幸せになるために、必要なものとは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸せについて」
「No.165 幸せになるための努力をする」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
幸せになるため努力をする
不幸になることは難しくない。難しいのは幸せになることである。
アラン先生「幸福論」より引用
わざわざ不幸にならんでも…
世の中には稀有な人もいて、わざわざ「悲劇の主人公」になりたがる人がいます。
わざわざ不幸にならんでも
ええやろ~~!
と思うのですが、
- 同情を引きたい!
- 人から優しい目で見てもらいたい!
- 注目を浴びたい!
といったいろいろな思いがそうさせるようです。
カエル風アラン先生の言葉
でもです!
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
ほんまやなあ、わざわざ頑張って
不幸にならんでもええのになあ。
不幸なんてもんは、
なろうと思たら、
簡単になれるんで。
不幸になることより
幸せになるために
頑張ったほうがええで。
なんぼも人生を楽しめるやん。
幸せになるために必要なものとは、これ!
これです!
努力
です。
ふくカエル
ふくネコ
努力をバカにする人が多いですが、幸せになるために努力しなアカンのです。
でも、なぜ、努力が必要なのかな?
とても難しいから
幸せになることは、とても難しいからです。
ふくカエル
努力で「幸せの質」が変わるから
むしろ、どれだけ努力したかで「幸せの質」が変わるからです。
たとえばです。
人は、努力せずに簡単に作り出した幸せには愛着が湧かないことが多いです。
ふくネコ
一方で、努力に努力を重ねて苦労してつくり出した幸せほど、愛着が湧きますし、後生大事にします。
やりがいのあることは難しいから
それにです。やりがいのあることは多いにして難しいからです。
どうしてやりがいがあると難しくなるのかを、タイムラインで説明してみます。
反応も1回2回ならさほど思わないけど、何回も反応されるとうっとうしくなるよね。
感触も1回2回なら気にしないけど、たびたび感触があると妙に気になってしまうよね。
困難が多いということは、壁が多いということやねん。
これは、さすがに
難しすぎるのとちゃう?
となるねん。
と、とにかく、自分のものにするには、
努力と根性がいるねん。
じゃあ、どうすればいいのかな?
幸せになることをあきらめない努力をする
まず、幸せになることをあきらめない努力をすることです。
言い訳ばかり言わない
それには、言い訳ばかり言って、自分の幸せを否定しないことが大事です。
- どうせ、無理じゃん!
- 幸せになれっこない!
- だって、幸せになるのって難しいやん!
といった類の言葉は禁止とします。
不幸にならない
次に、自分からわざわざ不幸になるような真似をしないことです。
ふくカエル
不幸というものは、真似をするだけでその通りになることが多々あります。
ふくネコ
ふくカエル
自分から進んで不幸になる人は、本当の不幸の意味を知らない人です。
ふくネコ
もっと砕けて言うと…
自分の不機嫌をそのままにないことです。
「不機嫌は不幸のはじまりである」ことを肝に銘じます。
そして、不機嫌のたいがいの原因は自分の体調不良からくることに気づいて、体調を良好に保つように努力します。
自分の不安や怒りについても過剰意識しないようにします。
そのために、どんな窮地に陥っても、一応礼儀正しく振舞えるように普段から礼儀作法を心得ておきます。
また、不安や怒りで緊張している自分のカチコチの身体をリラックスさせるために、全身の力を抜くスキルを身につけておきます。
いろいろなことを吸収する努力をする
次に、いろいろなことを吸収して、幸せになる努力をします。
課題を見つける
まず、自分の好奇心や興味が湧く「自分の課題」を見つけることです。
どんどん「自分の課題」に取り組み、達成感を味わう努力をします。
自分で実行する
次に、完成されたものを享受するのではなく、一から自分で実行して、ものごとがつくり出されるプロセスを体験してみます。
いろいろな局面を克服しながら、つくり出されるプロセスの中にある「喜びの本質」を実感してみます。
中身を充実させる
そして、いろいろなことを体験する中で得られる知識や能力を自分のモノにして、自分の中身を充実させる努力をします。
もっと砕けて言うと…
吠えてやる!
もっと幸せになってやる!と天に向かって吠えてやります。
ふくカエル
カッコいいと思う!
他人の幸福を羨ましく思って、自分の心を腐らすよりも、自分の幸せをつくり出すことに専念したほうがカッコイイと思うようにします。
メラメラさせる!
身近な理想のモデルを見つけて、「あの人みたいになってやる!」と闘志をメラメラさせます。
イキイキする!
自分をいきいきするものを見つけます。
たとえば、
- 感動するもの
- 興味や好奇心がわいて、イキイキできるもの
- 手ごたえやメリットがあり、挑戦しがいのあるもの
- 心の支えになるもの
- 人から感謝されるもの
などです。
自分が夢中になれるものを持っている人は強いです。
そうすると、どうなるのかな?
本当に幸せになっている
幸せになる努力を惜しまずにしていると、本当に幸せになっています。
幸せに敏感になっている
また、幸せに敏感になっています。
小さな達成感や小さな充実感を大切にする感性が育ちます。
そして、それらの小さな達成感や充実感が、後の大きな喜びをもたらすことに気づけます。
努力によって得たものには価値がある
さらに、努力によって得たものには価値があることに気づけます。
たとえば、幸せをつくり出す過程で、手に入れる価値です。
- さまざまなことに挑戦できる
- 多くの貴重な体験をできる
- さまざまな考えや知識に触れることができる
- そこから、多くのことを理解し共感することができる
- さらに、感動することができる
- そして、自分の精神を研ぎ澄まし、豊かにできる
などは、これから先の人生が充実させるし、価値あるものばかりです。
不幸になるのは簡単
そして、不幸になるのは意外に簡単であることにも気づけます。
まとめてみたkerokero
- 幸せになるためには、努力を惜しまないことです。
- 自分から進んで不幸になるような真似を慎みます。
日本には「不幸神」「貧乏神」という神がいます。
この神さまたちは「悲劇のヒロインぶる人間」が大好きです。
仲良くなろうとめっさくっつくねん。ほんでしつこいねん。
そうやから、気をつけてね。お願いやで。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。