【不安と感情】自分の感情の良し悪しを決めている「正体」に気づく
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
感情の良し悪しを決める「正体」
感情にはいろいろなものがあります。
たとえば、
- 喜び
- 悲しみ
- 驚き
- 失望
- 怒り
- 嫌悪
- 恐怖
などです。
この感情ですが、うまく作用すれば「人生を豊かにする」ありがたいものになります。
でも、悪く作用してしまうと、「人生を苦悩の地獄にする」厄介なものになるのです。
そやからです。
できるかぎり感情を変に刺激して悪化させないようにしたいです。
というわけで!
ここで、感情の良し悪しを決めている「正体」について明かしたいと思います。
「正体」はこれやねん!
これです!
感情や不安は、病気の一種にすぎない3
しかし実は反対である。体内活動が感情をつのらせているのだ。
アラン「幸福論」より引用
体内活動
です。
たとえば、
- 血液や体液の活動
- 心臓や肺などの活動
- 内臓の活動
- 脳の活動
- 筋肉の活動
- 骨の活動
- 神経の活動
- ホルモンの活動
などなどです。
こうしたあらゆる体内活動が、最初に感情に刺激や影響を与えて、
そのときどきの感情の良し悪しを決定しているのです(らしいで…)。
感情の良し悪しを決めているのは、身体のこうした活動の良し悪しです。
- 寝不足が続いているから、ひどく悲しい気持ちになる
- 暴飲暴食ばかりしているから、イライラする
- 心臓が弱っているから、怖がりになっている
- 血液がドロドロしているから、怒りっぽくなる
のです。
実は、逆だと思い込んでいる!
勘違いしている
しかしです。たいがいの人は以上のことを逆だと勘違いしています。
つまりです。
本当は、
体内活動が、最初に感情の良し悪しに影響しているのに、
逆に、
感情が、最初に体内活動の良し悪しに影響していると思い込んでいます。
これって、ほんまは
逆やねん!
逆やねん!
逆や~~ねん!
だから、感情のせいにする
勘違いしているので、簡単に自分の健康状態が悪くなったのは、感情にせいにするのです。
本当は、自分の健康状態が、最初に感情を悪化させているプロセスをスルーしてしまうのです。
自分が病気になった結果だけをみて、感情のしわざだと決めつけています。
- クヨクヨするから、病気になった
- 悲しんでばかりだから、病気になった
- 落ち込んでいるばかりだから、病気になった
- イライラするから、病気になった
病気になったのも
すべて感情のせいだ!
と思い込んでしまうのです。
ふくカエル
ふくネコ
- 病気で調子が悪いから、クヨクヨする
- 病気で調子が悪いから、悲しむ
- 病気で調子が悪いから、ひどく落ち込む
- 病気で調子が悪いから、イライラばかりする
さらに言うと…
体内活動が感情をつのらせているのだ。
さらに言うとです。感情を刺激しますます悪化させているのはこうした体内活動なのです。はい。
どんどん悪化させるねん。
負のスパイラルやねん。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
体内活動を整える
まずは、感情に影響を及ぼす体内活動を整えてみます。
自分の感情を牛耳っているのは体内活動であることを自覚して、整えるように努めます。
自分の体調を知る
具体的には、自分の体調がどうなのかを知ります。
- 体温
- 血圧
- 心拍数
- 血液
- 排泄
- 体重
などの数値を把握します。
次に、日々の
- 内臓の調子
- 食欲
- 睡眠状態
- 頭脳の調子
などにも気をつけて体調管理をします。
体調管理を整えることを主眼におくと、
余計なこと(不安など)を考えないようになるので
感情も徐々に安定してきます。
鏡で全身を見る
また、鏡で自分の全身を見てチェックします。
ふくカエル
- 顔色が悪くないか?
- 姿勢が歪んでいないか?
- 肩や骨盤の位置は水平か?
- 身体の軸(体幹)が整っているか?
などを自分の状態をチェックします。
自分の全身を鏡に映して自分の目で確かめるこの方法は、
体調管理にもってこいだと思います。はい。
そうすると、どうなるのかな?
感情をコントロールできる
自分の日々の体調を把握して体内活動を整えることを心がけると、感情をもコントロールできます。
ふくカエル
ふくネコ
体調が良好なときは、余裕があって機嫌がいいことが多いです。
逆に疲れて体調が悪いときは、ナーバスになって機嫌が悪いことが多いです。
感情が悪化したときに対処できる
また、感情が悪化したときの対処もできます。
嫌な感情(不安や苛立ちなど)を頻繁に覚えるようになった場合には、
体内活動の低下だとすぐに気づいて、自分の身体をいたわるようにします。
感情をコントロールするには、体内活動の影響を意識して体内活動を整えることが先決だと思います。
ウチ(訳:わたくし)の場合は、
イライラするときは、たしかにホルモンのバランスもありますが、
たいがいは、寝不足からくる理解力の低下であることが多いです。
なので、積極的に睡眠をとるように心がけてます。
睡眠の質がよいと、嫌な出来事が起きても跳ねのけて、へたに動揺しないウチになれます。
ふくカエル
日々の生活が整う
そして、感情をコントロールするという目標意識を持って、
体調管理に努めるようになると、日々の生活も整うようになります。
自分の面倒臭い感情(不安や苛立ち)に囚われて、
自分の日常がどんどん腐っていくと、ほんまに、心底ウンザリするのです。
これを経験すると「もう二度とあんな状態になりたくない」という意識が働きます。
ふくカエル
この意識が、暴飲暴食、寝不足などの不摂生に歯止めがかけてくれます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.011.感情や不安は、病気の一種にすぎない3」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分の感情の良し悪しを決めている「正体」は体内活動です。
- 体内活動が、最初に感情に影響を及ぼし、感情の良し悪しを決定しています。
- このことをスルーして、大抵の人は感情のせいで病気になったと勘違いしています。
- 感情をコントロールするには、こうした体内活動の影響を意識して、体内活動を整えることです。
- そうすれば、感情が悪化したときの対処の仕方がわかります。
- あの人ムカつく
- なんだか嫌だ
- イライラする
- ちょっとしたことでも傷つく
- ひどくナーバスになっている
といった状況があるときは、自分の体調が悪いことが多いです。
体調が悪いことが影響を及ぼして、マイナス思考やネガティブ感情の引き金になってしまうのです。
体調がすこぶる調子がいいときは、このような思考や感情の引き金をひくことはないです。
どんどん調子が良くなってくるから…
嫌な人よりも、自分が夢中になっていることに目が向いているはずだからです。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。