「上機嫌は賢い!」と思う理由について
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.182 上機嫌の種をまく 3」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
上機嫌の種をまく 3
こうして上機嫌の波動は、自分も含めたみんなの気分を軽やかにしながら、自分の周りに広がっていく。これには際限がない。
アラン先生「幸福論」より引用
「上機嫌」を維持するのって、むずい!
実はです。
いつも「上機嫌」でいることは、本当に難しいです。
ほんまにそうやねん。
なぜなら、日々の暮らしの出来事は機嫌が悪くなることの方が多いからです。
- 面倒くさい朝の支度
- やらなくちゃならない仕事
- 覚えなくちゃならない勉強
- たびたび誤解を招く人間関係
- 避けられない他人の不機嫌
など、数えだしたらキリがないです。
それでも「上機嫌」でいることは、相当努力しないとダメなのです。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
まあ、たしかに
「上機嫌」を保つことは難しいねん。
そやけどな、自分の「上機嫌」が
一体どれだけ効果があって
影響力を及ぼすかを知ったら、
ちょっとモチベが変わってくるで。
「上機嫌は賢い!」と思う理由はこれ!
これです!
「上機嫌」の及ぼす効果と影響力がすごいから!
です。
ふくカエル
ふくネコ
ちなみに、どんな効果と影響があるのかな?
周囲を軽やかにする効果
人の気持ちを軽やかにする
まず、「上機嫌」でいると、周囲の人たちの気分を軽やかにします。
「上機嫌」には、周囲の雰囲気を和ませる効果があるのです。
トラブルを回避できる
次に、「上機嫌」でいると、人間関係上で起こるトラブルを未然に回避することができます。
「上機嫌」で接することで相手も「上機嫌」になり、お互いに警戒心が解けるからです。
ギスギスとした関係から穏やかな関係になります。
ふくカエル
ふくネコ
敵が減る
そして、「上機嫌」でいると、敵が減ります。
たとえば、不愛想で不機嫌な人でも、屈託のない「上機嫌」な態度や振舞いで接すれば、徐々に打ち解け、笑顔を引き出すことができます。
ふくカエル
ふくネコ
例えて言うと、かわいい動物が、強面の人間でもとろけさすようなものです。
岩でも溶かす「上機嫌」
どんどん広がる影響力
どんどん広がる
さらに、この「上機嫌」の効果は、どんどん広がって周囲に影響していきます。
- 周囲の人たちの気分を軽やかする
- 周囲の雰囲気を和ませる
- どんどん周囲に広がる
- 人たちの機嫌にどんどん変化をもたらす
ふくカエル
ふくネコ
一粒の水が波紋をつくるとどんどん広がっていく感じです。
こんな感じなのね!
【出典:Wikipedia】
自分が思った以上にすごい
この「上機嫌」の影響力は、自分が思った以上にすごいです。
いつも「上機嫌」な態度や振舞いをしていると、人々の中に強い印象として残るからです。
自分の知名度(名前など)は、ぜんぜん周知されていなくとも、
「あっ、あの、いつも上機嫌の人ねえ!」
と、意外と覚えられていて、ビックリします。
以上のような効果や影響力を自分で実感すると、
さらに「上機嫌でいることは賢い!」と思えるようになります。
ちなみに、さらに効果と影響力を上げるには、どうすればいいのかな?
4つのポイントがある
さらに「上機嫌」の効果と影響力をアップデートするには、4つのポイントがあります。
- 明るい言葉を一言かける
- 心からの感謝の言葉を一言かける
- 少々のことで目くじらを立てない
- 始め方には、細心の注意を払う
です。
1.明るい言葉を一言かける
まずは、明るい言葉を一言かけるようにします。
たとえば、
- おはよう!こんにちは!
- 今日も素敵な日になりますように!
- 嬉しい!
- 楽しい!
- いい日だね!
- 今日もよろしくね。
- 優しいね
- よく気が利くね
- いいよ。いいよ。気にしなくていいよ。
- 君が悪いんじゃないよ。
- まあ、いいっか!
- できるよ!君ならできちゃうよ!
- 癒されたよ。ほっとしたよ。
自分が言われると素直になれるような言葉を一言かけるように心がけます。
ふくカエル
2.心からの感謝の言葉を一言かける
次に、心からの感謝の言葉を一言かけるようにします。
たとえば、「ありがとう」です。
たった5文字の「ありがとう」の言葉ですが、いくらでも自分の気持ちを含ませることができます。
ふくカエル
ふくネコ
なので、ぶっきらぼうに「ありがとう」と言うよりも、
ありがとうな、
えらい感謝したわ。と伝えるよりも、
ありったけの気持ちを搭載して「ありがとう」を言った方がのほうが、「ありがとう」の特性を活かせます。
ほんまに、ありがとうな。と伝えた方が、
相手に気持ちがちゃんと伝わるねん。
3.少々のことに目くじらをたてない
また、少々のことで目くじらをたてたり、とがめたりしないようにします。
ふくカエル
あら探しをしない
他人の些細やミスを見つけては、
- 得意になってとがめる
- 小言を言う
ような「人のあら探し」を慎みます。
これって、本人は得意げにやっているけど、
はたから見てると、ほんまに浅ましくて醜いねんでえ。
ふくネコ
大目にみる
なので、たとえ、他人のミスを見つけたとしても、
そのミスに「悪意」「不熱心さ」「怠惰さ」が感じられないのなら、大目にみるようにします。
たとえば、冷めた料理が運ばれてきてもです。
あほんだら~~!
店長よんでこい~~!
と下品に叫ぶよりも、
いいんだよ。
何かトラブルがあったんだね。
誰でもミスはするからいいよ。
でも、次の人には気をつけてね。
と、クールを装ってキザに決めてみましょう!
4.始め方には、細心の注意を払う
この「上機嫌」の絶大な効果と影響力ですが、始め方には細心の注意を払うようにします。
実は、始めが肝心やねん。
気持ちよく始める
なんと言っても、気持ちよく始めるようにします。
とくに一日の始まりである「朝」が大事です。
目覚めたときは、まずは自分に明るい言葉を一言かけて、自分を「上機嫌」にします。
- 今日も奇跡的に一日を迎えることができたね。
- 今日の一日を大切にしようね。
と、一日を気持ちよく始められるようにします。
自分が「上機嫌」にならないと効果や影響力を期待できないです。
朝起きた時から「不機嫌」だと、その日全体が「不機嫌」になり最悪になることが多いです。
実は、不機嫌から上機嫌は難しい!
それにです。
実は、「不機嫌」から「上機嫌」になるのは本当に難しいのです。
ふくカエル
ふくネコ
なので、わざわざ「不機嫌」から一日をスタートするのではなく、
「上機嫌」でスタートして、そのまま「上機嫌」を維持して一日を終えた方が楽にすごせます。
どんなに前日が最悪な日だったとしても、次の朝に起きた時からリセットして「上機嫌」な自分になるように心がけます。
そうすると、どうなるのかな?
自分の調子が変わってくる
まず、「上機嫌」でいることによって、自分の調子が変わってきます。
- 笑顔が増える
- 気分が軽やかになる
- 声が弾んでくる
- 気が滅入ったりすることが少なくなる
- 些末なことは気にならなくなる
など、いろいろな変化を実感できます。
周囲が劇的に変わってくる
次に、「上機嫌」でいることによって、自分の周囲の人達の雰囲気が劇的に変わってきます。
- 笑顔の人が増える
- 明るくて温かい人が増える
- 親しみを込めてくれる人が増える
- 声の調子が優しい人が増える
- 気分の軽やかな人が増える
- 助け合いが起きる
- 一緒にいると気持ちがよくなる
- 穏やかな空間が増える
- トラブルが少なくなる
いろいろ気づく!
また、その他にもいろいろなことに気づきます。
簡単でスマート
自分が「上機嫌」でいた方が、あらゆることに気をもむよりも、簡単でスマートであることに気づきます。
疲れない
さらに、「不機嫌」で疲れるよりも、「上機嫌」で疲れるほうが、疲労度が少ないことにも気づきます。
ふくカエル
ふくネコ
上機嫌でいようと思える
そして、以上のような様々な「上機嫌」がもたらす効果や影響力を実感できると、「上機嫌」でいようと思えます。
いつも上機嫌でいよう!もっと工夫と努力しよう!
と思えるねん。
いろいろなメリットに気がつくと、「上機嫌」でいたほうが賢いと思えるようになります。
自分の「上機嫌」に細心の注意を払って、なるべく「上機嫌」をくずさないように暮らそうと思えます。
ふくカエル
まとめてみたkerokero
- 「上機嫌」の効果と影響力を知ると「上機嫌でいたほうが賢い!」と思えます。
- 「上機嫌」は、周囲の人の気分を軽やかにし、その影響はどんどん周囲に広がっていきます。
- この効果をさらに大きくするには、明るい言葉や心からの感謝の言葉を一言かけることです。
- いろいろなメリットに気づくと「上機嫌」を維持しようと思えます。
あたしも、朝起きたら必ず「上機嫌」で「おはよう!」を実践してます。
家族といさかいがあった翌日でもです。
中には、苦労して半顔「苦虫を潰したような顔」しても、にっこりと「上機嫌」になる工夫をしてます。
朝一番の「上機嫌」の儀式(?)のようなものをすると、その日一日が「不機嫌」を引きずらなくてすむのです。
この「上機嫌」のメリットには助けられています。
どんなに内心では傷心でも、日頃の自分の「上機嫌」な振舞いによって、心開いてくれた人からの「優しい心遣い」に癒されるからです。
これは、いつも「不機嫌」な振舞いをしていたら、決して体験することができなかったことやと思います。
「情けは人の為ならず」と言いますが、「上機嫌」でいることも同じであると言えるような気がします。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。