くだらないことに遭遇したら、すること
こんにちは!ふくカエルです。
「第7章 幸福について」
「No.172 上機嫌を発揮する 1」
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ほんまにくだらないこと
生きていると、ほんとにくだらないことに遭遇します。
たとえばです。
真新しいヒールの靴(ボーナスで買ったやつ!)を履いて出かけたら、
マンホールの蓋にヒールが刺さったとか、
タクシーで降り立ったら、たまたま水たまりだったとか、
びしょびしょやで。
タンスの角に小指をぶつけて悶絶したとか、
お腹を壊しているのに、出先でアイスコーヒーが出てきたとか、
もうな、
お腹がきゅ~っとなってん。
大好きだった親友から裏切られたとか、
いきなり、無視とか、
えげつないで。
ソフトクリームを買ったら、
上のアイスクリームの部分だけが下に落ちたとか
世の中の全てのことを
恨みたくなったで。
お金を必死に貯めて、勇んでお店に出かけたら、
既に誰かに買われていたとか、
とぼとぼ帰ったで、
お気に入りの洋服を着てたのに、
ペンキ塗りたて注意のベンチに座ってしまったとか、
もう、言葉にでけへんくらい
凹んだで。
(*全部、実話やで。)
おもわず、
あほんだら~!
海に沈めたろうかぁぁぁぁあああ!
わめき散らしたくなるのです。胸糞わるくなるよね。
でもです!
このようにとてもくだらないことに遭遇して、どうしようもなく腹立たしくなったときからこそ、
試して欲しいことがあるのです。
あるねんで!
試してほしいこととは、これ!
これです!
上機嫌を発揮する 1
上機嫌療法とは、どんな災難に対しても、とくに、この治療法をたまたまやっていないときだったらわめき散らしたくなるようなくだらないことに対して、上機嫌を発揮することである。
アラン「幸福論」より引用
上機嫌を発揮する!
です。
とにかくこんなときだからこそ、お腹の中から力を振り絞って上機嫌になるのです。
ふくカエル
なぜ、 上機嫌を発揮するといいのかな?
気分が悪くならないから
まず、無理やりにでも上機嫌になっておくと、それ以上気分が悪くならないからです。
気持ちが沈まないことはとても大事です。
ふくカエル
ふくネコ
不幸の芽を摘めるから
次に、不幸の芽を摘むことができるからです。
無理やりにでも上機嫌になれば、それ以上不幸になるきっかけをつくらずにすむからです。
自分に関係する手に負えなくなる問題は、自分の不機嫌さが原因であることが多いです。
不機嫌であるゆえに、
- 変なことにこだわる
- 解決のタイミングを見失う
- 投げやりになる
などの態度になり、問題を複雑にしてしまうのです。
ふくカエル
ふくネコ
心も鍛えられるから
また、わずらわしい状況でも、無理やり上機嫌を発揮すれば、心も鍛えられるからです。
ふくカエル
ふくネコ
とても役に立つから
そして、無理やりでも上機嫌を発揮することができると、とても役立ちます。
いろいろな状況に遭遇しても、上機嫌で乗り切ることができます。
ふくカエル
ふくネコ
上機嫌を発揮できると、嫌悪感を感じることがらに神経質にならずにすみます。
非常にナーバスになって気になることが、アホらしくなります。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
バカにしない!
まずは、上機嫌を発揮することをバカにしないことです。とても効果がある方法だと確信します。
くだらねえなあ~!
と思うのはいけません。
こんな態度やと、あとで後悔します。
自分でも出来ると思う!
次に、自分でも上機嫌を発揮することは出来ると思うことです。
ふくカエル
ふくネコ
些細なことからやってみる
そして、日々の暮らしの中でも些細なわずらわしいことに遭遇したら、上機嫌を発揮してみます。
たとえば、
- すぐに不機嫌にならない
- 顔に、表情に出さない
- 嫌味を言わない
- 全てを否定しない
- ひねくれない
- 悪い方向、暗い方向に考えない
- 自分を笑い飛ばす
- 何でもないことだと思ってみる
- プラスに考える
- 明るい方向へ考える
です。
とりわけ、自分の上機嫌のリズムを崩さずに、乗り続けることは大事です。
こんなのへっちゃらやん!
と口笛ふいてみるねん。
人から頼み事をされると、
すぐに嫌な顔をする
面倒くさそうな顔をする
しちゃう人がいるけど、これを止めてみるだけも上機嫌のリズムに乗れるようになります。はい。
人に頼み事をするときも同じです。
嫌な顔をして
嫌味をいいながら、
言っちゃうのを止めるだけでも、不機嫌を抑えて、上機嫌のリズムに乗れます。
上機嫌のリズムに乗るきっかけは、面倒くさいが些細なことにあるのです。はい。
毎日やってみる
そして、いつでも上機嫌を発揮できるように、毎日やって習慣化させます。
ふくカエル
ふくネコ
具体的に、こうしてみる!
眉間のシワを伸ばす
まずは、眉間のシワを伸ばすことから始めます。
どんなにわずらわしい状況になっても、眉間のシワを伸ばすことです。
無理やり「渋い顔」を封じ込めます。
ふくカエル
ふくネコ
表情筋を意識して口角を上げてみる
次に、鏡を見て自分の表情筋を意識して、口角をあげてみます。
わずらわしい状況でも、上機嫌を発揮するには、嘘でもいいので笑顔作ることも大事なのです。
どうしてもできないときは、
割りばしを横にくわえて、奥歯で割りばしを噛むと、ムリでも表情筋が上がるよ。
自分が大笑いしたことを思い出す
それでも、なかなか笑顔になれずに、上機嫌を発揮できないときは、自分が大笑いしたことを思い出してみます。
過去に自分が、お腹をよじれるぐらい爆笑した場面を思い出してみます。
実は、思い出し笑いの笑顔は、結構自然な笑顔なのです。はい。
「脳みそ」の中をイメージしてみる
さらに、「脳みそ」の中をイメージしてみます。
上機嫌を発揮できるように、
「脳みそ」が、わずらわしい状況を認識して、不機嫌な感情を呼び起こしてしまう神経に伝達する前に、
この神経をハサミでチョキチョキ切ってしまうイメージです。
人が笑っているのを見る
最後の手段は、自分以外の人が笑っているのを見ることです。
そして、つられて笑うようにします。
幸せそうに笑っている人の笑顔を見ると、自然と笑顔になってます。
それに、わずらわしい状況を忘れて、いつの間にか上機嫌になっている自分に気づきます。
あとは、不機嫌な感情を思い出さずに無視すればOKです。
不機嫌さはどっかに引っ込んでしまいます。
このつられ笑いですが、「ミラーニューロン」ではないか?と主張されてます。
ニューロンとは、脳を構成する神経細胞のことです。
「ミラーニューロン」は、おサルさんの前頭葉で初めて発見されたものです。
他人の行動をまねしたり、他人の考えを理解したりする上で重要な役割をしていると言われています。
今のところ人間に存在すると確証は得られていません。
でも、「あるんではないのか?」と考えられてます。
面白い神経細胞なのでご紹介しました。
たしかに、他人の言動を真似したり、共感したりすると、妙な安心感が生まれます。
たとえば、ペアルックです。
周りの人間はどんなにドン引きでも、当本人同士は幸せいっぱいな様子です。
憧れの人を真似したくなる場合も同じだと思います。
そうすると、どうなるのかな?
嫌なことが少なくなる
上機嫌を発揮できるようになると、だんだんと嫌なことが少なくなってきます。
ナーバスになって、過剰反応することがなくなるからです。
逆に、ラッキーと思える
逆に、わずらわしい状況がラッキーだと思えるよになります。
自分の上機嫌を発揮できるチャンスだと思えるからです。
この機会は、逆にラッキー!
チャンスやん!
と思えます。
どんなことでも適応できる
また、どんなことでも対応できるようになれます。
たとえば、あらゆる人間関係のトラブルでは、わずらわしい火の粉を払うことができます。
どんなに
あの人って・・・・あなたもそう思うでしょう?
と、悪口に同調するように強要されたりしても、自然と跳ねのけることができます。
あっははは~。
と能天気になれるねん。
ふくカエル
と、上機嫌を発揮していれば、全く手応えがないので、そのうち相手は飽きてしまいます。
ふくカエル
ふくネコ
上機嫌を崩さないことは、人の悪口に興味を示さないことを暗に相手に示すことになります。
このように、上機嫌を発揮できるスキルがあると、人間関係が気持ち悪いものにならないです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第7章 幸福について」
「No.172 上機嫌を発揮する 1」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- くだらないことに遭遇したら、上機嫌を発揮することです。
- くだらないことで気分が悪くならないし、不幸の芽をつむことができます。あと心も鍛えられ、とても役にたちます。
- 上機嫌を発揮することを軽視せず、十分な効果があることを認識しておくことは大事です。
上機嫌を発揮することを強くお勧めするのは、
まずは自分のためです。
自分が快適に過ごせるようになるからです。
何でもかんでも不機嫌を発揮している人は、本当に気の毒なほどトラブル続きです。
自分の機嫌の良し悪しは、それほど日々の暮らしを左右するねん。
上機嫌になれる別の方法について、お知らせしています。
よろしかったら、ご覧くださると嬉しいです。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。