自分の機嫌をコントロールする工夫は、これ!
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.181 上機嫌の種をまく 2」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
上機嫌の種をまく 2
ほほえでみる。行動を加減してみる。 ああだこうだと大声でわめいている怒りをちょっとだけしずめてみる。そうすれば、ことは簡単に解決するのだ。
アラン先生「幸福論」より引用
自分の機嫌をコントロールできる?
自分の機嫌をコントロールするのは、口で言うのは簡単ですが、やってみるとこれがむずかしいのです。
自分の不機嫌に振り回されている自分がいます。
上機嫌を維持できなくて、すぐに不機嫌になる自分自身がいます。
ほんまに出来るん?
ちょっと眉唾やわ!
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
自分の機嫌をコントロールして
いつでも上機嫌を維持するのは
ほんまに難しいねん。
けどな、ちょっと工夫してみると
意外にできるもんやねんで。
自分の機嫌をコントロールする工夫とは、これ!
これです!
自分が上機嫌になれる種をあちこちにまいておく
ここでの種とは、上機嫌になれる「きっかけ」や上機嫌に戻れる「きっかけ」のことです。
もっと別の言い方をすると「上機嫌だった自分の形跡」をあちこちに残しておきます。
ふくカエル
なぜ、上機嫌の種をまいておくといいのかな?
2つの作用があるから
- 自分に作用する場合
- 他の人に作用する場合
と2つの効果があるからです。
自分に作用する場合
あちこちに「自分が上機嫌になれる種」をまいておくと、
不機嫌になったとしても、すぐに機嫌を立て直すことができるからです。
同じ場所で「以前は上機嫌だった自分自身」の残像を思い出すことができると、
こんな不機嫌な自分は、
「本来の自分」とちゃうなあ~!とか、
ちょっとイメージとちゃうなあ!とか、思えるからです。
自分の不機嫌な行ないを振り返って、軌道修正できます。
うまく、自分の機嫌をコントロールすることができます。
他の人に作用する場合
また、上機嫌の種をまきまくると、自分の上機嫌な行ないが、他の人達の機嫌に作用していいます。
たとえば、
不機嫌な表情や振舞いは、相手の機嫌をとても損ねます。
なんでも、かんでも舌打ちされるとほんまに、
こっちまで気分が悪くなるよね。
逆に、上機嫌な表情や振舞いは、相手の機嫌をよくします。
ほい、ほい、
ほっ、ほっ、のほい!
こんなのやったら、
「おい!おい!どないした?」
って、こっちまで笑ってまうよね。
ふくネコ
いつも上機嫌でカッコイイ人には、ついつい憧れてしまうものです。
あの人、いつも「感じ」がいいよなあ!つい、憧れてまうやねえ。
確実に言えることは、上機嫌な人は「感じがいい人」と相手に映るのです。
ふくカエル
ふくネコ
じゃあ、上機嫌になるには、実際にどうすればいいのかな?
4つの工夫!
ここでは、次の4つの工夫をお知らせします。
- 微笑んでみる
- 行動を加減してみる
- 怒りをちょっとだけ鎮める
- 歯を食いしばらないようにする
1.微笑んでみる
極上の微笑みをする
まずは、上機嫌になるには、やさしく微笑んでみることです。
- 上品に微笑む
- かっこよく微笑む
- 賢く微笑む
- 可愛らしく微笑む
ふくカエル
このような「極上の微笑み」を振りまきながら、同時に「上機嫌の種」もまき散らしておきます。
ふくネコ
言わずもがなですが、同じ微笑みでも次のようなはご法度です。
- いやらしく微笑む
- 意地汚く微笑む
- 節操がなく微笑む
- よだれを出して微笑む
ふくカエル
間違っても、こんな微笑みの残像を
残したらアカンよ。というより、
こんな微笑み自体がアカンで。
なので、鏡で訓練しておく
なので、極上の微笑みをするために、日夜、鏡を見て、自分の微笑みを訓練しておきます。
この微笑みは有害か?
えへへへ。
2.行動を加減してみる
次に、自分の行動を加減してみます。
- 強引に自分の気持ちを押し付ける
- 相手の行動を制限したりする
ようなことを慎み、相手の気持ちを尊重します。
そして、妥協や譲歩を考えて、自分の行動を加減しながら、上機嫌の種をまいておきます。
絶対にやってはいけないことは、「力」で相手の気持ちを封じ込めることです。
ふくカエル
相手の気持ちを確認する
また、できるだけ相手の気持ちを確認するようにしておきます。
たとえば、同じ誘うにしても、
- ぼくと一緒にできるかな?
- 君と一緒にしたいんだけど?
- 君じゃないとうまくいかないんだ。手伝ってくれる?
というように一言を添えてみます。
相手を上機嫌にさせる
さりげなく相手の気持ちを尊重しながら、相手を上機嫌にさせます。
ふくネコ
断わられても上機嫌にさせる
たとえ、断わられても、相手を上機嫌にさせます。
深く追求せず、あっさりと気持ちよく引き下がります。
あっ、そうなんだ。
残念だけど仕方ないね。
そして、
いつか一緒にできるといいなあ。
また誘ってもいいかい?
ぐらいに押さえておきます。
ふくカエル
断わられても、お互いが上機嫌になるようにあらかじめセッティングしておくのがミソです。
3.怒りをちょっとだけ鎮める
そして、怒りをちょっとだけ鎮めるようにします。
怒りは、上機嫌を根本的に吹っ飛ばすからです。
大声でわめかない
大声でわめかないようにします。自分の怒りをオブラートに包むように努めます。
怒ってしまっても取り繕う
あれ、今、ぼく怒ってたよね?
ごめんね、疲れとってん。
とか、
びっくりしたあ?
今な、ぼく怒ってしまってん。
なんで怒ったのか
分析中やから気にせんといてね。
という感じで取り繕うようにします。
4.歯を食いしばらないようにする
逆に、歯を食いしばらないようにします。
人を自分の思い通りにしようとして、
- 人に強制する
- あくまでも自分の意志を貫き通す
といった行ないを慎みます。
このような強硬な態度は、相手を不機嫌にさせるだけでなく、
本来なら簡単に解決できるはずの人間関係上のトラブルなどの問題を、
非常に複雑で手に負えないものにしてしまいます。
自分の機嫌をコントロールできると、どうなるのかな?
人間関係のトラブルが減る
他の人の気持ちに一定の配慮をして、自分の上機嫌をコントロールできると、
人間関係上のトラブルが減ってきます。
たとえ起きたとしても、お互いが上機嫌であれば、
お互いに我を張ることもなく、お互いがスマートに妥協点を見つけて和解できます。
とても効果を実感できる
自分の機嫌をコントロールすることができると、あらゆることですごく効果があることを実感します。
そして自分の機嫌をコントロールし続ければ、この効果はさらに長持ちし、さらに大きくなることを実感できます。
まとめてみたkerokero
- 自分の機嫌をコントロールするには、あちこちに上機嫌の種をまいておくことです。
- 上機嫌の種は、自分が上機嫌だったときのことを想起させ、不機嫌を軌道修正してくれます。
- 上機嫌の種は、他人の機嫌にも作用し、機嫌をよくしてくれます。
- 具体的には、微笑んでみせる。行動を加減してみる。大声でわめかない。怒りをちょっとだけ鎮めてみるです。
- 上機嫌の種をまいておくと、人間関係上の問題は非常にシンプルになり解決します。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。