名声を手に入れたいときに、注意すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
前回までのお話
【備える】
名声を上げたいねん!
どうにかして、自分の名声を上げたい!
でも、具体的にどうすれば名声を上げることができるのか分からないと悩んでいるあなたへ
でも、どうしたらええのか?
分らへんねん。
こんな知恵がありまっせ!
いかがでっか!
名誉ある評判のことをいいます。そして、ここでは次のように考えています。
良い評判の上にあるものが名声と解します。
いい知恵とは、これでっせ!
これです!
名声への道をバランス良く進む
才能の発揮と、望む地位を目指して前進することのバランスをとるのが賢明だ。
バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」より引用
バランス良く進むこと
です。
なんでもな、
バランスが肝心やねん。
ところで、バランスって、何?
才能と地位のバランス
ここで問題になるバンランスとは、自分の才能と地位のバランスのことです。
- 才能の発揮
- 自分が望む地位
自分が手にしたい名声と自分の実力を程度をしっかりと見つめてバランスをとります。
まあ、無茶な冒険はするな!
ということやねん。
なぜ、バランスが肝心なのかな?
実力があるだけではダメ
どんなに才能があっても、実力があっても、それだけでは名声(名誉)は手に入れることができないからです。
自分から積極的にアピールして発揮しないとダメなのです。
真摯な努力を見せないと人は納得して評価しないのです。
ふくカエル
同じような人はいっぱいるから
それにです。
世の中には、自分と同じような実力の人はいっぱいいるからです。
ふくネコ
ちゃんと努力しないとその他大勢の中に埋もれてしまいます。
なので、バランスよく自分が望む地位をアピールしないといけないのです。
一方で、ガツガツするとヒンシュクを買うから
一方で、自分の才能や実力がもうひとつなのに、ガツガツと身分不相応な地位を望むと、世間からヒンシュクを買うからです。
出世欲を全面に出し過ぎると、いやらしい人間だと評価されます。
あいつ、えげつないよな。
そないまでして
名声を上げたいかよ?露骨すぎるねん。
となるのです。
ふくカエル
世間からヒンシュクを買って評判を落とすと、名声(名誉ある評判)は水の泡になってしまいます。
ふくネコ
なので、いろいろな意味で自分の実力と望む地位との微妙なバランスをとる必要があるのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
まず、ズレてないかチェックする
まず、
- 自分の才能や実力を発揮する努力
- 自分が望む地位
とのバランスがとれているのかどうかをチェックします。
才能・実力〈 望む地位
修正する
あまりにもバランスを失するようであれば修正します。
世間を納得させる
才能や実力を発揮する機会がないのに、身の程知らずな地位を望んでいる場合には、世間を納得させることに専念します。
たとえば、機会を増やす
具体的には、才能を発揮する機会を増やすことに全力投球します。
ふくカエル
ほらな。
ぼくって結構役立つ人間やねん。
そやから、このポストが欲しいねん。
ええやろう?
才能や実力を磨く
- 誰からも文句を言われないようにするために
- 非難されないようにするために
日頃から最高のパフォーマンスができるように、才能を磨くことを怠らないようにしておきます。
ちなみに演出の仕方にも工夫するのがいいみたいです。
才能と演出も絶妙なバランスをとると
- 自分の小さな才能でも、きちんと目立つようにする
- 安っぽさや見栄を避けて、低俗にならないようにする
- 見せないほうがいいものは、うまく隠してみる
品格を保つ
また、自分の名を汚したり、ヒンシュクを買わないように品格を保ちます。
くれぐれも、出世欲にまみれているかのような誤解をされないようにします。
ふくカエル
品格を保ち、なるべく下品にならないように努めます。
才能・実力 〉望む地位
前進する
逆に、才能や実力を充分に発揮しているのであれば、
自分から積極的に望む地位を目指して前に突き進みます。
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
名声を着実に上げられる
- 才能を発揮する
- 自分が望む地位
のバランスをうまくとることで、名声を着実に上げることができます。
非難されることが少なくなる
また、バランスをうまくとることによって、世間からの非難を受けることが少なくなります。
逆に人望が増える
逆に、才能が認められることによって人望が増えます。
知恵のない人、知恵のある人の違い
知恵のない人
名声を上げることだけを考えて、才能を発揮することと自分が望む地位のバランスを考えません。
ヒンシュクばかりを買ってしまい、結果的に名声に自分で泥を塗ることになります。
知恵のある人
自分の才能を発揮することと自分が望む地位とのバランスをとるようにします。
世間から認められた上での名声を上げることができます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(バルタザール・グラシアン「賢人の知恵」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 成功について」
「No.213.名声への道をバランス良く進む」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな知恵」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 名声を手に入れる方法は、自分が才能を発揮することと自分が望む地位のバランスをうまくとることです。
- まず、世間を納得させることができる才能に磨きます。
- 次に、ヒンシュクを買わないように品格を保ちます。
世の中には、自分のことはさておいて、
他人の無能さばかりを非難して、名声を上げようとする人がいます。
自分の才能を発揮することは、他人の無能さを暴くことやと思っているようです。
これは、大きな間違いやと思います。
正々堂々と自分の才能を発揮してから、
望む地位(ポスト)に立候補するのが「ほんまの賢い人」やと思います。
ふくカエルでした。
なお、バル先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『賢人の知恵』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。