言葉を厳選してみたよ 24
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「言葉を厳選してみたよ」
今回は、
今回は、アラン先生の「幸福論」の第5章の116~120について、
ふくカエルの独断と偏見で「これだ!」と思った「アラン先生の言葉」を選びました。
その言葉に対して、自分の考えをお伝えするというスタイルにしてみました。
ふくカエル
116.家族とは意志の力でつくり、守るもの
アラン先生の知恵とは?
家族とは意志の力でつくり、守るもの
【根拠はこれなの!】
家族というしくみは、司法のしくみに似ている。ひょんなことから生まれるのではなく、意志によってつくりだされ、守られるべきものなのである。
ほんまに、壊れやすいねん!
家族って、絶対に壊れへん!
絆は強いねん!
と思っている人がほとんどですが、
実は、家族ほど壊れやすいものはないのです。
ふくカエル
ふくネコ
家族がバラバラになって、好き勝手なことをしだすともうダメです。
あっという間に崩壊します。
それに、子どもの頃は気づかない!
それにです。
子どもの頃は、「家族が壊れやすいものだ!」ということに気づかないのです。
どれほど両親が
- 家庭内のゴタゴタ
- 一時的な衝動・感情
- いろいろな危険
などを阻止し、心血を注いで家族を守っていることに気づかないものです。
ふくネコ
なので、「家族は絶対に崩壊しないし、絆は強いものだ」と信じて、
純粋にそのまま大人になってしまう人が多いです。
だから、衝撃が大きいぞ!
このように勘違いして、育つので、
実際に自分が家庭を持ち、家族があまりにももろく壊れやすいことを実感すると、
衝撃が大きすぎて、ビックリするのです。
ふくカエル
大事なのは、意志とルール
家族を守るために、とにかく大事なのは、
- ひとりひとりが「強い意志の力」を持つこと
- 家族間の信頼関係が深まるような「ルール」をつくり、守ること
です。
家族を大切にしようと思う「気持ち」と「ルール」が大事になります。
ふくカエル
ほんま、家族間の気持ちと
ルールって、
大切にしなアカンねんで。
117.人とのつながりは奇蹟の場である
アラン先生の知恵とは?
人とのつながりは奇蹟の場である
【根拠はこれなの!】
人とのこうしたかかわりは、味見をしたり、だまって感受するだけのものではない。自らつくりだしていかなくてはならないのだ。
ほんまに奇跡やねん
人とつながることは、本当に奇跡なのです。
世界の人口が77億人(2019年度版)だとすると、
77億人の中のたった1人とつながることは、たいそうな奇跡です。
でも、それだけじゃないねん!
でもです!
人とのつながりが奇跡になるのは、このような確率の問題だけじゃないのです。
奇跡を起こしているものが、別にあります!
あるねんで!
それは、創意工夫や脚色!
それはです。
創意工夫!脚色!
です。
人は、自分と「その人」とのつながりをより一層有意義なものにしよう思ったときに、
あれやこれやと創意工夫をしたり、脚色をしたりするのです。
たとえば、大好きな子とデートするときがそうです。
出来る限りデートを盛り上げようとして、
必死にサプライズやプレゼントを考えたり、演出したりします。
すると、不思議に奇跡が起こるねん!
するとです。
このように苦心して、あれこれと創意工夫や脚色をしていると、ある日奇跡が起こるのです。
ふくカエル
たとえば、
- 一発逆転、大どんでん返しになる
- 誰からも見捨てられたのに、救世主が現れる
- 運命の人に出会う
- 涙の再会をする
- 焼けぼっくりに火がついちゃう
- あきらめていたものが戻って来る
- 小説よりも奇になる
などなど、人とのつながりが奇跡を呼んだり、奇跡を起こしたりするのです。
人とのつながりを大切にしたいと創意工夫や脚色していると、
ほんまに、奇跡が起こる
もんやねん!バカにしたらアカンで。
118.幸せな結婚生活を送る 1
アラン先生の知恵とは?
幸せな結婚生活を送る
【根拠はこれなの!】
ロマン・ロランが、そのみごとな著書の中で示唆している。
「幸せな結婚生活を送っている夫婦はめったになく、しかもそれにはもっともな原因がある」
愛だけじゃ、ダメらしいぞ!
どうやら愛だけじゃ、結婚生活は上手くいかないようです。
たしかにです。
あたしゃ、
目撃しちまったです。
こっちが照れるぐらいラブラブだったカップルが、
夫婦になった今では、不満タラタラなのです。
ほんま、腹立つねんよ。
あいつ、
なんにも手伝わへんねん。
ほんまに、結婚せえへんかったら
よかったわ~。
ってな感じです。
愛は、不確か!
どうしてこうなるかというと、愛ほど不確かなものはないからです。
どんなに最強の愛を誓いあった仲でも、
ちょっとした
- 心のほころび
- 心のもつれ
で、愛自体がボロボロに崩壊することが、普通にあるのです。
ふくカエル
なので、愛は変化するものだと認める!
なので、
ここは、愛は変化するものであることを潔く認めるのが賢いです。
さらに、
- 信頼感
- 安心感
を見直します。
そして、新しい関係を築く
そして、愛だけを頼りにするのではなく、
信頼や安心を頼りにして、新しい関係を築くことです。
夫婦になったら、
ドキドキするだけが
幸せやないねん!
穏やかな幸せもあるねんで!
と新しくスタートを切るのが、夫婦関係をより良くするものとして誠に賢い方法です。
と思うねん。知らんけど・・・。
知らんのか~~い。
119.幸せな結婚生活を送る 2
アラン先生の知恵とは?
夫婦のいがみあいは、ほかの人たちとかかわりあいを持つことで改善される。
【根拠はこれなの!】
まず、友人や身内とのつきあいのおかげで、夫婦の間にも同じような礼儀正しさが浸透する。(中略)
さらに、人づきにより男の関心は満たされて、自分だけの世界でぶらぶらしなくてすむ。
夫婦ゲンカ
結婚生活で絶対に起こるのが、夫婦ゲンカです。
一度もケンカしたことがない夫婦なんて、滅多にいません。
ふくカエル
今まで環境の違う家庭で育ってきた者同士が、同じ屋根の下で暮らせば、
日々の暮らしの中で些細な意見の衝突があるのが当然だからです。
些細な意見の衝突をケンカに発展させてしまうのが、人間の愚かさなのです。はい。
ちょっとしたことで、いがみあい、ののしりあいに発展します。
夫婦ゲンカをなくすには・・・!
唐突ですが、このような夫婦ゲンカをなくす方法があります。
それは、
とにかく、
人づきあいをすることです!
夫婦の間に、積極的に友人や身内など他の人を招き入れます。
ふくカエル
そして、無理やりにでも夫婦ゲンカができない環境にするのです。
誰がそばで見ているか分からん
状態にするねん。
ほしたら、
ケンカできひんねんで。
すると、ケンカがなくなるし、
礼儀正しくなるし、関心が満たされる
するとです!
まず、ケンカがなくなります。
次に、他の人との人づきあいをすることで、
夫婦間の環境が
ずいぶんと変わります。
たとえば、お互いに礼儀正しくなります。
人づきあいをすると、必然的に礼儀正しくする機会が増えるからです。
さらに、結婚生活のストレスから、家庭内から外に向けていた関心が満たされます。
人と交流することで、いろいろな知識や経験にふれ、世界が広がるからです。
120.戦争は退屈から生まれる
アラン先生の知恵とは?
戦争を起こすのは「退屈」である。
【根拠はこれなの!】
戦争にはおそらく賭けごとの要素がある。
戦争は分からない!
歴史を勉強すると、
なぜ、戦争がぼっ発したのか?
その原因を考えていくと、本当によく分からなくなってきます。
- まず、歴史自体が本当なのか
- 知らない事実があるのではないか
- 偶然なのか
- 必然なのか
- 周到な計画があったのか
- 罠だったのか
- アラン先生が言うように暇つぶしなのか
本当にむずかしくて混乱して、堂々めぐりになるのです。
なので、ここでは言及を避けて、「日々の暮らしの中に起る争い」に限定することとします。
ふくカエル
争いは退屈から生まれる
人との間の争いは、たしかに退屈から生まれます。
退屈している人ほど、次のような態度になります。
- 突っかかる
- 挑発的
- 反抗的
- 攻撃的
- ケンカ腰
- 敵意をむき出しにする
- マウントしてくる
なのですが、
逆に、自分のことで必死になっている人は、このような態度に及ばないです。
なぜなら、自分のことだけでカツカツで、他のことに手が回るような余裕がないからです。
ふくネコ
毎日ヘトヘトに疲れるので、人を挑発して争いに挑む気にならないです。
だから、人に激しい口調や態度で立てついたり、
くどくど反論することで、だらだらと時間を費やしている人は、
やっぱり、時間を持て余して、ちょっと退屈な時間を過ごしている人かもしれません。
言いたいことは、以上やねん!
退屈はアカンねん。
悪い子になるねんで。
まめてみたkerokero
- 「幸福論」第5章「人とのかかわりあいについて」から、テーマ116から120までをご紹介しました。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。