悪態をつかれたら、すること。
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第5章 人とのかかわりあいついて」
「No.127 憎まれ口を笑いとばす」
憎まれ口を笑いとばす
ところが、ほとんどの人がこの感情の無意識的行為についてなんにも知らないから、なにもかも額面通りに受けとる。憎しみはそこから生まれる。しかしそれは、もとより存在しない「想像上の憎しみ」でしかないのだ。
アラン先生「幸福論」より引用
悪態をつかれる
悪態をつかれると、本当に腹立たしいものです。
悪態とは、悪口や憎まれ口をたたくことです。
憎たらしいことをワザと言われると、その場の雰囲気は悪くなるし、こちらも相当イライラします。
ふくカエル
こんな顔をして
お前って、ほんまにマヌケやな。挑発されると、
どの口が言っとるねん!
どついたろうか!と、ちょっぴり思っちゃう。うふ。
カエル風アラン先生の言葉
悪態つかれて困っているときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
ほんまにこまるよな。
悪口や憎まれ口は、
ほんまにイライラするねん。
でもな、人は悪態をつくもんやねん。
それも無意識につく。
だから、気にしたらあかんで。
振り回されたら損やで。
そんなときこそ
したほうがいいことがあるで。
悪態をつかれたときにすることとは、これ!
これです!
憎まれ口や悪口など悪態をつかれたときにすることとは、
ずばり、
笑い飛ばす!
ことです。
「腹筋がよじれる」ぐらいに笑い飛ばすのがよろしいかと思います。
何を言っとるねん。
お前の方こそ、あほちゃうか?
と、腹を抱えて笑っちゃってください。
なぜ、 笑い飛ばしたほうがいいのかな?
思いつきが多いから
実はです。
このような悪口や憎まれ口などの悪態のほとんどは、思いつきから生じることが多いからです。
憎たらしい言葉を吐きますが、その言葉は全くの思いつきにすぎず、全然意味がないのです。
イライラした瞬間に、
- 虫の居所が悪くてつい口走った言葉
- イライラした瞬間に出た言葉
- 八つ当たりしたときに出た言葉
- 衝動的に出た言葉
など、ふっと出た言葉などがそうです。
ふくカエル
本当ば別のことでイライラしているのに・・・・
言ってしまうのです。
笑い飛ばさないと、大惨事に発展するから
それにです。
悪態を笑い飛ばさないと、とんでもない大惨事に発展することが多いからです。
真(ま)に受けて応戦してしまうと、後悔してもしきれないことになります。
笑い飛ばさへんと
あとで後悔するで。
たとえば、夫婦ケンカ
たとえば、よくあるのが夫婦ケンカです。
ちょっとした言葉の行き違いから夫婦のケンカがぼっ発し、
さらに離婚騒動に発展するといった、非常に恐ろしいことになるのです。
こうなると後悔してもしきれません。
いちいち真に受けて、売り言葉に買い言葉になると、
こんなことをしていると、
いつ相手の逆鱗にふれるやもしれません。
何としても避けたいものです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
額面通りに受けとらない
まずは、相手がふと口にした言葉を額面通りに受けとらないことです。
憎しみが生まれることに気づく
次に、悪口や憎まれ口を真(ま)に受けると、必ず憎しみが生まれることに気づくことです。
ふくカエル
ふくネコ
いろいろと想像しない
また、いろいろ想像しないことです。
明らかに
- イライラしている
- 疲れている
- 不安になっている
など、いつもと違う状況にある相手の口から出た「衝動的な悪口や憎まれなどの悪態」は気にしないことです。
大人の対応をする
さらに、相手の悪態に対しては大人の対応をします。
目の前の状況を
- 相手の悪態は大人げない態度である
- 自分は責められることは何一つしてない
と理解して、
ほんまに子供やねんから。
やれやれ。
と、とりなすのです。
笑い飛ばす
一番いいのは、とにかく、相手の憎まれ口や悪口などの悪態を笑い飛ばすことです。
わはは!
また何か言っとる!
ほんまにあほちゃうか?
と笑い飛ばします。
これが一番賢いやり方です。
こうやって、思いつきの憎まれ口や悪口を笑い飛ばすようにしていると、
そのうち、悪意のある憎まれ口や悪口でさえも
余裕で笑いとばせるようになってきます。
とっとと忘れる
そして、とっとと忘れることです。
相手が憎まれ口や悪口などの悪態をつく真相がどこにあるのかなどは、一切追求しないことです。
お前さんに
言われたかないわ~!と、心の中でこっそりと
つぶやきましょう!
究極は、隠れる
ついでにもう一つ言うなら、
究極は、笑い飛ばしながら、速攻で隠れることです。
ふくカエル
これが一番いいと思うで!
物陰にこっそりと隠れて、これ以上憎まれ口や悪口などの悪態の火の粉を被らないように身を隠します。
ふくカエル
ふくネコ
ほんで、心の中でつぶやくねんで。
ほんまに
触らぬ神に祟りなしやで。
そうすると、どうなるのかな?
普通にあることに気づく
どんな人でも、思いつきで悪態をつくことが普通にあることに気づきます。
本人はまったくの無意識の状態で、憎まれ口や悪口を言ってる場合があります。
技(わざ)を習得できる
また、憎まれ口や悪口など悪態をつかれても、笑い飛ばせる技(わざ)を持つことができます。
この技(わざ)を習得することができると、憎しみを生み育てることを未然に防ぐことができます。
災いをくい止める
そして、災いを自分でくい止めることができます。
まとめてみたkerokero
- 人は、思いつきで悪態をつくことが普通にあります。
- 憎まれ口や悪口などの悪態は、額面通りに受け止めると憎しみを生むことになります。
- 悪態をつかれたら、笑い飛ばすことが一番です。
- そうすれば大惨事になって後悔してもしきれない事態を避けることができます。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。