優柔不断は最悪だと思う理由 その1
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第4章 行動について」
「No.109 優柔不断は最悪である 1」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
優柔不断は最悪である 1
デカルトは言った。「優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものである」と。
アラン先生「幸福論」より引用
ううっ!決めれん!
誰でも、一度は経験することです。
ううっ! 決めれんのじゃ!
という状態です。
これを優柔不断な状態といいます。
いつまでも立っても決めれずに、モンモンと悩む状態です。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
優柔不断は
誰にでもあるねんけど、
本当に最悪な状態やねん。
ちっとも
前に進まへんからやねん。
さんざん迷ったわりには、
へとへとになったわりには、
何一つ手に入れてへんし、
一歩も踏み出してへんねん。
こんなんやったら、
迷わんと一歩踏み出したほうが
なんぼもマシやねんで。
みんなこれに気づいたほうが
ええねんで。
なぜ、最悪なのかな?
道徳に反するから
「優柔不断が最悪である」理由は、道徳に反しちゃうからです。
えっ? 道徳か?
と思ってしまう方もいるかもしれません。
でもそうなのです。
道徳とは、社会生活を営む上で、ひとりひとりが守るべき行動のルールのことです。
いつまでたっても決められないといったあやふやな態度は、このルール違反になるのです。
ピッピー!優柔不断は
イエローカードでっせ!
たとえば、迷惑行為
たとえば、迷惑行為になります。
なんと言っても、優柔不断は自分の決断に関わるすべての人たちの自由を奪うからです。
はよ、決めてくれ!
急いでいるねん。ってな感じになります。
ふくカエル
また、決断の保留は、周りの人たちの行動まで宙ぶらりんにしてしまいます。
こっちまで、
何もできひんやんか。
ふくネコ
自分も不安になるから
それにです。自分自身も不安になるからです。
どちらにも決められない中途半端な状態は、自分自身の不安を増長させ、追い込みます。
自分の優柔不断なのに、自分がもがき苦しむのです。
ふくカエル
人も不安にさせるから
さらに、この中途半端な状態は自分だけでなく、周囲の人達も不安にさせるからです。
これが最悪なのです。
不安は増長し、自分への評価として跳ね返ってきます。
あんな優柔不断な奴に仕事を任して、
大丈夫かよ?
って、信用も信頼もがた落ちになります。
いろいろな感情を引っぱり出すから
そして、人からいろいろな感情を引っぱり出します。
カッカしたり
あれほど、
「早く決めておいて」って言ったよね!
なんで決めとかへんの?
とダイレクトに怒られたりします。
嫌らしく焚きつけたり
はよ、決めてよ
決めてくれな、他の方へまわすで。
と間接的にすごい嫌味を言われます。
あおり立てたり
おら、おら、はよ決めてや!
おら、おら、ええんか!
と恐ろしくせっつかれたりします。
挑発したり
決められへんほど、
ポンコツなんか?
ポンコツは一生ポンコツやねん。
といじられたりするのです。
催促したり
ほんまお願いします。
困ってますねん。
と涙で訴えられて、逃げたくなります。
といった、ネガティブな行動に及ぶのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
内緒の方法があるよ!
実は、大声では言えないのですが、
小さい声では、こっそりと言える、
内緒の方法があります!
その方法とは、これ!
その方法とは、これです!
賭け事だと思ってみる!
優柔不断に陥ったら、思い切って「目の前にある選択は、賭け事だ!」と思ってみるのです!
賭け事だと思うと、人はどちらかに決めれるのです。
ここは、「えい!やー!」「なるようになれ!」と、とりあえず第一歩前に踏み出すのです。
なぜ、賭け事だと思うのかな?
明らかに、前に進むから
賭けだなんて、そんな無責任な!
バカにしてるのか?
って思っちゃったら、ゴメンなさい。
でも、優柔不断になってうだうだするより、
すぱーんと決めて、なにかしら行動したほうが明らかに前に進むのです。
一歩踏み出せば、視界も広がり次のやるべきことが見えてきます。
ふくカエル
そもそも賭け事が好きだから
それにです。
そもそも、人は賭け事が大好きだからです。
ちょっとしたワクワクやドキドキの刺激を味わえるからです。
ふくカエル
具体的には、どうするのかな?
意思決定のツールとして使ってみる
まずは、「賭けごと」を「自分の意志決定のツール」としてうまく利用してみます。
実は、優柔不断になって迷っているときは、
この「意思決定の力」が全く働かない状態になっています。
ふくカエル
なので、「意思決定の力」を働かすために「賭け事」を利用します。
よく考えると「賭けごと」をするときには、
最終的にはどちらかに決めなければならず、絶対に「意思決定の力」が必要になります。
これを逆手にとるのです。
目の前にある選択肢を「賭けごと」だと考えることによって、
自分から「意志決定の力」を引っぱり出します。
ふくネコ
無理やりでも、どちらかに決断した状態を作り出すのです。
そうすると、どうなるのかな?
嫌な感情が少なくなる
まず、優柔不断によって、イライラしたり、不安になったりする嫌な感情が少なくなります。
うつうつとした毎日からも、解放されます。
人間関係も良好になる
次に、人間関係が良好になります。
優柔不断によって、他人に迷惑をかけたり、イライラさせることが少なくなるからです。
ふくネコ
賭けごとについての考えが変わる
また、「賭けごと」についての考え方が変わります。
「賭けごと」を上手く利用すれば、優柔不断を打開できるツール(道具)になることに気がつくからです。
たしかに、どうしても「賭けごと」は、「依存性や中毒性」などの悪影響ばかりに注目が集まりがちです。
でも、優柔不断の解決のツール(道具)として使える面もあるのです。
「賭けごと」を上手く使って、悪しき優柔不断を解決できるのなら、こりゃ、使わない手はないです。
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 優柔不断は最悪です。
- 周りの人にも迷惑をかけますし、自分も嫌な感情を味わいます。
- ここは「賭けごと」だと思って「意思決定の力」を自分から引き出して、「えい!やー!」と決めてしまいましょう!
ちなみに、わたしも優柔不断に陥ったときは、直感に賭けてます。
ふくカエル
長年、直感にたよって生きているわたしなのですが、
経験から感じた注意する点をお知らせしときます。
なんだかねえ~~。
- 欲にかられていやらしくなる
- 損得勘定で決める
- 思い込みや、決めつけ、偏見、固定概念で決める
この3つが、少しでもちらっと頭にチラついたままで、直感にたよるとアカンみたいです。
以上、直感野郎ことふくカエルがお伝えしたい注意点でございます。はい。
ダメだったら、「自分の直感のせいだ」とあきらめがつくからです。
ダメだったときは、代わりにケーキをちょっくら多めに食べます。
ふくカエル
食べたら、すっきりして仕切り直しです。
実は、この方法が功を奏するために、普段はあまりケーキを食べないようにしてます。
ふくネコ
でも、とりわけ特別な
- ご褒美の時
- 厄払いの時
には食べちゃう。
それも3個ぐらい食べちゃうよ。
3個かよ!はい、そうやねん。うふ。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。