しているので、
自分自身を一番大切にすることができます。
素直になれるから
また、結局のところ、一番に素直になれるのは、自分だからです。
「他人の言葉」は響かない状態であっても、「自分の言葉」だけはすんなりと響くことがあります。
ふくカエル
ふくネコ
誰でもそうですが、しんどいときはとりわけ
自分の感情を逆なでる「他人の言葉」を素直に受け入れることはできません。
それが、どんなに良いアドバイスだったとしてもです。
余計にしんどくなるからね…
でもです。これを自分の中で「自分の言葉」に置き換えると不思議と受け入れることができるのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
親友のように接する
まじめな話、ほどほどに自分を大切に思い、自分に優しくしなければならないのだ。
親友のように自分自身に接します。
たとえば、
- 優しくなだめる
- 決して否定しない
- 違ったものの見方をさせる
ようにします。
1.優しくなだめる
まずは、自分をやさしくなだめます。
自分が一番
- 言って欲しいこと
- して欲しいこと
を自分自身にほどこします。
不満や愚痴を言っているときは、次のように自分自身に言って聞かせます。
不満や愚痴が、ついつい口に出るってことは、ホンマにつらい状況なんやね。
それやのに、
- 受け止めてくれる人
- ちゃんと理解してくれる人
- フォロー・協力してくれる人
が近くに全然おらへんのは、やっぱり異常やで…
ほんまに
えげつない状況やで!
最悪ちゃうん?
そやけど、
誰も助けてくれへんのに、よう頑張ってるわ…自分自身!
えらいで!
と自分自身を慰めます。
悲しくて仕方がないときは、次のように言って聞かせます。
ほんまに悲しいよな。
悲しくて当たり前や。
だって、あんな酷いことがあったんやもん。
思いっきり、泣いてもええんやで…
「自分の涙」ってのは、こんな時ののためにあるんやで…
と自分自身を労わります。
やけくそになっているときは、次のように寄り添います。
やけくそになりたいのかい?
ふて腐れたいかい?
もう、何にも考えたくないのかい?
ふくカエル
ちょっとストレスがたまり過ぎてるんやで…
しゃあないな!
今回だけやで…思いっきり食べたらええねん。
と自分自身にちょっぴり甘くします。
アカン!アカン!アカンで!
何をしようとしてるねん!
ここで、STOPやで!
八つ当たりしたら、アカン!
どないしたん?
他人に八つ当たりするやなんて、ほんまに「自分らしく」ないで。
なあ、なあ、
ここはちょっと一旦、
落ち着こう。
とにかくやで、
こんな、
むなくそ悪い場所から、
一刻も早く脱出することが大事やで…
この場合だけは、暴走しそうな自分自身を(?)としっかりと止めます。
2.決して、自分自身を否定しない
次に、どんなに嫌な自分自身を目の当たりにしても、決して自分自身を否定せずに、全てを受け入れます。
わっ、分かる、分かるで~~!
不満や愚痴のひとつも言いたくなる!
世の中ってのは、理不尽なこと、腹立つことばっかりやからな!
それにな、これは内緒の話やけどな…
我慢にも限界があるねん。
そやから、不満や愚痴で発散しないと、自分自身が壊れる場合もあるねん。
「自分自身が爆発する前の『緊急避難』として必要なんや!」と思えばええねん。
と自分自身を否定しないようにします。
安心したらええねん。
誰でも、悲しいときは、頭の中が悲しみばっかりになるねん。
「異常なんや…」とちゃうねんで、みんな同じや。
そやけど(自分で言うのもなんやけど…)、
ほんまに、よう耐えていると思うで。
ほんまに、よう頑張ってると思うで。
と悲しんでいる自分自身を否定しないようにします。
やけくそになるのも仕方がないわあ。
ふて腐れるのも仕方がない!
それだけ、ストレスが溜まっているねん。
そやけど、身体は大事にしなアカンで。
と自分自身を労わります。
ときには人間やから、
衝動にかられて感情的に突っ走ることもある…
逆にこのような感情がないほうが、おかしい。
だって、それだけ世の中は理不尽なことが多いから…
そやけどな、実際に、
1.行動を起こすか
2.行動を起こさないか
で、「人間の質」そのものが出てくるのも確かやねん。
そやから、八つ当たりだけは、絶対に止めといたほうがええで!
と、本当に自分自身をやんわり(?)と止めます。
3.違ったものの見方をさせる
そして、違ったものの見方をさせるように心がけます。
どうしても、一辺倒なものの見方をしてしまう自分に別の視点から見るように働きかけます。
たとえば、次のような言葉を投げかけます。
あのな、不満や愚痴って、
よく考えると「改善ポイント」になるねん。
それに、世の中には、同じようなことで悩んでる人が結構多いねんで。
自分の不満や愚痴は「他人の不満や愚痴」でもあるねん。
そやからな、
ここは、誰よりも先に「ユニークな改善方法」を発見して、世の中に発信するのがええで。
需要があると思うねん。
きっと、ものすごい発見になるし、みんな聞きたがると思うねん。
ごっつい貢献できるで…
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
と別の視点に立つように自分自身をうながします。
悲しみは、いずれ「人生の勲章」になって戻って来るねんで。
後から、誇らしく思える時が必ず来るねん。
そやから、早合点して、今から「人生を損した!」と思ったらアカンで。
それにやで、どうせ、後から笑うんやったら、
最初から、笑っておいたほうが、スマートやで!
ふさぎ込むよりも、いろいろと特することがあると思うねん。
そやから、一緒に笑うきっかけを探そう!
忘れたらアカンことは、ちゃんと悲しんだら、けじめをつけて悲しみを忘れること!
これが、一番賢い「やり方」やで。
ふくカエル
ふくネコ
と自分自身を笑うほうへと導きます。
やけくそになるのもええけどな。
やけくそは、後からどっと自己嫌悪が反作用として戻って来るねん。
後からどっと跳ね返ってきて、身体も心も余計にしんどくなる…
そないなるんやったら、
やけくそも、そこそこにしておくのがええで。
やけくそに投じるエネルギーは、もっと別に使うほうがええで。
と自分自身を別の方向へ進むように仕向けます。
八つ当たりしてしまったのなら、仕方がない…
こうなったら、
自分の品質が「上質」ではなく「粗悪」であるのを潔く認めるしかないで…。
八つ当たりを素直に認めて、
その場で相手に即座に謝罪して、
そして、その瞬間から自分の態度を修正するねん!
そやけどな…
実は、これらの一連の姿勢に「大きな意味」が隠されているねん。
「一番の勇気」を手に入れるができるねん。
- 自分の誤りを直ぐに認める
- 相手にすぐに謝罪する
- 直ぐに自分の誤りを修正する
これらの3つの姿勢を貫くには、とてつもない「勇気」がいるからやねん。
それにやで…!
この「勇気」を出すことができれば、
これからの先の自分の「人間の質」を高めることができるねん。
なぜかと言うと、いつでも、
- ちゃんと「正しいこと」を見分けることができる
- ちゃんと「正しいところ」に戻ることができる
からやねん。
そやから…
まずは、八つ当たりしたことを認めて、相手に素直に謝ろう!
ほんで、もう二度とアホなことはしないぞ!という改心しよう!
この「自分を修正する能力」がついたら、もうアホなことをせんでもすむで…
変なプライドで回り道をしなくてもすむねん…
それにな、
同じように八つ当たりしている他人に遭遇したら、
「こいつもアホなやっちゃ!」
と「慈愛の目」で見れるようにもなれるねんで…
ふくカエル
ふくネコ
これって、すごい成長やと思わへんか?
と、本当に自分自身を抱きしめてやります。
その他にです。
自分に違ったものの見方をさせるために、次のような言葉はどうでしょうか?
- 「この道」よりも、「別の道」のほうが自分に適しているかもしれへんよ?
- 「この方法」が、自分に最適とは必ずしも限らへんやん?
ここは、意固地にならずに、「他の方法」も試してみるのもどうやろうか? - 何が何でも「今」じゃなくてもええのとちゃう?
「別の機会」を待つこともできるやん? - 「悪い事」ばかりじゃなかったよ。
「良い事」もあったから、「終わりよければ、全てよし」だよ。 - 「意味のない失敗」をしたわけじゃないよ。
ちゃんと成長できたから、次につなげることができるやん?
これは、きっと「意味のある失敗」だったんだよ。
そうすると、どうなるのかな?
自暴自棄にならずにすむ
自分が、自分自身のよき友人となることで、自暴自棄にならずにすみます。
自分自身を好きになる
それどころか、嫌な自分を全部ひっくるめて自分自身を好きになります。
俯瞰(ふかん)する目を持てる
また、自分を「自分自身の友人」に見立てることで、自分を第三者的立場におくこの方法は、
同時に、自然と自分自身を俯瞰(ふかん)する目を持つことができるようになれます。
人生を大切にしてくれる助っ人になる
自分自身のよき友人となる発想が、自分自身を粗末にすることを防ぎ、自分の人生をもっと大切にしようと思えるようになります。
つまり、自分が、自分自身の人生を大切にしてくれる助っ人になるのです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 自分自身について」
「No.062 自分自身のよき友人となる」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分自身が落ち込んだときに知っていると助かることは、自分が自分自身の「よき友人」となることです。
- 自分が誰よりも近くにおり、自分自身の全てを知り尽くし一番よく理解しているからです。
- また、自分の声は他人の声よりも素直に自分の耳に入ってきます。
- 具体的には、友人のように自分自身をやさしくなだめ、決して自分自身を否定しないことです。そして、もっと違ったものの見方をさせるように促します。
- するとl自暴自棄を回避でき、自分自身を好きになります。また自分の俯瞰(ふかん)する目を養うことができます。
- なによりも、自分の人生を大切にする助っ人になります。
世の中には、自分の本当の気持ちとは裏腹に、自分自身を大切に出来ない人が増えてるような気がします。
- 不満や愚痴で自分の魅力を半減している人
- 悲しみでお肌がボロボロの人
- やけくそになって胃がボロボロの人
- 気づいたら人に八つ当たりをして評判を落としてる人
たしかにしゃ~あない面もあります。
人生はツラいことの方が多いからです。
そやけど、こんな状態を続けていると、自分を粗末にすることになると思います。
そやから、こんなときは自分が率先して自分自身のよき友人となって役立つのがベストです。
自分を第三者に見立てるこの方法は、自然と自分を俯瞰(ふかん)して見つめる目を養うことができます。
ほんまに役立つ方法やから、試してみてね。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。