想像上の幸せよりも、やっぱりリアルな幸せだよ。
こんにちは！ふくカエルです（Twitterアカウント：ふくカエル）。
ご訪問いただきましてありがとうございます！
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第６章 仕事について」
「No.１５０ 行動することで幸せを得る」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの？」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ～～～！
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
行動することで幸せを得る
幸せは影のように目の前から逃げていくとよく言われる。
アラン先生「幸福論」より引用
幸せを想像する
自分の幸せを想像しない人は、
いない
と思います。
ってか、
そんな人おらへんやろう？
と、思うのです。
誰もが、一度は、自分の幸せを想像したことがあるはずだ！と強く思えるからです。
たとえば、
- 片思いが、晴れて両想いになり、仲良くデートしている場面
- 資格試験に合格して、舞い上がっている自分
- 成功して、次のステップを歩んでいる場面
- 宝くじが当たって、左うちわになっている場面
などを想像しては、ワクワクしたり、やる気を起こしたり、奮闘してませんか？
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない！
と、いろいろと想像してみました。
でもなぁ、
想像しているだけやったら、
幸せつ～もんは、
ぴゅ～と飛んでしまうねんでぇ。
ほんで、
な～んにも残らへんねん。
実は、
幸せには、二種類あるねん。
逃げていくもの
確実に手に残るもの
この二つの違いを知っておくと
あとで「悔しい思い」を
せんですむねんで。
逃げていく幸せ、確実に残る幸せとは？
これだよ！
逃げていく幸せとは、想像するだけの幸せのことです。
「もしも〇〇だったら、こんなに幸せだろうなあ！」と想像する幸せです。
って、黙々と考えて、想像するやつ。
確実に手に残る幸せとは、行動することで手にする幸せのことです。
耕して、種まいて、肥料まいて、収穫するやつ。
なぜ、想像するだけだと、逃げていくのかな？
実際に、手に入れていないから
想像するだけの幸せは、実際に幸せを手に入れていないからです。
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、宝くじです。
宝くじを買ったときは、当選したときのことをあれこれ想像して、幸せになります。
当選したら、
あれもこれも、買ったるでぇ。
ふくカエル
でもです。
このような幸せは、現実に外れてしまった瞬間に、
あれほど必死に想像したにもかかわらず、あっという間に消えてしまうのです。
想像やめれば、消えてしまうから
それにです。
一旦、想像することをやめてしまうと、幸せもまた泡のようにさっと消えてしまうからです。
想像の幸せは、あくまで架空のものだからです。
ふくカエル
ふくネコ
なぜ、行動すると、手に残るのかな？
実際に、手に入れているから
一方で、実際に行動することで手にした幸せは、実際に手に入れているからです。
だから、手の中に残っているのです。
ふくカエル
たとえば、体験や経験です。
実際に行動することで体験したことや経験したことは、
どんなに時間がたっても、体験した事実や経験した事実は消えないし、記憶に残ります。
ふくカエル
ふくネコ
行動をやめたとしても、消えないから
さらにです。
たとえ、途中で行動をやめたとしても、それまでに手に入れた幸せは、決して消えないからです。
手に入れた幸せは、それ自体が事実として、自分の中にすでにあるものだからです。
たとえば、体験や経験から得たものです。
体験したり、経験したことで得られる
- 知識
- 能力
- スキル
- 自信
- 忍耐力
- 信用や信頼
などは、途中で止めたとしても、意識して大切にすれば、いつまでも残ります。
ふくカエル
じゃあ、手に残すには、具体的にどうすればいいのかな？
実際に行動してみる
まずは、実際に行動してみることです。
ふくカエル
ふくネコ
実際に食べてみて、どんなに美味しいのかを感じてみます。
リアルに感じてみる
次に、幸せをリアルに感じてみることです。
ふくカエル
それには、五感で感じてみる
リアルに感じるには、自分の五感で感じてみるのがお勧めです。
たとえば、
- 目で見る
- 耳で聞く
- 鼻で感じる
- 口で味わう
- 手や肌で触れてみる
五感で感じ取ります。
桜ってきれいやな～。
目で見て、幸せを感じたり、
この音楽好きやわ～。
耳で聞いて、幸せを感じたり、
このニオイはたこ焼きちゃうか？
匂いをかいで、幸せを感じたり、
やっぱり、
このケーキは美味すぎるで。
味わって、幸せを感じたり、
このモフモフ感がたまらん！
そのものに触れて、
幸せを感じたりするのです。
否定しないこと
そして、とても大事なことは、幸せを感じたらそれを否定しないことです。
どんな小さな幸せでも、否定せず、粗末にせずに感じます。
どんな小さなものでも
否定しないのがコツやねん。
そうすると、幸せは
どんどん残っていくもんやねんで。
そうすると、どうなるのかな？
想像以上ものを手に入れられる
まず、想像以上の幸せを手に入れられます。
実際に行動することで手にした幸せは、想像上の幸せを軽く超えからです。
たとえ、実際に体験してみたら、想像してたよりも「がっかり感」があったとしてもです。
この「がっかり感」が、ある意味（逆の意味）で想像を超えているからです。
想像とめっさ違っとった！
それは、それとして
逆に笑えるでぇ。
実際の味わい深さを知ることができる
次に、実際の「幸せの味わい深さ」を知ることができます。
これは、実際に行動した者でしか「味わえない幸せ」です。
自分の五感で感じた幸せは、それほど意外性に満ちているのです。
たとえば、山登りです。
山頂の空気は澄んでいて
本当に美味しいのだろなあ。
と、いくら想像しても、実際に登ってみれば、
- 山頂までの苦労
- 体感した空気
- 身体が切っていった風
- 森林や太陽のニオイ
など、実際に行動したからこそ感じる幸せは、山のようにあります。
山頂での深呼吸は
ほんまにうまいねん。
わたしが感じたのは「猫との生活」です。
実際に猫さんと生活してみると理解できたのですが、
想像したものよりも、実際に生活することで得られた幸せは全然違うのです。
猫が本当に慰めてくれたり、
寄り添ってくれたりすることを体験すると、
自分が想像してたものとは格段に違っていました。
想像は、想像を超えないことに気づく
また、想像は、想像の域を超えないことに気づきます。
どんなに、自分に想像力があったとしても、
自分が今まで「体験したことのない幸せ」は、絶対に想像できないのです。
ふくカエル
ふくネコ
幸せは、人それぞれに気づく
さらに、幸せというものは、人ぞれぞれであることに気づきます。
行動することで手にする幸せを知ると、
- 人が想像する幸せ
- 自分が手にした幸せ
は、誠に違うものであることに気づきます。
ふくネコ
たとえばです。
周囲の人にとっては、痛ましすぎて、決して幸せだとは想像できなくても、
当の本人にとっては、幸せであり、とても充実している場合です。
誰が何と言おうが、
あたしゃ、今の方が幸せやねん！
こんなにボロボロやけどな。
これからも、
- 想像する幸せ
- 実際に行動することで手にする幸せ
が、全然違うものであり、
実際に行動することで手にする幸せは、体験や経験した者でしか分からないものであることに気づけます。
想像よりも、行動しようと思える
なので、一度でも、この自分を充実させる幸せを手にすると、想像するよりも、実際に行動しようと思えます。
架空の幸せを想像するだけで、何も残せない時間を過ごすよりも、
実際に行動して、何かを残す時間を過ごすほうが、人生にとって有意義であることに気づきます。
ふくカエル
ふくネコ
まとめてみたkerokero
- 「想像上の幸せ」はふっと消えますが、行動で得た「リアルな幸せ」は消えません。
- 人生を充実させるのは「リアルな幸せ」です。
あたし、全然、幸せと違うねん。
と、ぼやく人は、
想像ばっかりして、実際に行動してないからもしれないです。
自分の幸せは、自分から勇気を出して一歩踏み出さないと、いつまでたっても得られません。
幸せは想像したら、来るもんじゃないです。
やっぱり、幸せは、自分で手に入れるもんです。
今日も、エラそうなことを言って
ごめんやでぇ～。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』（出版社：ディスカヴァー・トゥエンティワン）によりました。
