【人生について】チャンスを活かそうと思ったら、気をつけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
できるなら、チャンスを活かしたい!
生きていると、たまに…
なんや…
目の前にやな…
チャンスらしきものが
あるんやわ!
といった
「棚からぼた餅」
的なことが起きます。
気づいたからには、
できることなら
このチャンスを活かしたい!
です(そう、でっしゃろ?)
そこでです!
このような「貴重なチャンス」に巡り合ったときに、チャンスを活かすために耳寄りな情報をお知らせしたいと思います。
耳寄りな情報とは、これ!
これです!
過去をあてにしない
過去をあてにするには、過去に文句をつけるのと同じだ。
アラン先生「幸福論」より引用
このような「貴重な人生のチャンス」を活かそうと思ったら、
自分の過去をあてにしない!
ことです。
ちなみに、ここで言う「過去」とは、自分が過去に学んだ(習得した)知識・能力・スキルのことです。
もっと砕けて言うと、
自分が過去に学んだことだけで「いける!」と調子をこかない!
ことです。
たとえば、こんな感じです。
まっあな!
ウチは、学生のときに
ちゃんと勉強したからな。
このチャンスはものにするで!
まかしとき!
なんてタカをくくって(図に乗って)なんの努力もせず突っ走る(あぐらをかく)とエライ目にあいます。
なぜ、自分の過去をあてにするとダメなのかな?
えらい目にあうから
自分の過去をあてにしていると、えらい目にあうからです。
ほんまにな…
調子こいて舐めとったら
とんでもない目にあうねんで
まず、慌てふためく
まず、慌てふためきます。
これは、自分が過去に学んだことがもはや時代遅れにすぎず、現実に通用しないことに気づくからです。
ふくカエル
ふくネコ
とくにですが…
このことは、「人生のチャンスを活かす」といった大事な場面で顕著になります。
えっ?
なんで、なんでや!
ぜんぜん使えへんやん?どっ、どないしたらええの?
おかあちゃん~!
となります。
本当に世の中は、自分が想像している以上に進歩してます。
学んだ頃は、最先端の知識や能力やスキルであっても、
時間が経過すれば、時代遅れになっていることはざらにあるのです。
古すぎて役に立たんねん…
ものすごく、後悔する
なので、ものすごく後悔することになります。
この後悔は、なまじっか専門的な知識や能力がある人の場合、えげつないくらい後を引きます。
というのは…
どのように自分の知識・能力・スキルをアップデートすれば、今回のチャンスを活かせた
ということが容易に推測できるからです。
自分の手が届く獲物(チャンス)を逃した時の気持ちは、ほんまに悔しいものです。
ちきしょう!
ちきしょう!こんなもん、知っとったら、
「お茶の子さいさい」
やったで…
さらに、怠け者の証拠になる
さらにです。
ふくカエル
このような自分の過去をあてにする態度自体が、怠け者の証拠になります。
自分が過去に学んだことだけで「いける!」と調子をこく態度が、「安易な考え方」や「傲慢な態度」が、
もうすでに、学ぶことを止めてしまっている
ことを如実に物語っているからです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、ちょっと小バカにされる
なので、この怠け者の態度が世間に知れ渡ると、周囲からちょっと小ばかにされます。
なんや、こんなもんも知らへんの?
あの人、口だけやん…
第一な、
知っていることも古臭いし。
全然、使い物にならへんやん…
(そんなん…僕でも出来るで…)
これって、今まで
ぜんぜん努力してへん証拠やん?
と蔑まれます。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
それほど素晴らしくないことを悟る
まず、自分の過去の知識や能力は、自分が思っているほど素晴らしいものではないことを悟ります。
ふくカエル
ふくネコ
疑うくせをつける
次に、過去の自分の知識や能力が、今現在でも通用するのかどうか疑うくせをつけます。
ふくカエル
ふくネコ
知識や能力もな、
「生もの」と同じで、
怠らずにブラッシュアップしんと
腐るらしいで…
後悔するより、この瞬間から勉強する
「ああ、もっと勉強しておけばよかった」。これは怠け者のいい訳である。だったら勉強すればいいのだから。
そして、チャンスを逃して「ちゃんと勉強しとけば…」と後悔するよりも、今この瞬間から勉強します。
ふくカエル
ふくネコ
この「瞬間の学び」が次のチャンスを確実に活かすことにつながるのだと思うと、居ても立っても居られなくなります。
それにです。勉強は誰にも迷惑がかかるわけでもないからいいです。
意気込みさえあればできる!
そうすると、どうなるのかな?
日々の学びの大事さに気づく
まず、自分の過去の知識や能力をあてにすることをやめると、日々の学びの大事さに気づきます。
その他のことにも気づく
次に、学びの大事さだけでなく
- 過去の知識や能力は、それだけで自分の人生のすべてに対応できるほど素晴らしいものでもない
- たとえ、知識や能力を忘れた(失った)からとて、取り戻せないほどひどいものでもない
ということにも気づきます。
宿命に気づく
さらに、人が「自分の人生」を有意義に生き切るために負わなければならない「宿命」に気づきます。
宿命とは、ずばりこれです!
人は、結局のところ、学び続けるしかない!
ということです。
ふくカエル
ふくネコ
不運な状況のほうが学びが多い
そして、幸運な状況よりも不運な状況にあるほうが学びが多い事にも気づきます。
切羽詰まったほうが、学びに一層身が入るからです。
真剣に学ぶから
チャンスをものにする方法に
気づくことが多いねん!
どんどん新しいことを学ぶことで、自分の知識・能力・スキルなどをさらに活かす方法にも気づけます。
ふくカエル
ふくネコ
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 人生について」
「No.70 過去をあてにしない」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 人生のチャンスを活かそうと思ったら、気をつけることは自分の過去を当てにしなようにすることです。
- なぜなら、自分の過去ばかりを当てにすると時代遅れの知識や能力などを目の当たりにして後悔するからです。また、今まで自己研鑽せずに怠けてきた事実も明るみに出ます。
- そうならないためには、自分の過去はそれほど素晴らしいものではないことを悟り、自分の知識や能力やスキルをアップするために学び始めることです。
- すると、学びの大切さに気づき、人は一生学び続けなければならない宿命に気づきます。
世の中には、
- 学歴を免罪符のように使う人
- 過去の不幸を現状の正当化に使う人
もいます。
どこどこの学校を出ました。
だから偉いでしょ!
こんなひどい目にあったらから、
今も荒れているのは
仕方ないねん!
ほっといて!
そんな人に出会ったら、
この人は、
「過去の自分」ばっかりあてにして、
「現在の自分」で勝負できない人や!
と思うのがいいです。
そして、そっと見守ってあげるのです。
でも、自分が「過去の自分」をあてにしそうになったら、ちょっと踏みとどまってね。
そして、自分の胸に手を当てて、次のようなことを考えてほしいのです。
- 「今の自分」で勝負できひんで、「過去の自分」で自慢して何になるねん?
- 「今の自分」を立て直さないで、「過去の嫌なこと」を理由にして何になるねん?
実は、この瞬間こそが「現在の自分」をちゃんと真正面から見れる「大事なチャンス」やと思います。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。