【自分自身】間違った思い込みを失くしたいときに、すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ほんまに困る!
本当に困ることといえば、間違った思い込みです。
たとえば…
- これが正しいに違いない!
(間違っているはずがないやん…) - これは本当に違いない!
(っつ~か、これのどこが嘘やねん!) - これは絶対に不可能や!
(むしろ、こんなのができる奴って、この世におるかい?) - こんな状態で立ち直れるはずがないやろ? 絶対に無理や!
(立ち直れた方がおかしいのとちゃうか? 立ち直れるくらいなら、最初から失敗せえへんやろう?)
なんて自信たっぷりに思い込んでいたことが、全部でたらめだったときほど、
本当に困ります…えっつ、みんな
間違っとったか~い!
ほんまに、どうしたら
こんな間違った思い込みを
失くせるのですか?
こうしたらええのです!
これです!
柔軟さを失わない 2
間違った思い込みはごく当然のことだと思う。人は自分にないものをきちんと判断することができないからである。
アラン「幸福論」より引用
このように、誰もが当たり前のように犯してしまう間違った思い込みを失くすには、
どんなときでも、柔軟さを発揮する!
ことです。
なぜ、柔軟さを発揮するといいのかな?
なんと言っても、視野を広げることができるから
まず、柔軟さを発揮できると、なんと言っても視野を広げることができるからです。
人は、その正誤に関わらず、思い込みが激しくなればなるほど、視野がどんどん狭くなるという傾向があります。
ふくカエル
柔軟さがあると、この狭くなる傾向を抑えることができます。
非常に大事なことに気づける
さらに、柔軟さを発揮できると、非常に大事なことにも気づけるからです。
間違った思い込みをする諸悪の根源に気づくことができます。
自分が
今まで思いもよらなかった原因に
気づけるねん!
ここでの非常に大事なことは、これ!
自分にないものは、判断できないこと!
人は自分にはないものをきちんと判断することができないからである。
ここでの非常に大事なこととは、具体的に言うと、
そもそも自分の中にないものは、誰もきちんと判断できない!
ということです。
別の言い方をすれば、自分自身が、
- 全く予測できていないもの
- 全く知らないもの
などは、どんなにまともな判断力を備えた人物であっても、きちんと判断することはできないのです。
もっと砕けて言うと、
自分にはそもそもないものを正しく判断しようとするから、傲慢さが出て、間違った思い込みをしてしまうのだと思います。
自分が予期できないから、
不意打ちを食らって(不意打ちといは、元来そういうものやけど…)、非常にうろたえるのです。はい。
油断しているときほど
びっくりするもの…
じゃあ、柔軟さを発揮するには、どうすればいいのかな?
1.自分の「無知な部分」を絶えず意識しておく
まず、柔軟さを発揮するには、自分には「無知な部分」があることを絶えず意識しておきます。
あらかじめ、自分の中にある「無知な部分」を意識しておけば、ちょっとした違和感(間違いの部分)に敏感に気づき、柔軟に対応することができます。
いや待てよ!
ひょっとしたら、
自分には「無知な部分」が
あるかもしれんぞ?
と絶えず意識できると、間違った思い込みに引きずられることが、かなり少なくなります。
2.やんわりとした「逆転の発想」をしてみる
次に、やんわりとした「逆転の発想」をしてみます。
自分の思い込みとは真逆の発想です。
たとえば、「自分は絶対にできない」と思い込んでいるときは、逆に「いや、ひょっとしたら、できるかもしれない?」と発想をしてみます。
3.そして、思い込みそのものを忘れる
そして、やんわりとした「逆転の発想」をしたついでに、自分の思い込みそのものを忘れるようにします。
自分が正しいと思い込んでいる(本当は間違っている可能性が高い)行動そのものや存在そのものを忘れてみます。
たとえば、こんな場合はこうする!
どうしても依存してしまう場合…
たとえば、どうしても依存してしまう場合です。
この場合には、次のように柔軟性を発揮して、「自分は依存体質である」という間違った思い込みを修正していきます。
- 自分自身を自覚する(無知を知る)
- 逆転の発想をしてみる
- 行為そのものを忘れる(軌道修正する)
ついつい深酒をしてしまう場合には、
わかっちゃいるけど
止められない…
「お酒なしでは生きていけない!」とどんなに思っていても、
いざとなれば、案外「お酒なしでも生きていける自分自身」に気づけます。
ついつい買いすぎてしまう場合には、
止められない…
「買い物なしでは生きていけない!」とどんなに思っていても、
いざとなれば、案外「買い物をしなくても平気な自分自身」に気づけます。
どうやっても喪失感から抜け出せない…
たとえば、どうやっても喪失感から抜け出せない場合です。
このような場合にも、次のように柔軟性を発揮して、「自分自身は喪失感から絶対に抜け出せない」という間違った思い込みを修正していきます。
- 自分自身を自覚する(無知を知る)
- 逆転の発想をしてみる
- 存在そのものを忘れる(軌道修正する)
失恋の痛手から抜け出せない!
喪失感がぬぐえない!
という場合には、
思い出すと、
えぐい喪失感が襲ってくるねん…
ふくカエル
ふくネコ
ここは、えい!
やああああああああ!
と断捨離をしてみるねん!
物の断捨離したら、
心の断捨離もできると思います!
ふくカエル
「あの人なしでは生きていけない!」とどんなに思っていても、
いざとなれば、案外「一人でも平気な自分自身」に気づけます。
なかなか抜け出せない喪失感 ペットロス
悲しくて悲しくて
立ち直れないねん…
ふくカエル
ふくネコ
酷なことですが、
ペットの存在そのもの(元恋人の存在も然り)を忘れることができれば、その瞬間から喪失感に苦しむこともなくなります。
喪失感に苛まれるのは、自分がペット(元恋人)を思い出すからなのです。
このことに気づくことが非常に
大事やと思います。
自分が喪失感で苦悩する回数は、紛れもなく自分がペット(元恋人)を思い出す回数そのものなのですから…
そうすると、どうなるのかな?
視野を広げることができる
まずは、柔軟さをうまく発揮できると、視野をさらに広げることができます。
広い視野が保てると、自分の間違った思い込みをチェックでき簡単に抜け出すことができます。
視野を広く保つことができれば、自分をとりまくものごとをあらゆる角度から見ることができ、きちんと判断できるようになります。
視野が広くなれば、
遠くまで見渡せるからまともな判断も
できるようになるねん。
ほしたら、間違った思い込みも
なくなるねん。
思いもよらないことに気づく
次に、柔軟さをうまく発揮し、間違った思い込みを修正できると、
- 自分が思いもよらないこと
- 見落としていた盲点
- 異様なことにムキになっている自分
などに気づくことができます。
うっぎゃ~~!
見落としてたわぁぁ~~!とビックリすることもある。
何にでも通用する(効用がある)
これと同じことが、悲しみにも、ギャンブルにも、なんにでもいえるのである。
さらに、柔軟さを発揮し、間違った思い込みを忘れることができると、このスキルは何でも通用する(効用がある)ことに気づけます。
余裕を持つことができる
そして、柔軟さを発揮し、間違った思い込みを忘れるスキルを身につけることができると、
何事に対しても余裕を持てるようになれます。
この余裕は、柔軟さの幅をさらに広げることができます。
間違った思い込みをして、ムキになりそうな自分にブレーキをかけるようになれます。
あらかじめ、ブレーキをかける心構え(余裕を持つ)ことは本当に大切やと思います。
それにです。
このような心構えがあれば、そもそもブレーキをかけるような事態になるのを避けることができるのがいいです(一石二鳥でござる)。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 自分自身について」
「No.054 柔軟さを失わない 2」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 間違った思い込みは、柔軟さを発揮することでなくすことができます。
- 柔軟さは視野を広げ、間違った思い込みをする原因に気づけます。
- そもそも自分にないものはきちんと判断できません。きちんと判断しようとするから間違った思い込みが生まれます。
- まずは、自分の「無知な部分」を絶えず意識します。次にやんわりとした「逆転の発想」をします。そして、自分の思い込みそのものを忘れるようにします。
- 柔軟さを発揮して思い込みそのものを忘れるようにすれば、依存心や喪失感からのえげつない苦しみを一切なくすことができます。
「柔軟な考え方」ができないと
自分の間違いを指摘されたときに「あっ!間違っとったわ! ごめん!」
と素直に正すことができません。柔軟性と素直さは連動します。
「柔軟な考え方」をすることは
ほんまに難しいですが、「意固地な自分」をなくす方法としては、
ピカイチだと思うねん。🐸
— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) December 18, 2019
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。