思いつめてしまったときに、すること
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第7章 幸福について」
「No.174 思いつめるよりも無頓着でいる」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
思いつめるよりも無頓着でいる
もしどちらか選べと言われたら、わたしなら思いつめているよりも無頓着でいるほうがいい。
アラン先生「幸福論」より引用
思いつめると苦しいねん!
人は、ついつい思いつめてしまうことがあります。
- 進路
- 恋愛
- 友情
などです。
あれこれと悩んで、どんどん考えが複雑にもつれてしまうのです。
これは本当にしんどいです。
悩みを小さくするためにしていることが、逆にどんどんこんがらかって大きくなっていくからです。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
人間は考えることが好きやから
ときには思いつめて
具合が悪くなることもでてくるねん。
そんなときは、
この方法がお勧めやで。
思いつめたときにすることは、これ!
これです!
無頓着になること!
です。
思いつめて精神的につらくなるよりも、無頓着でいるようします。
全く気にかけないで平気なフリをするのです。
なぜ、無頓着がいいのかな?
精神衛生上よいから
なぜなら、無頓着になると精神衛生上よいからです。
- バカバカしい考え方
- 大人げない考え方
から解放されるからです。
悲観しすぎて自分の可能性を否定したり、台無しにするようなバカバカしい考え方から解放されます。
他人の迷惑を顧みず、自分の我がままを押し通すような大人げない考え方から解放されるのです。
どうして、思いつめるとダメなのかな?
それだけに支配されるから
まず、思いつめることだけで
- 思考の全て
- 行動の全て
など暮らしの全てが、完全に支配されるからです。
思考力や判断力が低下していきます。行動も相当奇妙なものになっていきます。
ふくカエル
肉体的にバランスが崩れるから
それにです。
思いつめると、肉体的にバランスが崩れるからです。
まず、食事がまともじゃなくなります。
極端に食べなくなったり、過食にはしったりします。
ふくカエル
次に、まともに眠れなくなります。
夜になると目が覚めてギンギンしたり、朝になると眠くなったりします。
ふくネコ
さらに、免疫力が落ちてきて病気になります。
食事や睡眠の不摂生がたまって、身体が弱ってくるのです。
精神的にバランスが崩れるから
それに、思いつめると、精神的バランスが崩れるからです。
ふくカエル
ただでさえ、思考力と判断力が低下しているところに、精神的にバランスが崩れるのです。
すぐに落ちこんだり、イライラしたり、攻撃的になったりと感情の起伏が激しくなります。
また、どんどん悲しいことばかりを考えるようになり、自分からどんどん不幸になっていくのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
頭の中を空っぽにする
無頓着になるのは、頭を中を空っぽにすることです。
ですが、さすがに文字通り、頭の中を空っぽにするわけにはいけません。
そりゃ、そうだわな!
具体的には、いろいろなことに触れたり、身体でもって体験したりして、頭の中を別の情報でいっぱいにするのです。
ふくネコ
思いつめている「ことがら」に無頓着になる環境を無理やりつくり出すのです。
そうして、思いつめないで、平気になる方向へ自分を持っていきます。
くわしいことは、こちらに書きました。
無頓着になるときに、こんな表情をつくると効果的です。
表情も無頓着になるのじゃ。
身体を動かすことを意識する
次に、ぐるぐると思いつめそうになったら、とにかく身体を動かすことを意識します。
- 腕を振り回す
- スクワットする
- 身体をぐるんぐるん回す
- 足をバタバタする
とにかく身体の部位を動かすようにします。
身体を部位を動かすことによって、思いつめている「ことがら」に無頓着になるようにします。
何も考えないようにする
身体を動かすときに、何も考えないようにすると、さらに効果的です。
たとえば、何も考えずに黙々とスクワットをすることに専念することです。
100回すると決めたら、ひたすら100回動かすことだけに集中するのです。
回数だけを意識するねん。
何も考えずに、ひたすらスクワットの動作を繰り返していくと、
どんどん自分の頭の中がスクワットだらけになって、
思いつめている「ことがら」に無頓着になっています。
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
冷静さを取り戻せる
まず、無頓着になると、冷静さを取り戻せます。
笑い飛ばせるようになる
次に、自分の異常さを笑い飛ばせるようになります。
思いつめていたときには、ムキになっていたことが平気になります。
ふくカエル
ふくネコ
こだわりを捨てられる
また、今まで思いつめていた「こだわり」を捨てることができます。
今までしがみついていた「こだわり」を捨てても、自分は何ら変わらないことにも気づきます。
むしろ、改善している自分に気づきます。
ふくネコ
そして、大事なことに気づく
そして、大事なことに気づきます。
- どんなに思いつめても、改善しない問題もあること
- むしろ、放っておくほうがいいこと
- たいがいのことは時間が経てば、楽になること
ほんまに
「ときには放っておくこと」が、
大事やねんよ。
まとめてみたkerokero
- 思いつめてしまったときは、無頓着になることです。
- 思いつめると、バカバカしい考え方に囚われたり、どんどん精神的につらくなってきます。
- 頭の中を空っぽにして、無頓着になることは、精神的衛生上よいことなのです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。