【不安と感情】ネガティブな感情や不安に苦しんでいるときに、自覚して欲しいこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
う~~む。苦しい…
生きていれば、
心配や…
恐ろしい…苦しすぎる…
どうしたらええのや?
と、いつまでたってもネガティブな感情や不安から脱却できないときが出てきます。
今回はそんなときに、ぜひとも自覚して欲しいことをお知らせしたいと思います。
自覚して欲しいことはこれです!
これです!
感情と不安は、病気の一種にすぎない 4
したがって、医者からあらかじめ告げられて自分が病気だと知っている人は、心身ともに病気である。
アラン「幸福論」より引用
感情も不安も病気の一種にすぎない
ということです。
ハッキリ言います。ネガティブな感情も不安も病気なのです。
ふくカエル
心や脳みそも熱を出したり
咳をしたり
鼻水垂らしたりするわけやねん。
その他にこんな特徴があるよ!
他の病気やケガにすぐに結びつく
ネガティブな感情や不安という病気は、他の体の病気やケガにすぐに結びつく特徴があります。
どんなにちょっとした病気やケガであっても、
ひょっとしたら
大きな病気かもしれへん
このケガが悪化して
二度と元通りにならへんかもしれへん
と大げさに考えて気持ちを暗くします。
さらに悪化させる
ネガティブな感情や不安という病気は、体の病気やケガと結びつくだけではなく、
さらに症状をどんどん悪化させる特徴があります。
ふくカエル
ふくネコ
薬がない
そして、さらに厄介な特徴は、
このネガティブな感情や不安という病気を治す薬がどこにもないということです。
体の病気を治す薬はあっても、この感情や不安を治す薬がないのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
病気だと認める
まずは、ネガティブな感情や不安は病気だと認めることです。
- ネガティブ病
- 不安病
に感染したと思うねん。
特徴をちゃんと知る
次に、ネガティブな感情や不安という病気の特徴をきちんと知ります。
たとえば、
- 体の病気やケガと直ぐに結びつきたがる
- 体の病気やケガを悪化させたり、治りにくくさせる
- 特効薬がない
- こじらせるとなかなか治らない
ことです。
心してかかる
そして、ネガティブな感情や不安という病気を心してかかります。
舐めてかかると変にこじらせるので要注意です。
「幸福論」【不安と感情】病気を悪化させないようにする知恵とは?
1.本当の原因を見つける
なぜ、自分がネガティブな感情や不安を抱くのか?
本当の原因を理解することが大切です。
ここで見誤ると、下手なことをして逆効果になり、
ネガティブな感情や不安はどんどんひどくなります。
2.不安は飲み込まず、吐き出す
ネガティブな感情や不安を感じたら、無理して飲み込まないことです。
このような感情や不安は、有害以外のないものでないからです。
無理やり飲み込まず、そのつどそのつど吐き出すことが大事です。
3.感情に身をまかせない
怒りなどネガティブな感情に身をまかせてしまうと、問題がさらに悪化します。
さらに、身体の中から自然に出てくる反応(理性の働き)をことごとく邪魔します。
感情には身をまかせないことが大事です。
4.二つの側面を見る
どんなにひどい局面でも、必ず二つの側面(プラス・マイナスの面)があります。
ネガティブな感情や不安を感じたら、なるべくプラスの面だけを見るようにして、
不幸になる努力よりも幸せになる努力をします。
5.悲しみは心の問題ではなく、身体の問題である
悲しみなどのネガティブな感情に囚われてしまうと、
どうしても、
- 気を楽にすること
- 本当のことを理解すること
から目を背けて(やる気をなくして)拒絶してしまいます。
こんなときは、悲しみは心の問題ではなく身体の問題だと考えることです。
そして、身体のメンテナンスを心がけて、身体の不調を回復することだけを考えます。
6.大げさに考えない
ネガティブな感情や不安を感じたら大げさに考えないことです。
他の人達も同じように感じていることにいち早く気づき、ものごとをあるがままに見るように心がけます。
7.幸せをたくさんつくりだす
ネガティブな感情や不安を避けることはできないです。
ふくカエル
ふくネコ
このようなときは、自分の頭の中を幸せな考えで充満させて、ネガティブな感情や不安を考える余地を作らないようにします。
そうすれば、どんどんネガティブな感情や不安から目を反らすことができます。
それにです。幸せをつくり出すことは全くの自由です。誰に遠慮することなくつくり出したほうが賢いのです。
8.心の平静が訪れるのを待つ
たしかにです。深い悲しみが癒えるのは相当長い時間がかかります。
でもです。本当の体の病気でない限り、必ず癒えるときがきます。
だから、そのときまでじっと待つことが大事です。
9.感情や不安は、病気の一種にすぎない1
ただでさえ苦悩しているのに、さらにくどくど考えることは病気のひとつです。
病気だと意識して、今この瞬間からこれ以上あれこれ理屈や説明を考えることを我慢します。
そうすれば、苦々しい言葉が際限なく言うことがなくなります。
10.感情や不安は、病気の一種にすぎない2
ネガティブな感情や不安を感じたら、良識を働かせて心の平穏をつくり出すことです。
たとえば、ネガティブな感情や不安を食中毒と考えることです。
今感じている苦痛は下痢などの腹痛だと考えるのです。
そうすれば、誰も責めることなく、ただ黙って激痛が去ることを待つしかなくなくなります。
じっと黙って我慢することが、心の平穏をつくり出すことになります。
11.感情や不安は、病気の一種にすぎない3
ネガティブな感情や不安は、身体の不調が原因であることに早く気づくことが大切です。
そうすれば、身体の調子を整えることに意識が向きます。
12.感情や不安は、病気の一種にすぎない3
ネガティブな感情や不安は病気のひとつです。
ふくカエル
心が病気になったことに気づいて、適切な治療をするべきです。
ふくネコ
13.病気のまねごとではなく、健康のまねごとをする
病気のまねごとをすると本当に悪化してしまいます。
ここは健康のまねごとをするほうが賢いです。本当に回復するからです。
この他にも14~42までの方法が「幸福論」に網羅されています。気になる方はぜひともご覧くださるとうれしいです。はい。
そうすると、どうなるのかな?
病気だと認めることで、自分の意識が変わる
ネガティブな感情や不安は病気だと認めることで、自分の意識を変えることができます。
たとえば、ちゃんとした治療を心がける
たとえば、病気だと自覚することで、ちゃんとした治療を心がけるようになれます。
放置するようなバカな真似をしなくなります。
異変に敏感になる
そして、自分の異変に敏感になれます。
たとえば、
- 不安ばかり考えるようになる
- ネガティブなことばかり考える
- 生活に支障が出る
- 行動がおかしくなる
といった症状です。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.012.感情や不安は、病気の一種にすぎない4」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- ネガティブな感情や不安に苦しんでいるときに、自覚してほしいことは、このような感情は不安は病気のひとつであることです。
- そして、他の病気やケガなどにすぐに結びついて悪化させようとし、特効薬がない特徴があることにも自覚します。
- そうすると、自分の中で意識が変わり、放置するようなバカな真似はやめて、ちゃんとした治療を心がけるようになります。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。