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「幸福論」喜びは、行動と共にある。

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喜びは、行動と共にあるんだよ

ふくカエル

こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。

ご訪問いただきましてありがとうございます!

アラン先生の「幸福論」を勉強しています。

今回の勉強のテーマは、

「第4章 行動について」

「No.107 喜びは行動にともなって生まれる」

 

この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。

中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。

そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。

 

もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!musimegane_girl

という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。

「幸福論」について
その他のテーマはこちらです!

 

喜びは行動にともなって生まれる

ただし、「行動とは喜びを追い求めるものである」という思い込みは、よくある間違いである。なぜなら、喜びは行動にともなって生まれてくるものなのだから。

アラン先生「幸福論」より引用

楽しないねん!

あ~つまんない。
おもろない。yaruki_moetsuki_womanもう、楽しないねん!

 

と思うことないですか?

カエル風アラン先生の言葉

 

こんなときに、アラン先生がいてくれたら、

 

こんな風に言ってくれたかもしれない!

 

と、いろいろと想像してみました。

 

おもろないんやね?

そりゃ、大変やん。

退屈している君に

耳寄りな情報があるねん。

あのな、喜びは待っとっても

来へんねん。

じっと待っているうちに、

自分の感性も鈍くなって、

喜べるものも喜べなくなるねん。

 

だから、

行動しなあかんねんで。

 

自分が動いたら、

喜びって

ポコポコ生まれてくるもんやねん。

 

これさえ押さえとったら

人生は

退屈ではなくなるねん。

なぜ、行動しないとダメなのかな?

楽しみはいずれ飽きるから

 

実はです。

 

楽しみはいずれ飽きるからです。

 

もちろん、最初は楽しいのですが、

 

人は、すぐに刺激に慣れてしまい、飽きちゃうのです。

ふくカエル

ほんまに新鮮味がなくなると、

ふくネコ

すぐに慣れてくるねん。

人は、行動を選ぶから

 

それにです。

 

基本的に人は、楽しみよりも行動することを選ぶからです。

 

それも、正義という名の行動を選びます

ふくカエル

「スパイダーマン」が人気なのも、うなづける。

果てしない喜びがあるから

 

というのは、行動した先に果てしない喜びがあるからです。

 

どんな楽しさよりも格段に上等なものです。

 

これは、人びとから

  • 認められる
  • 称賛される
  • 名誉を与えられる

ことや

  • 自分の中に自尊心が芽生る
  • 自分の人生そのものが輝く

ことによって得られる喜びです。

 

この喜びを得ることによって、人生がずっと充実したものになります。

 

なので、人々は正義という名のもとに一生懸命に行動して、結果を残そうとします。

 

ふくカエル

純粋な名誉、栄光、名声って、

ふくネコ

やっぱり人を変えるねん

 

安っぽい自分本位の楽しみよりも、誰からも称賛を浴びる充実した喜びを求めるのです。

ふくカエル

だから、みんなスパイダーマンに憧れちゃうねん。

じゃあ、どうすればいいのかな?

自分のエゴを理解する

 

まずは、自分のエゴを理解します。

 

他人が不利益を受けることを考えずに、自分本位の楽しみだけを求めてしまう自分です。

長続きしないことも理解する

 

次に、このような自分本位の楽しみは、長続きしないことも理解することです。

 

ふくカエル

直ぐに飽きちゃう自分を認めます。

たとえば、

  • 自分本位の楽しみはそのうち空虚な楽しみになり、自分にとって何の意味もないものになること
  • どんなにお金があっても、時間があっても、すぐに飽きて暇を持て余すようになること

を自覚します。

ふくカエル

快楽は、すぐに飽きてしまうねん。

ふくネコ

最初だけやで、ほんまに面白いのは!

行動する

 

なので、自分にとって意味ある行動をするようにします。

 

規律正しい行動や万人から愛される行動を心がけます。

ふくカエル

愛する者たちを守るために行動するねん。

でも、注意する大事なことがある!

注意することは、これ!

 

でもです!

 

実は、行動するときに、注意することがあります。

行動とは、喜びを追い求めるものではない!

ということです。

 

今まで「喜びを得るために行動せよ!」とさんざ言ってきましたが、

 

これは正確に言うと正しくないのです。

正確に言えば!

 

正確に言うとです。

行動とは、喜びと共にあるものである!

のです。

喜びは、行動にともなって生まれてくるものなのです。

 

たしかに、行動した先に手にする喜びもあります。

ふくカエル

達成感とかです。

 

でもです。

厳密に言えば、この喜び以外にもあるのです。

 

それが、行動しながら「自然に発生する喜び」のことです。

 

【図解するとこんな感じです】

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行動すればするほど、ポコポコ自然と喜びが生まれてきます。

ふくネコ

行動するたびに、喜びのタマゴを産む感じやねん。

 

喜びは追い求めるものじゃなく、行動すれば自然と手に入るものなのです。

たとえば、愛

 

たとえば愛です。

 

誰かを愛することで、喜びは自然発生します。

ふくカエル

愛するだけで、どんどん喜びが湧いてくる感じ。

 

この人を大事にしよう!
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と思うだけで、幸せになるときが普通にあるのです。

 

そこには、

 

  • 喜びを求めるために、愛そうとしてる自分なんていません。
  • 愛することで、いつも喜びを感じている自分がいるのです。

 

本当に愛することに必死になると

  • 自分本位の快楽
  • 見返りを期待するエゴイストな偽物の愛
  • 一時的でその場かぎりの快楽

を求める気持ちなど起こらないのです。

そうすると、どうなるのかな?

エゴイストな快楽を求めなくなる

 

まず、エゴイストな快楽を求めることがなくなります。

 

エゴイストな快楽よりも上等な喜びを得る方法を知ってしまうからです。

 

行動すれば、喜びは自然と手に入ることに気づいちゃうからです。

 

ふくカエル

自分本位の快楽にうつつを抜かすことが、

ふくネコ

非常にしょぼく思えるねん。

 

そして、

正義という名の行動する度に

 

自分の存在を認めてもらえ

 

さらには、大きな喜びを手にすることができる

ことに気がつくと、他人が被る不利益を考えずに、自分の利益だけを求めて行動することを慎みます。

まとめてみたkerokero

 

  • 快楽にはいずれ飽きがきます。
  • 飽きない喜びを得るには行動することが大事です。
  • 行動するときに注意することがあります。それは喜びを追い求めるために行動しないことです。
  • 喜びは行動すれば、共に発生するものです。
  • 行動と共に発生する喜びを知ると、エゴイストな自分本位の快楽を求めなくなります。

 

エゴイストな人、自分本位な人からの愛情は、いつまでも自分勝手なものです。

 

いつまで自己満足を追求します。

  • 基本的に相手の感情を考えない
  • 何から何まで自分さえよければいい

 

その人の愛情は、愛情じゃなくて快楽です。

ふくカエル

ご都合愛情やねん。

 

どんなに愛情だと言い張っても、多分、本人が誤解しているだけだと思います。

 

この人はいつも「自分本位だな?」と思ったら、相当な覚悟を決めてつき合うべしです。

ふくカエル

実は、よくいるねんよ。

ふくネコ

自分の気持ちばっかり、押し付けてくる奴って。

 

だから、好きになる前に、相手のことをよ~く観察してね。

 

ポイントは、「こちらの気持ちもちゃんと想像してくれる人か?」どうかです。

ふくカエル

つまるところ、心の中に「スパイダーマン」がいるかどうかやねん。

ふくネコ

うひょひょひょ。

ふくネコ

最後まで、読んでくださってありがとうございます。

またのお越しをお待ちしております。

ふくカエルでした。

なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。