【不安と感情】あなたの心の悩みはこれで解決できるかも?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
心の悩みは厄介だ!
どんな人でも心の悩み(苦悩)はあります。
- 人生の課題
- 日々の生活
- 人間関係のいざこざ
- 性格の悩み
- 身体の悩み
など実にさまざまなものがあります。
心の悩み(苦悩)は、人知れず奥深いところでジトジトしてます。
ふくカエル
ふくネコ
なので、副反応がおこります。
たとえば、
- 激しく気分が落ち込む
- 急に悲しくなる
- イライラする
- つい衝動的になる
- 不安になってハラハラする
- 何もする気力がなくなる
- 惨めになる
など情緒不安定になるのです。人にことごとく八つ当たりしてしまいます。
心の悩み(苦悩)抱えると厄介です。
こんなとき
どうすればいいのですか?
こうしたらええのです!
これです!
感情や不安は、病気の一種にすぎない2
心の悩みを、腹痛と同じものだと考えよう。そうすればもう責めることもなく、がまんするだけである。
アラン「幸福論」より引用
腹痛と同じだと考えてみる!
ことです。
決してふざけてません。
むしろ大真面目でございます!むしろ、
めっさ賢い方法やと思います。
なぜ、腹痛と考えるのかな?
誰も責めることがなくなるから
心の悩み(苦悩)を腹痛だと考えると、もう誰も責めることがなくなるからです。
誰のせいでもない
全部自分の腹痛が悪いだけ
自分の心の悩み(苦悩)で、
まったく無関係な他人に八つ当たりすることほど惨めなものはないです。
ほんまに自己嫌悪に陥ります。
じっと我慢することで平静を保てるから
それにです。
じっと黙って腹痛が去るのをひたすら我慢する姿勢が、
そのまま平静を保つ状態をつくり上げることになるからです。
じっと黙って我慢してさえいれば、
それが、平静さを保てることになるねん。
ほんまに、これはすごい知恵やと思います。
平静さをつくり上げることが顕著に表れるのは、祈りのポーズです。
このポーズやねん。
ひたすら無言で祈るこのポーズは、逆上して大声で暴れることを自然と封印できています。
こんなことにならずにすむねん。
本人の意志とは別に態度によって平静さを保つことができるのです。
祈りは、心の悩み(苦悩)を逆上を抑えつける効果があります。
じゃあ、どうすればいいのかな?
腹痛をリアルに想像してみる
まずは、腹痛をリアルに想像してみます。
一度でも体験したことがある人なら分かると思うのですが、下痢というものは、
猛烈に痛いです。
ふくカエル
声すら出ませんし、ひたすらうずくまり耐えるしかできなくなります。
ひたすら我慢している状態をイメージする
次に、ひたすら腹痛を我慢している状態をイメージします。
腹痛の厄介なところは、たとえ原因が分かったとしても、痛みが治まるまではじっと我慢しなければならないことです。
腹痛の原因が「食あたり」だと分かっても何もならないのです。
「さっき、食べたアイスクリームか?」なんてどんなに原因を探っても腹痛は治らないです。
お腹にあるものを全部外に出すまでは、痛み・脂汗と戦わなければならないのです。
激痛と戦いながら「原因と腹痛」はまったく別ものだ」ということをひしひし感じるのです。
ふくカエル
ふくネコ
良識を働かせる
そして、ここで自分の良識を働かせます。
- まず、自分の心の悩み(苦悩)は腹痛(下痢)と同じである
- 次に、腹痛(下痢)は出すものを出せば、いずれは痛みが治まる
- 同じように、心の悩み(苦悩)もいずれは治る
- だから、痛みが去るのをひたすら黙って我慢するのが正解である
- さらに、この方法をとれば、心に平穏をつくり出すことができる
以上の5点を良識を働かせて実践します。
良識をうまく働かせることができると、心の悩み(苦悩)がいつまでも続かないことにも気づけます。
つらい状態に陥ると、どうしても人間はこの状態がずっと続くのではないか?と不安になります。
良識はこの思考をストップさせてるのです。
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
心の平静さをつくり出せる
まず、腹痛と同じようなものだと考えることで、平静な心をつくり出すことができます。
腹痛を我慢することで平静な態度をつくり出し、その平静な態度が平静な心をつくり出すのです。
平穏な心がつくり出せれば、衝動的な感情(自己嫌悪・自暴自棄)を抑えることができます。
ふくカエル
自尊感情が育ってくる
平静な心をつくり出せると、自尊感情が育ってきます。
自分を大切に慈しむ(いつくしむ)ようになります。
良識もサクサク働かせることができ、必要以上に自分を虐げなくてすむからです。
ふくネコ
後ろ向き思考がなくなる
自尊感情が育ってくると、後ろ向きな思考がなくなってきます。
自分の不幸を思い出して数えては、劣等感を感じ憂うつになることがなくなります。
正しい方法で立ち向かえる
平静な心をつくり出すことに成功できると、心の悩み(苦悩)を正しい方法で立ち向かうことができます。
ふくネコ
- 冷静になる
- 静かに前向きな解釈をする
- 静かに自分の幸福を考える
という態度がやはり正解やと思います。
たとえば、失恋の場合
たとえば、失恋という心の悩み(苦悩)の場合です。
そのまま心の悩みを放置していると
- 泣け叫びたくなる
- 自分がどんどん嫌になる
- 自暴自棄になる
- 追いすがってみっともない姿をさらしたくなる
- 逆恨みをしたくなる
などいろいろな悪の衝動に駆られます。
ほんまに苦しいです。
でもです。
ここでいっちょう腹痛と考えて、痛みが治まるのを我慢します。
痛みを我慢することで、泣き叫ぶのも醜い姿をさらすのも封印するのです。
心の中では、どんなに失恋の下痢に苦しんでいても、
はた目からみるとめっさ冷静に見えているはずです。
このときの態度が、後々自分にプラスになって帰ってきます。
どんなときでも冷静に対応できる人物は評価が高いです。
失恋という心の悩み(苦悩)を正しい方法で立ち向かい、自分の勲章や誇りとして考えられるようになれば、
もっと素敵な人が現れます。その人との出会いでこのときの心の悩み(苦悩)を活かすことができます。
たとえ、現時点でその人と縁がなかったとしても、将来どこで復縁するか分からないです。
ふくネコ
勝負は将来に持ち越されたと解釈すれば、気持ちも楽になれます。
だから、必要以上になげき悲しんだり、追いすがって醜い姿をさらすより、
ここは、これ以上自分の良さを台無しにせず、一旦にっこり笑って「さよなら」をして、将来の出会いにつなげるようにします。
ほな、さいなら~~!
あとは、ひたすら心の中で、
失恋の下痢の痛さに
耐えるねん。
それが絶対に賢い!
と思います。とても汚い想像やけど一番クールです。はい。
これが正解やと思うで!
それにです。猛烈に痛い状況では、どんなに「あのときの態度で嫌われたのか?」なんてムダに原因を追究しても役に立たないことも実感できると思います。はい。
失恋は、心の下痢やと思って耐える。
ひたすら腹痛が治まるのをじっと我慢するねん。
自分の腹痛やから、誰も責めることができひんし
じっと我慢するしかなくなるねん。でもね、痛みが治まるまでじっと黙って我慢していれば
はたから見たら、めっさクールに見えるし
自分の心も平静になるんよね。
🐸 pic.twitter.com/s0hv1XK3YG— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) January 5, 2021
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.010.感情や不安は、病気の一種にすぎない2」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 心の悩みは、苦痛を生むだけでなく、心の平穏をことごとく破壊してしまいます。
- 心の悩みを解決するには、「腹痛」をイメージするといいです。
- 苦痛は我慢すれば治まることを理解できます。
腹痛がイメージできない人は、蚊に刺されたときをイメージしてみるといいです。
蚊に刺されたときって、猛烈に痒いです。
蚊に刺されたことは誰も責めることができないです。
かゆみが治まるのをひたすら我慢するしかない状態は腹痛のそれと同じだからです。
それにです。猛烈に痒い状況では、どんなに「さっき外に出た時に刺されたか?」なんてムダに原因を追究しても役に立たないことも実感できると思います。はい。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。