【不安と感情】深い悲しみを癒したいときに、心がけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
深い悲しみは、ほんまにツライ…
深い悲しみに憑りつかれてしまったときほどツライことはないです。
例えるなら、真っ暗な箱に押し込められて、周囲の壁が自体がどんどん狭くなるような感じです。
めっさエグイねん。
さらに、自分の住む世界がギシギシと音を立ててどんどん崩れていきます。
そやから、めっさツライねん。
なので、すぐにでも癒したいものです。
そやけど、
どうしたらええのですか?
何を心がけたらええのですか?
これを心がけるといいねん!
これです!
心の平穏が訪れるのを待つ
深い悲しみはきまって、身体の不調な状態から生じる。
アラン「幸福論」より引用
ここは、
心の平穏が訪れることを
ひたすら待つ
ことを心がけます。
なぜ、ひたすら待つのかな?
苦悩は、必ず去るから
しかし本当の病気でないかぎり、苦悩は去る
なぜなら、深い悲しみや苦悩は必ず去るからです。
長くてつらい冬もじっと我慢していれば、必ず雪は解けて地面が現れて、花が咲きます。
暑くて死にそうな夏もじっと我慢していれば、必ず涼しい季節になります。
同じように、どんなに痛くてつらい悲しみでも、痛みが薄れてくる瞬間が訪れるのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
体の調子を整える
まずは、体の調子を整えます。
深い悲しみに囚われているときは、必ずと言っていいほど不健康な状態になっているからです。
むしろ不健康な状態だから、悲しみがどんどん深くなると言ってもいいかもしれません。
不健康な状態は生活のリズムを狂わせてストレスを大きくし、悲しみをさらに深くしてしまいます。
- 悲しみが、不健康な状態を引き起こす
- 不健康な状態が、悲しみを深くする
もはや、ニワトリが先か?卵が先か?の問題になりますが、
やはり、よくよく考えると
不健康だから、悲しみが深くなる
といった構図が背景にあるような気がします。
ふくカエル
さらにもっと言えば、不健康だから悲しみが深くなり、さらに不健康に拍車をかけるのだと思います。
負のトライアルでござる
たとえば、3つの点のチェックして、不健康な状態がどれ程度なのかを判断します。
- 食欲はあるか?
- 睡眠は足りているか?
- よく笑っているか?
とくに「3のよく笑っているか?」の項目は重要です。
自分の体の不健康な状態をチェックしたら、あとは徹底的にメンテナンスします。
- 食欲がないのなら、食べられるものを探してみる
- 寝れるように、寝具をかえるなど物理的なことに努力してみる
- 笑えるように、自分の好きなモノに積極的に接するようにしてみる
必要以上に過剰反応しない
次に、自分が感じている悲しみを必要以上に過剰反応しないことです。
ふくカエル
うわ~!どないしよう!
悲しい!悲しすぎる!
と過剰反応してしまうと、
悲しみをぶり返してしまうし、これまでに努力して改善していた精神状態も再びもとの悪い状態に戻ってしまいます。
さらに悪いことに、自分で悲しみを脱却するハードルを上げてしまうのです。
頭の隅で、ちょこっと感じるだけに止める
そこで、過剰反応しないように、
悲しみを感じそうになったら、頭の隅でちょこっと感じるだけにして深く追究しないようにします。
最初の「悲しみの衝撃」を上手くかわすことが大事です。
まともに食らうと
エライことになります。
なので、衝撃は感じなかったことにするのが重要な知恵です。
ほんまにこの最初の対応が
大事やねん。
これは力説しとく!
あとはひたすら待つ
あとは、自分の調子が良くなるのをひたすら待ちます。
ここで注意することは、
自分のスタートは、すでに深い悲しみを負った状態からのスタートであることを自覚することです。
もうすでに全身傷だらけの状態からの
スタート!
回復するまでには時間がかかるのは当然です。覚悟を決めて、焦らずに待ちます。
そうすると、どうなるのかな?
平穏が訪れる
体の不調を整えながらひたすら待てば、深い悲しみは去り、心に平穏が訪れます。
期待以上にいいことが訪れる
また、期待以上にいいことが訪れます。
これは深い悲しみを経験した者だけが味わえるものです。
まず、目の前に訪れた心の平穏がいかに貴重で大事なものなのかを実感できます。
次に、自分の心に負った深い悲しみを誇りに思えます。
深い悲しみを知った人ほど
人に優しくなれるもんね。
おねしょをした者しか理解できない
深い悲しみを理解できるのと
同じやね。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.008.心の平穏が訪れるのを待つ」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 深い悲しみは、体が不健康な状態から生じます。
- 深い悲しみに打ちひしがれているときは、体の調子を整えることの専念するのがいいです。
- そうすると、やがて平穏な時が訪れ、思っている以上に「いいこと」が起こります。
ウチ(訳:わたくし)も深い悲しみに囚われたことがあります。
実は3年ほど苦しみました。
食欲がなくなり相当なガリガリになりました。
体の不調が、さらに悲しみに拍車をかけたことは確かです。
深い悲しみから脱却するには、することはつぎの2つです。
- 体の調子を整えることに専念する
- 焦らずひたすら待つ
心の痛手には「時間のお薬」がとにかく効きます。
一番の特効薬やで!
平穏な心が戻ったときは、
悲しみだけしかない世界から感謝だらけの世界にシフトチェンジしていて、
周囲がパラダイスになってます。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。