「もう、嫌や」と思ったときに、すること
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.173 上機嫌を発揮する 2」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
上機嫌を発揮する 2
人だけでなく、ものごとも上機嫌療法に十分役に立つ。こげたシチュー、固くなったパン、日差し、ほこり、未払の請求書、お寒い懐・・・・・。こうしたことが、いろいろ訓練の機会になるのだ。
アラン先生「幸福論」より引用
もう、嫌やねん!
生活をしていると、
うお~~!
なんでこうなるねん!
もう嫌や~~!
と叫びたくなることが山のほどあります。
たとえば、
タンスに足の小指をぶつける
痛っいねん、あほ。
たとえば、
パンを真っ黒に焦がすうお~~、朝からなんでや!
たとえば、
自分の前で売り切れる
やっ、地味にやらかしてくれたな、
そやけど、なんでやねん!
ってな感じです。
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
そうやねん。
人間、生活しとったら、
いろいろなことに遭遇するねん。
ほんでやり場のない感情に苦しむねん。
でもな、そこでわめき散らしたら
貧相になるねんで。
「もう、嫌や」と思ったときに、することはこれ!
これです。
上機嫌を発揮する!
です。
嫌なことに遭遇して気が滅入って、
もう、嫌や!
全部投げ出したい!
と、ついつい不機嫌になりそうなところを、上機嫌を発揮してコントロールするのです。
なぜ、 上機嫌を発揮するといいのかな?
不機嫌を抑えることができるから
まず、不機嫌になりそうな自分を抑えることができるからです。
- 自分の思い通りにならなかったこと
- 理不尽なこと
- つまらないこと
などでついつい不機嫌になってしまって、その後の時間をわずらわしくなるのを避けることができます。
ずい分と楽になるから
次に、上機嫌を発揮していると、気分がずい分と楽になってくるからです。
ふくカエル
ものごとが全く変わってくるから
またです。
嫌だと感じた状況やものごとが、上機嫌を発揮することで全く変わってくるからです。
- 不機嫌を発揮する
- 上機嫌を発揮する
とでは、どちらが状況をこじらせるかは、一目瞭然です。
ふくカエル
たとえば、タンスに小指をぶつけたときです。
最悪や!ほんまに最悪や!
と不機嫌になれば、小指のズキンズキンはさらにひどくなります。
小指が痛いから集中でけへん!
と、ひょっとしたら、八つ当たりを誘発するかもしれません。
でも、
ほんま小指が、
飛んで行かへんで良かったわ!
小指が「えらいこっちゃ~」
と叫んどうわ!めっさ、おもろ~い!
と上機嫌を発揮すれば、小指の痛さもなんだかおかしくなってきます。
どんなことにも活用できるから
それにです。
- 不機嫌を抑える
- ものごとを良い方向へ流す
- 嫌なことを軽減する
- 気分を楽にする
と、いろいろな効果がある上機嫌を発揮する方法は、どんなことにも活用することができるからです。
小さなことから大きなことまで活用することができます。
そやから、
この方法を知っていると
ずい分と楽になれるねん!
じゃあ、どうすればいいのかな?
基本は同じ
基本的なことは前回の記事と同じです。
- 眉間のシワをのばす
- 表情筋を意識して笑う
- 自分が大笑いしたことを思い出す
- 脳みその中でイメージしてみる
- 人が笑っているのを見る
くわしくは、こちらの記事をご覧ください。
心の中で、いろいろ思ってみる
さらに、心の中でいろいろ思ってみます。
コツは、「もう嫌だ!と思っている状況」と自分が戦っているようなイメージを持つことです。
やったな、この野郎!って感じだよ。
ふくカエル
たとえば、タンスに小指をぶつけたときは、
うわ~~!
タンスめ~~~!
敵ながら、見事な攻撃だ!
ダメージがきついで、小指がズキンズキンしとう。
そやけど、こんな痛さで凹むわけにはいかへんのや!
なんやねん。こんな攻撃ぐらい!
かわせるでえ~~!
シュッ、シュッ、シュッのシュッや!
と、思ってみると、どんどんアホらしくなって、不機嫌さもなくなります。
たとえば、真っ黒に焦げた「くそ不味いトースト」には、
ちきしょ~!
トーストめえ!
なかなか、ガツンとくる苦さだ!
あっぱれじゃ!
そやけどな、こんなトーストぐらいで、凹むようなうちとちゃうで!
こんな攻撃ぐらいかわせるで。シュッ、シュッ、シュッ!
という感じで思ってみると、そのうちバカらしくなって不機嫌さも忘れています。
このように心の中でいろいろつぶやくことで、上機嫌を発揮する方法ですが、どのような場面でも結構役立ちます。
ふくカエル
ふくネコ
この方法を身につけると、嫌な状況に遭遇しても、意外とクリアできるので重宝します。はい。
そうすると、どうなるのかな?
どんな状況でも、受け入れることができる
まず、上機嫌を発揮する方法を身につけると、どんな状況でも受け入れることができるようになります。
本当に勘弁してほしい!
と思うようなことでも、「事実」として受け入れることができるのがいいです。
たとえば、自分の前で売り切れてしまった状況であっても、
頭の中では楽しめるのです。
うお~!
なっ、なんと!
とってつけたように
あたしの前で売り切れるとは!
ほんまに、見事すぎる攻撃やで。
と思えるとずい分と気分が楽になります。
苦悩することがなくなる
次に、苦悩することがなくなってきます。
自分にとって嫌で、不都合な状況を「事実」として受け入れることで、「事実」を認めたくなくて苦悩する段階をクリアできるからです。
ふくカエル
そしたら、
「なんとか解決しよう!」
と次の「第一歩」が踏み出せるねん。
ものごとが変わってくる
そして、このように上機嫌を発揮して、どんどんいろいろな状況を受け入れていくと、自分の周りのものごとがどんどん変わってきます。
不機嫌になりそうな「きっかけ」をことごとく上機嫌でぶっ潰していくからです。
あらゆるものごとが違って見えてきます。
まとめてみたkerokero
- 「もう、嫌や!」と思ったときにも、上機嫌を発揮して対処したほうがいいです。
- 不機嫌になることを抑えられます。
- あらゆるものごとが違って見えてきます。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。