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つらいときに負けない方法とは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第3章 人生について」
「No.69 喜びを持って生きる」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
喜びを持って生きる
もしあなたが喜びを探して出歩くのなら、
そのときは、必ず喜びをたっぷり持っていくといいだろう。
アラン先生「幸福論」より引用
つらいこともある!
つらいとき負けそうになります。
こんなとき、あなたはどうして自分を立て直しますか?
必死に自分を奮い立たせようとしますよね。
でも、もっといい方法があるみたいなんです?
ふくカエル
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
つらいときは
スピノザの言葉に学ぶといいぞ。
寒い時に
寒さに負けないようにするには、
寒さを喜ぶことだ。
つまり、つらい時に、
つらさに負けないようにするには、
つらさを喜べばいいことになる。
これは非常にむずかしいことだ。
でも、一度でも経験をすると
「ああ、そうだな」と実感できるぞ。
1632年11月24日~1677年2月21日
オランダの哲学者です。
アラン先生よりさらに200年ほど前の先生です。
【出典】Wikipedia
つらさに負けない方法とは、これ!
負けない方法とはこれです。
喜びを持って生きる
つらい状況であっても、
どこかしらに喜びを見つけて、楽に生きるようにします。
なぜ、喜びを持つといいのかな?
まず、笑えるから
単純ですが、なんと言っても笑えるからです。
つらくて負けそうな状況でも、自分から「笑える力」を引き出せるのはすごいことです。
ふくカエル
なんでこんなにツイてへんの?
もう笑える!
ってのは、実はすごい事です。
次に、緊張が和らぐから
次に、緊張が和らぐからです。
喜びが笑いをもたらし、笑いが緊張をほぐします。
笑うと脱力できるからです。
実際に身体の力が抜けると、肩の力もぬけます。
緊張でこわばって、力んでしまって、空回りばかりの状態がほぐれるのです。
こんなわたしから
脱出できるねん。
ふくカエル
また、自分自身を客観視できる
また、自分自身を客観視できるからです。
自分を一段上から自分自身を観察できるようになります。
- 喜び
- 笑い
- 緊張がとけ、
- 苦痛が和らぐ
と、少し気持ちに余裕が出てきます。
この余裕が、自分を外側からまたは一段上から観察することができるのです。
すると、
あっ!自分って
今こんな風なんや!
と状況を冷静に判断することができます。
すると、前向きになれるから
すると、前向きになれるからです。
自分を外側からまたは一段上から観察することができると前向きな気持ちになれるからです。
つらいときは、どうしても
- もうダメだ
- やる気が起きない
- 逃げたい
といった「後ろ向きな思考」が出がちなのですが、
状況を後ろ向きな感情と切り離して、ただ冷静に客観的に考えることができると、
だんだんと「前向きな思考」がふつふつと湧いてくるのです。
- なんとかやれるんじゃないか?
- これも自分にとってプラス材料にできるかもしれんぞ?
- 逆に得したかも?
- これでチャンスをつかもう!
と俄然やる気が出てくるのです。
ふくネコ
たとえば、強い意志力
たとえば、「強い意志力」です。
喜びがもたらす前向きな気持ちは、
「やるぞ!」という「強い意志力」を自分から引き出してくれます。
この意志力が、
- 負けそうな気持ち
- あきらめようとする気持ち
- 逃げようとする気持ち
にストップをかけてくれるのです。
たとえば、柔軟な考え方を導く
たとえば、柔軟な考え方です。
喜びがもたらす前向きな気持ちは、柔軟な考え方を導きだします。
ふくカエル
柔軟な考え方は、柔軟な発想転換につながります。
「つらいけど楽しい」と発想転換できれば、つらい状況でも気分的に随分と楽になるのです。
ふくネコ
「少しでも楽しいと踏ん張れる」場面って、意外とたくさんあるものです。
最後までやり遂げたかどうかは、
この「少しの楽さ」と「少しの踏ん張り」をもたらす発想転換にあると思うのです。
ふくネコ
じゃあ、どうすればいいのかな?
自分に言い聞かせる
まずは、自分に言い聞かせることから始めます。
上手くいったから
嬉しいのではなく
嬉しい気持ちでいたから、
上手くいったんだ!
良い結果を引き出すために、ポジティブな気持ちをあえて先行させるのです。
「喜びの先取り」は決して損しないよ。
どうせ成功して喜ぶんだったら
喜びを先取りして
最初から喜んじゃうのもありだよ!成功するまで、
「歯を食いしばって努力する」のもいいけど、同じように努力するなら
最初から「喜んで努力する」のがいいです。「努力の質」も変わってくると思うねん。
— ふくカエル@にゃ~🐸 (@Fuku_78) December 27, 2019
「喜び名人」になる
次に、「喜び名人」になってみます。
どんなつらい状況でも
しんどいのか? つらいのか?
上等じゃんか!そんな状況でも
喜んでやろうじゃないか!
と喜んで思うようにします。
このような言動をワンクッション置くことで、
どんなつらい状況でも負けない「耐性」がつきます。
つらい状況になるとすぐに「へなちょこ」になることが多いです。
うお~!最悪じゃん!
といった状態になりがちなのです。
なので、ここはあえて逆に
いいね~ラッキーじゃん!
これはチャンスなんじゃね?
と逆転の発想を積極的に考えてみます。
それには、自分を客観的に見る
逆転の発想をするには、自分自身を外側からまたは一段上から客観的に観察します。
ふくカエル
すると、
- 視野も狭くなり
- 何でもマイナスに考えてしまいます。
- 克服する力もなくなり
- これといった解決策が出てこない
自分が見えてきます。
ふくカエル
見えてきたものを、次のように逆転の発想で考えてみます。
- 視野を広くする
- 何でもプラスに考える
- イヤイヤを喜びに変える
- 克服しようと前向きになる
- 進んで挑戦する
- ダメもとで解決策
「このつらい体験も将来の自分の糧になるから、今は喜んでやろう!」と考えてみます。
そして、いつも「喜びで満タン」にしておく
そして、いつも自分を「喜びで満タン」にしておきます。
日々の暮らしも喜びでいっぱいにするのです。
ふくカエル
なるべく喜ぶように心がけておくと、喜べる機会が多くなるからです。
喜べる機会が増えると、成功へのチャンスも増えます。
執着しない
最後に、つらい状況に執着しないことです。
「つらい状況はつらいものだ!」と思い込まないことも大事です。
たしかに、本当につらかったら逃げるのもありです。
でも、どこかしら「喜んでいる自分自身」がいるのなら、つらさを喜んで受け入れるのもありありなのです。
なぜなら、その「つらい状況」は自分の今の実力にあったものであり、必ず乗り越えられるものに違いないからです。
喜びを持って生きると、どうなるのかな?
つらい状況が違ったものに見てくる
まず、喜びを持って生きると、今までつらいだけの状況だったものが、だんだん違ったものに見えてきます。
自分を苦しめるだけのものだったのが、
- 自分を試す練習
- 未来のために必要なもの
- これも経験
といった考え方ができるようになります。
現実逃避せずにすむ
次に、喜びをもって生きていると、現実逃避せずにすみます。
自分のつらい状況を認めたくなくて、ついつい逃避してしまう姿勢が、
逆につらい状況をチャンスととらえて、現実に真剣に向き合う姿勢に変わってきます。
ふくカエル
実際にちょっと強くなっている
そして、実際にです。
ちょっと強くなっている自分がいます。
喜びを持って生きると、ちょっと勇気が出てくるからです。
つらい状況を自分をブラッシュアップする機会ととらえること自体が、
すごく勇気がいることですし、自分が強くなれるターニングポイント(人生の分岐点・転機)だからです。
まとめてみたkerokero
- 喜びを持って生きるとあらゆる困難を克服することができます。
- それには、まず「満足名人」になることです。
- それから、いつも自分を「喜びエネルギーで満タン」にしておくことです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。