困難な人生のメリットを考えてみる。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
困難だらけの暗黒時代!
自分の短い人生を振り返ってつくづく思うのですが…
ウチ(訳:わたくし)の「順風満帆な時代」は、あっという間に終わり
その後は、失敗・不運・災難といった「困難だらけの暗黒の時代」が、ずっと続いてるような気がしてたまりません。
ずっと荒波にもまれているような
感じです。
まるで、洗濯機の中で
グルグル回されている感じ…
そやけど、メリットがあるそうな!
そやけどです。
なにやら「幸福論」によりますと…
こんな困難ばかりの人生でも、どうやらメリットがあるそうです。
なっ、なんと!
このわたくし、
こんな人生でも
メリットがあることを知って
しまったのです!そやから、ぜひとも
お知らせしたいと思います!
メリットとは、これですねん!
これです!
困難な人生を生きる
人生が困難であるほど、人は苦難によく耐えて、もっと喜びを味わうことができる。
アラン「幸福論」より引用
- 大きな喜びを味わうことができる
- 不安がなくなる
- シンプルに生きることができる
- 他人の災難に共感できる
という4つのメリットです。
1.なぜ、大きな喜びを味わえるのかな?
反動が大きいから
なぜなら、困難にとことん耐え抜いた後に、困難から解放されたときの反動が大きいからです。
今までめっさ我慢しとったからな
解放されて、
めっちゃ嬉しいね~~ん!
たとえば、困難を乗り越えた先に感じる安心感は、はかりしれない心の平和(喜び)をもたらします。
ほんまに良かった。
一時はどうなるかと思ったで
死に物狂いで困難に挑んだ先に感じる達成感は、えげつないくらいの高揚感(喜び)をもたらします。
喜びの価値に気づくから
それにです。
困難な状況を経験すると、喜びの価値に気づくからです。
喜びがもたらす効果(人に希望や期待を気づかせる)に気づきます。
こんなに喜びって
ありがたいものなんや…今まで、バカにしとって
ごめんなさい…
2.なぜ、不安がなくなるのかな?
考え出す余裕がなくなるから
なぜなら、困難な状況に死に物狂いになるので、いろいろな不安を考え出す余裕がなくなるからです。
たとえば…
今な、「髪の毛が抜ける」ことだけで
頭がいっぱいやねん…
というときは、
ボーナスが下がる!
ことなんて
気にしてる余裕がないことも
あります。
たとえば…
今な、「財布を落とした」ことで
頭がいっぱいやねん…
というときは、
誰かが、
ぼくの悪口言ってた!
ことなんて
どうでもええねんとなります。
3.なぜ、シンプルに生きられるのかな?
必要なことしか考えないから
なぜなら、困難に必死になっているときは、当面は必要なことしか考えないからです。
困難な状況に多少ウンザリしているので、余計なことを考えたくない気持ちもあると思います。
うわ~!めんどくせえ!当面は、
今の自分ができることから
やっつけよう!
難しいことは後回しや!
- ムダなこと
- 余計なこと
- 複雑なこと
などを無意識に削ぎ落していくので、直面している問題が非常にシンプルになってきます。
4.なぜ、他人の災難に共感できるのかな?
想像できるから
なぜなら、人は困難を経験すると、他人の災難を少しでもリアルに想像できるからです。
たとえば、
- 焦燥感
- 不安感
- 絶望感
などです。
このような独特な感情は実際に経験した者でないとなかなか想像できないものです。
喉を掻きむしられ、
喉の奥がひりひりする
焦燥感
ふくカエル
心臓を絶えず
誰かに殴られているような
不安感
ふくネコ
思わず大声を出して
発狂したくなるような
絶望感
ふくカエル
じゃあ、困難なときは、
どのように過ごせばいいのかな?
目の前だけを見る
人生が困難な状況に追い込まれたら、目の前の直面している問題だけを見ます。
感情を切り捨てる
次に、自分の感情(後悔・悲しみ・怒り・恨み・嫉妬)などを切り捨てます。
このような感情に自分が飲み込まれないように注意します。
淡々と取り組む
目の前の問題だけを見て、淡々と取り組みます。
どんなに「小さな問題」でも嫌がらずに最後までやり遂げます。
小さな問題をひとつひとつ片づけていくと
どんどん問題自体が整理されて、
目の前の複雑に見えた問題の解決の糸口が見えてきます。
積み重ねていく
そして、結果や成果をどんどん積み上げていきます。
そうすると、どうなるのかな?
そう悪くないと思える
困難な人生のメリットを考えることで、「困難な人生も、そう悪くないなあ」と思えます。
ふくカエル
ふくネコ
困難な人生のメリットを改めて知ることで、いろいろな価値を発見できます。
この発見が、自分の人生に特別な価値を見い出すことにつながります。
自分の人生は最高や!
と思えるねん。
これって素敵なことやと
思わへん?
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 人生について」
「No.81 困難な人生を生きる」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 困難だらけの人生のメリットは、4つあります。
- 大きな喜びを味わえること。不安がなくなること。シンプルに生きることができること。そして他人の災難に共感できることです。
- このようなメリットに気づくと、自分の人生に特別な価値を見いだし、困難だらけの人生もそう悪くないと思えます。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。