希望を持ちたい時に、すること
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第6章 仕事について」
「No.149 希望を抱く前に始める」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
希望を抱く前に始める
つまり、希望を抱く前に始めるべきであり、希望が出てくるのは進んだ段階に移ってはかどってから、ということなのだ。
アラン先生「幸福論」より引用
ほんまに、楽しいのか?
こんなこと経験したことないですか?
新しいこと(仕事)に挑戦する時に、
きっと、楽しいに違いない!
きっと、充実するに違いない!
と過剰に期待してしまったことです。
ふくカエル
ふくネコ
勉強がんばるねん。
友達、いっぱい作るねんなんて、
メラメラしとったよね!
でも、現実は、学校は、期待ほど面白くなくて、直ぐにつまらなくなりませんでしたか?
えっ? 宿題があるやん?
雨の日に学校行くの、いやや。
今日の給食、苦手やねん。って、なるねん。
で、終いには、他の誰かが同じように希望にメラメラ燃えているを見ると、
けっ!
そんなもん、
直ぐに消えてまうで。
と、斜に構えるようになってしまうのです。
カエル風アラン先生の言葉
こんな時に、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
そうやねんな。
めっさ、期待したわりには、
やってみると
ほんまに面白ないことって
よくあるねん。
まず、覚えなあかんこと
ぎょうさんあるし。
次に、
人から失敗指摘されるやろ?
ほんで、
「やっと失敗せずにできた!」
と思っても、
あとからダメ出しされたりするねん。
ほんまに恐ろしいぐらい
面白ないねん。
でもな、
ちょこっと発想を変えると
そうでもないと思えるねんで。
希望を持ちたい時に
したらええことがあるねん。
希望を持ちたい時に、することはこれ!
これです!
次のように、発想をちょっこと考えてみます。
あえて、希望がないときから、自分を信じて仕事をスタートする!
これです。
未だ、確固とした希望を持てない時であっても、
- 自分の力を信じて
- いずれ近い未来に、希望に燃えている自分がいることを信じて
目の前のやるべき仕事をコツコツやり始めます。
なぜ、希望がないときから始めるのかな?
実は、なかなか出てこないから
実はです。
希望というものは、なかなか出てこないものだからです。
ふくカエル
希望が出てくるのは、仕事が軌道に乗り、順調になってからです。
ふくカエル
ふくネコ
とにかく、希望が出てくるまでは、希望がない長い時間を過ごすことになります。
なぜ、そんなに時間がかかるのかな?
楽しくない気持ちが、希望を遠ざけるから
なぜなら、楽しくない気持ちが、希望を遠ざけるからです。
どんな仕事も同じなのですが、最初は楽しくないのです。
慣れるまではつらくて単純な作業が続きます。
たとえば、仕事の手順を学ぶために、
- 覚えるまで、同じことを何度も繰り返す
- 覚えるまで、失敗を何度も繰り返す
といった、修行のような地道な作業を続けることになるからです。
ふくカエル
現状が楽しくなければ、なかなか「未来に望みをかける」という希望を持つ気分になれません。
ふくネコ
このように、仕事に慣れるまでの地道な作業が、楽しい気持ちを削ぎ、希望を遠ざけてしまうのです。
不安で、希望を遠ざけるから
それにです。
不安もまた、希望を遠ざけるからです。
不安は、慣れない仕事に失敗を幾度となく繰り返すことで、どんどん大きくなってきます。
ふくカエル
現状の不安がどんどん大きくなると、希望を見いだすことができなり、自信を失うのです。
ふくネコ
こんなことしとって、
大丈夫やろうか?ほんまに希望に満ちて
サクサク仕事をしている自分に
なれるんやろうか?
このように不安が、希望を見えなくするのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
タイムラインで考えてみると
まずは、希望は、ずっと後になってから出てくることに気づきます。
次に、あえて「希望がない状態」からスタートします。
むしろ、この状態からスタートすることが、普通であることに気がつきます。
ふくカエル
ふくネコ
また、自分の力を信じます。
- 目の前にある「するべき仕事」を続ける力
- 軌道に乗せることができる力
- このツライ時期を乗り越える力
などが、自分にはあることを信じます。
ふくカエル
ぼくが、ぼく自身を
見捨ててどうするねん。ぼくは自分を信じるで。
さらに、「自分の力」を信じて、ツライ作業をコツコツと続けます。
ツライ作業を続けるコツは、
希望を持つことよりも、自分の力を信じることを最優先にすることです。
ふくネコ
そして、現実の計画を着々と進めることだけに集中して。ツライ時期をコツコツと乗り越えます。
と、なります。
そうすると、どうなるのかな?
こうなる!
もうちょっとやれば、
もっと仕事ができるんとちゃうか?と思えるねん。
「希望を持つこと」より「信じること」優先する
まず、希望を持つためには、
「希望を持つこと」よりも先に
「信じること」を優先することが大事である。
ことに気づきます。
希望がないときであっても、自分の力を信じることを大事にすれば、コツコツと仕事を続けることができるからです。
仕事を続けることができれば、希望はいずれ出てきます。
このことは、ケガをしたときのリハビリの時にすごく実感しました。
腕が真っ直ぐに上がらなくて困りました。
でも腐らずに、自分の力を信じて、リハビリを続けてよかったです。
今では、鉄棒もできるぐらいになってます。はい。
希望がない状態からスタートするのが普通
次に、世の中のほとんどの仕事は、
「希望に満ちた状態」からスタートするよりも、
「希望がない状態」からスタートすることが普通であることに気づきます。
- 絶望からのスタート
- 失敗からの再スタート
など、マイナスからの普通にあることに気づきます。
試練を乗り越えた先にあることに気づく
さらに、希望とは、自分の力を信じて、ひたすら試練のつらい時期を乗り越えた先にあることに気づきます。
こうすると浮足立つこともなくなりますし、仕事を覚えるまでの苦難によるダメージが少なくなります。
実際に計画をすすめるものに気づく
そして、実際の仕事の計画をすすめるのは、希望ではなく、
地道に自分の能力を信じて、毎日仕事をコツコツこなすことであることに気づきます。
まとめてみたkerokero
- 仕事に希望を持ちたいのであれば、希望を持つ前に仕事を始めることです。
- 最初は、自分の能力をひたすら自分で信じて、作業をする日々になりますが、この努力は必ず希望を引き出す手立てとなります。
今、仕事に希望が持てなくて、しんどくなっているときは、
希望なんてのは、
ずっと後からやってくるもんさ!
と、開き直るのも「一つの手」です。
どんな仕事も軌道に乗るまでは、本当にしんどいです。
次のような自分の不安が、頭をもたげます。
- こんなことしとって、大丈夫か?
- 自分は、この道を歩んで大丈夫か?
- 未来は明るいのか?
- 自分の思い通りになるのか?
ふくカエル
でも、こんなツラクて厳しい時期を乗り越えると、その先に希望が待ってます。
この種の希望を手に入れたら、ほんまに強い自分になれます。
そして、希望を出すには、本当に小さな小さな努力の積み重ねが大事なことにも気づけるので、
日々の努力を軽視しないようになります。
「積み上げる力」のすごさを知ると、自分に起こる不運なことは、何もムダなことはないもんだと思えます。
日々の努力という頑張った事実は、自分の中に残っているし、
この事実こそが、後からとても自分を助けてくれるもの、すなわち「希望」になるのです。
そうやねんで。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。