うまく生きていくためのコツは、これです!
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.168 苦悩を自分と切り離して考える」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
苦悩を自分から引き離して考える
わたしに言わせれば、幸せの秘訣のひとつは、自分の不機嫌を気にとめないことだ。
アラン先生「幸福論」より引用
できれば、うまく生きたい!
できれば、うまく生きたいです。
楽しく笑って、最期の時まで幸せに過ごしたいです。
これは、誰しもが思います。
もし、もしですよ。
うまく生きていくコツがあるとしたら、知りたくないですか?
ここに、ありまっせ!
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
うまく生きるコツって
あるねんで。
ほんまにあるねん。
ちょっとした発想転換やけど。
大抵の人は気づいてへんねん。
よく分かってないと思うわ。
もし、悩んでいるんやったら、
一度トライしてみて。
うまく生きるコツとは、これ!
これです!
苦悩を自分と切り離して考えてみる
です。
こんなことを言うと、
へえ~?
そんなことできるんかいな?
とたいがいの人は思っています。
ふくカエル
人は、いざ苦悩する事態に陥ると、苦悩そのものに憑りつかれて、必死になってしまうからです。
なので、余計に苦悩を自分から切り離そうという発想が、とても眉唾物の思えてしまうのです。
でも、なぜ苦悩を切り離すと、いいのかな?
苦悩は、うっとうしいから
まず、とにかく苦悩はうっとうしいのです。
ユスリカの蚊柱みたいに
うっとうしいねん。
どんなに追い払ってもついてきます。
なので、自分から積極的に切り離す必要があるのです。
思考を停止させるから
次に、苦悩は思考を停止させるからです。
苦悩すると堂々めぐり(同じことを繰り返すだけで先に進まない状態)が起きます。
日々の暮らしや仕事、人間関係など自分の人生の全てに支障をきたします。
さらに、傷をえぐるから
それだけじゃないです。
苦悩は、自分の心の傷をさらにえぐることになるからです。
苦悩することによって、自己嫌悪などが誘発されると、自己嫌悪が自分の生傷をさらにえぐっていくのです。
治りを遅くします。
苦悩しても解決しないから
つまるところです。
どんなに苦悩したからといっても、すっきりと解決するわけではないからです。
苦悩から高尚な悟り(考え)を開けるのは、ほんまに一部の非凡な人だけやと思います。
多くの人は、苦悩から尊い悟り(答え)なんて開けないです。
逆に、苦悩に憑りつかれてしまうと、逃げ道のないあり地獄のような毎日をおくるハメになるのです。
なので、苦悩を自分と切り離して考えるのが、普通に賢いのです。
実は、賢いんやで
じゃあ、どうすればいいのかな?
不機嫌を無視する
まず、苦悩の予兆である不機嫌を徹底的に無視し、一切気にとめないようにします。
ふくカエル
実は、不機嫌というものは、一切無視して気にとめないようにすると、そのうち消えてなくなります。
不機嫌な自分を認めたら、無視して気にとめない代わりに、
- 今、自分の調子が悪いんやなあ
- 今、脳みそがうまく機能してないなあ
という程度に思うと効果的です。
イライラするのは
腹が減ってるのか?と思うと、平和になりまする!
失敗や後悔、反省から苦悩を生まない
次に、注意することは、失敗や後悔、反省から苦悩を生まないことです。
失敗や後悔、反省からは、自分にとってプラスになることだけを生み出すようにします。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
でも、自分をアップデートせず、ただただ腐らすだけの失敗や後悔、反省は、全く必要なものであることに気づきます。
それでも、苦悩しそうになったら、
失敗するのが人間やねん。
後悔するのが人間やねん。
そして反省するのが人間やねん。
誰でも人間くさいところが
あるもんやねん。
と考えて、やんわりと「逃げ道」をつくって、苦悩し続ける「負のループ」に陥らないようにしておきます。
ふくカエル
でも、感情を何も感じなくなったら、
逆におかしいです。心が疲れ切っているので、然るべき機関に相談してね。
お願いね。
具体的には、こうしてみる
時間を意識する
まず、時間を意識します。
時が経てば、どんな感情も
自然と消滅するものだ!
と考えます。
ふくネコ
そして、とりわけ苦悩は、いつまでも居座る「しつこさ」があることに気づいて、とにかく焦らないで時間をおくことを意識します。
とくに、
- 失敗
- 失恋
- 失望
- 後悔
- 反省
等からくる苦悩は、生々しい感情が渦巻くので本当に「しつこい」です。
でも、こうした感情も、必ず時間を経るごとにだんだんと削ぎ落されていきます。
そして、「自分が認めたくなかった部分」だけが、膿みとなって浮かび上がってくるのです。
ふくネコ
なので、「苦悩はおできみたいなものだ!」
とぐらいに思って、焦らず、治る時が過ぎるのを待つのがいいです。
たんたんと事実だけを分析する
次に、たんたんと失敗や後悔、反省を一つの現象としてとらえて
- この現象(失敗や後悔、反省)はどうやって出現したのか?
- 原因は何か?
- どんな被害が、実際に発生したか?
- 改善の余地はあるのか?
- 無視しておけばいいのか?
- どれぐらいで混乱はおさまるのか?
- 後悔することはムダである
- 二度としないために、注意をすることは何か?
について分析します。
自分の脳みそは、苦悩するためにあるのではなく、サクサクと問題を解決するためにあることを意識します。
ふくカエル
直接口に出して、言ってみる!
また、実際に口に出して言ってみます。
ふくネコ
たとえば、
- こんな苦悩なんてすぐに消えれなくなる!
- こんなイライラもそのうちなくなる!
- こんな怒りなんてすぐに消える!
- こんな悲しみなんて子供の駄々っ子といっしょだ!
です。
口を使って言葉を出すと、
- 口からの情報
- 耳からも情報
が同時に脳みそへ伝わるので効果的です。
番外編:お部屋を掃除する
番外編ですが、「苦悩」しそうになったら、
お部屋を掃除してみるといいです。
ふくネコ
不要なものを一気に捨てちゃいます。
洋服も一気に見直してみます。
部屋がスッキリと片付くと、自然と心も整理されてます。
それに、掃除するときに身体を動かすので、頭の中も整理されます。
なんと言っても、身体を動かしていると、自分の意識が外側に向いている分、
精神的に苦しくても、だえ苦しむようなことが少なくなるのがいいです。
そうすると、どうなるのかな?
ずい分と生きやすくなる
自分の不機嫌を気にとめないようにさえできれば、これから先の人生がずい分と生きやすいものになります。
うまく生きるコツに気づく
次に、苦悩を自分とを切り離して考えることは、うまく生きるためのコツであることに気づきます。
苦悩を切り離して解放されれば、自分の幸せをつくり出そうと思えます。
苦悩は、必ず消える
そして、どんな苦悩でも必ず消えることにも気づきます。
苦悩は消えると思えば、徐々に消えていきます。消えないと思うから、逆に意識して思い出してしまうことに気づきます。
まとめてみたkerokero
- 人が人生を幸せに生きていくコツは、苦悩を自分から切り離して考えることです。
- このコツはたいていの人はよくわかっていません。
- でも、コツを知ると、幸せに暮らせます。
苦悩を自分と切り離して考えることは、本当にむずかしいです。
最初は、ほんとにできないです。
忘れては思い出し、苦悩してもだえる
からです。
でも、一つでも苦悩を自分から切り離すことができると、
それが成功体験となって、あとは徐々にできるようになります。
成功体験は、
あの時できたから、大丈夫!
今回もできる!
と自己暗示をかけることができるからです。
確かに最初はツラい作業になりますが、
どんどん日にちを伸ばしていくと、ある日、全然気にしてない自分が取り戻せてます。
もう、めっさ、サバサバしとうねん。
そんな苦悩もあたしは乗り越えてんでぇ。
という自信も同時にできるねん。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。