【不安と感情】嫌な感情を追い払いたいときに、すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
嫌な感情でいっぱいやねん。
嫌な感情やつまらん感情で
頭の中がいっぱいやねん。
どないしよう?
困るときがあります。
何をしてもイライラしたり、ザワザワしたり、ムカムカするのです。
どうしたらええのですか?
なんかええ方法ないですか?
こんな方法がありますが、どうでっか?
これです!
感情ではなく、態度をコントロールする
意志で自分の感情をどうこうすることはできないが、態度はただちにコントロールできるということだ。
アラン「幸福論」より引用
態度をコントロールする
ことです。
感情をコントロールするのではなく、自分の態度をコントロールします。
嫌な気持ちを追い払おうとするのではなく、感情とはまったく関係ない別の態度をとるようにします。
なぜ、感情ではなく態度なのかな?
感情を追い払うのは、難しいから
自分の意志で、嫌な感情を頭から追い払うのは本当に難しいからです。
たとえば、
イライラしている気持ちを瞬時に消すなんて無理です。
おら!おら!はよせんかい!と怒ってるのに、
瞬時にお地蔵様の心境にすることはできないです。
そっ、そんなもんできるか~い!
たとえば、
絶望に打ちひしがれているのに、瞬時にさわやかになるなんてどだい無理です。
もう、あかんねん。
ほっといてくれへんか?
たのむで…
となっているのに、
瞬時にさわやか人間の気持ちにはなれないのです。
吐く息もさわやかやで~!
なんて、無理すぎるねん。
ふくカエル
ふくネコ
態度は簡単にとれる
それに引き換え、自分の意志で、別の態度をとるのは簡単にできるからです。
感情をコントロールするのは難しいですが、態度をコントロールすることは意外と簡単なのです。
たとえば、どんなに気持ちはイライラしていても、
内心では、
おら!おら!はよせんかい!と怒ってるのに、
別の態度をとることはできます。
ゲームを一心不乱にすることは
できるねん。電源入れるだけでOKや。
たとえば、どんなに絶望に打ちひしがれているのに、
内心では
もう、あかんねん。
ほっといてくれへんか?
たのむで…
となっているのに、
別の態度をとることができます。
カラオケに行って
一心不乱に歌えるねん。
曲を選ぶだけでOKや。
態度は、意識を反らせることができるから
それにです。
感情とは全く関係ない態度をとることで、嫌な感情から意識を反らすことができるからです。
人は、何かに無我夢中になると、嫌なことを忘れることができます。
この作用を応用するのです。はい。
じゃあ、どうすればいいのかな?
一心不乱になる状態をつくり出す
まずは、自分が一心不乱になる状態を意識的に作り出します。
あらかじめ、夢中になれるものを探しておく
次に、あらかじめ、自分が無我夢中になれるものを探しておきます。
なるべく、自分の五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)全てを総動員できるものがいいです。
- 楽器を弾くこと
- 歌うこと
- ゲームをすること
- テニスや水泳などスポーツをすること
- ジョギングなどのエクササイズをする
- 絵を描くこと
- 書道をすること
- 暗記する
- パズルをする
- 料理をする
などです。
脳みそをフル回転させる
身体を実際に動かすことで、自分の脳みそをフル回転させます。
自分の脳みそが、嫌な感情を処理するすき間を与えないようにするのです。
ひたすら必死に泳ぐねん。タコのように…
ふくカエル
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
間接的に感情をコントロールできることに気づける
態度をコントロールすることで、間接的に感情をコントロールできることに気づけます。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
一心不乱になる態度によって、嫌な感情から自分の意識を反らし、感情に影響されにくい自分をつくり出すのです。
納得できる
バイオリンでも手にとって弾きはじめるほうが、頭で感情を追い払おうとするよりもずっと簡単。これが賢人の知恵である。
そして、この方法を実践すると、
この方法が、どんなものよりもとても簡単であることに納得できます。
人は、「自分の態度」ならコントロールできるねん。
いきなり〇〇するとか、余裕でできる。あとはこれに「何も考えない」をプラスしたら
「自分の感情」もコントロールできるようになるねん!試しに、怒ったときに
何も考えずにスクワットしてみるやん?
すると、怒りを忘れとって、ビックリする🐸 pic.twitter.com/htV6hcRbTl— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) June 12, 2020
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.019.感情ではなく、態度をコントロールする」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 嫌な感情でいっぱいになったときは、感情を追い払うよりも態度をコントロールするようにします。
- 感情を追い払うことは難しいからです。それに引き換え態度は簡単にとることができます。
- そして態度は、嫌な感情から意識をそせることができます。
- 具体的には、一心不乱になる状態をつくり出します。あらかじめ夢中になれるものを探しておくのも手です。あとは脳みそをフル回転させます。
- すると態度をコントロールすることで、自分の嫌な感情を間接的にコントロールできていることに気づきます。
感情よりも態度をコントロールするこの方法ですが、
失恋したときにとりいれると、意外とうまくいきます。
イライラしているときにも、効果テキメンです。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。