【不安と感情】内向きになる意識を外すために、すること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
内向きになる自分から離れたい
嫌な出来事に苦しみ、嫌な感情を抱ていると、どんどん意識が内向きになってしまいます。
内向的になって、
イジイジしてまうねん。
このような自分自身ほど鬱陶しいものはないです。
ほんまに勘弁してほしいで!
そこです!
内向きになる自分から離れたいときに、ぜひともお知らせしたい知恵があるのです!
それは、こうしたらええのです!
これです!
遠くに目をやる 3
必要なことは、知覚することと、外に向かって展開していくことだ。
アラン「幸福論」より引用
学問をする
ことです。
ガッカリしないでください。
ここでの学問とは、学校のガッチガッチの勉強と違います。
遠くに目をやると見えてくる「よりよく生きるための知恵(あえて言うなら哲学)」を追究することです。
なぜ、学問をするといいのかな?
どんどん面白くなるから
まず、学問をして何がひとつのことが分かると、どんどん面白くなるからです。
知識欲を刺激されてもっと知りたくなります。
この時のもっと知りたくなる気持ちは、たとえば、
- ゲームの攻略法を知って、さらに楽しくなる
- 好きな人が自分に興味を持ってくれていることが分って、もっと嬉しくなる
ときに感じる歓喜の気持ちに近いです。
ワクワクするで!
夢中になるから
次に、面白くなればなるほど学問にどんどん夢中になるからです。
ふくカエル
知りたいのじゃ~!
という気持ちでいっぱいになるねん。
どんどん広がっていくから
ひとつのものとそれ以外のものとの真の関係がわかりだしたら、別のものへ、そしてまた無数のものへと導かれていく。
そして、夢中になればなるほど、自分の考えが次から次へと広がっていくからです。
新しい知識や知恵にそれまでに知り得た自分の知識や経験をリンクすることで、
自分の考え(知恵や哲学)がいろいろな分野へ広がっていきます。
じゃあ、どうすればいいのかな?
理解する
まずは、
どんな小さなものでも
全体とつながっている
ことを理解します。
知覚すること
次に、自分の五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を総動員して、いろいろな出来事を察知します。
あらゆる感覚を研ぎ澄ませて敏感に感じ取っていきます。
たとえば、
道ばたに落ちている「小さな石」にも、
広く地球につながっていることを五感で感じてみるねん。
外に向かって展開すること
そして、どんなに小さな出来事でも全体につながっていることを意識しながら、
ひとつひとつの出来事を外に向かってどんどん展開していきます。
ふくカエル
ふくネコ
自分がこれまで身につけた「知恵、知識、経験、体験」が、
「もっとよりよく生きるための知恵や哲学」にリンクするように、
- 糸口
- ヒント
- 取っ掛かり
- 発想の起点
- 突破口
- 共通点
- 抽象化
などを探りながら、どんどん考えを広げていきます。
ふくカエル
ずるずる出てくる芋のように
いろいろな知恵にリンクさせるねん。
そうすると、どうなるのかな?
大きなテーマに気づく
まず、
- どんな小さなものも全体とつながっている事を理解する
- いろいろなことを知覚する
- 外に向かって展開していく
ことを繰り返していくと、ある日、自分の大きなテーマに気づきます。
たとえば、
- 不安と感情にどのように付き合えばいいのか?
- 自分自身はどうあるべきなのか?
- 自分の目指す人生について
- 自分の理想の行動や振舞いについて
- 人との関わり合いについて
- 自分の幸せについて
という大きなテーマです。
遠くに目をやって考えると
ある日突然、
大きなテーマに気づくねん。
あれ?なんや見えてきたで!
ふくカエル
テーマに結びつけることできる
次に、大きなテーマに気づくと、
自分の周辺に起きた出来事を全てをテーマに結びつけて考えることができるようになれます。
自分にとって嫌な出来事でさえも、大きなテーマに結びつけることでプラスの出来事としてとらえることができるのです。
ふくカエル
ふくネコ
完結することはないことに気づく
つまり、どのようなものであっても、それ自体で存在が完結していることはない。
大きなテーマに結びつけることができると、
どのような出来事が起きても、どのような感情を抱いても、
その感情や出来事だけで「自分という存在」が完結することはあり得ないことに気づきます。
どんな出来事もな
どんな感情も
人生を歩む上での通過点に過ぎない
ことに気づくねん。
学べば学ぶほど、素晴らしい未知なる世界が広がってくるので終わりがないのです。
自分が理解したことは、全体からするとほんの小さなことにすぎないことに気づきます。
本当に意識を反らすことができる
このことに気づくと、どんどん自分自身(嫌な感情)から意識を反らすことができます。
自分の外側に向かって遠くに目をやることで、自分の意識もどんどん外側に向かっていくので、
自分の内側に向かっていた意識を外すことができます。
- 悔しいこと
- 恥ずかしいこと
- バカにされたこと
- むしゃくしゃしたこと
- 怒りに震えたこと
など、どんなに嫌な感情であっても、
すべてが
- 「自分らしくあり続ける」
- 「魅力的な人間になる」
- 「崇高な人になる」
という大きなテーマにつながることに気づくと、
つまらない感情にこだわり続けるより、
嫌な感情をもっと外に発展させて「誇りや勲章」にするように意識が変わります。
ほんまやで、
どんなにツライ思いをしてもな
これも勲章やと思えるねん!
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.027.遠くに目をやる3」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 自分自身の内側に向かう意識を外すためには、学問をすることです。
- 学問をするとどんどん面白くなり夢中になるからです。また、考えもどんどん広がっていきます。
- まずは、どんな小さなことも全体とつながっていることを理解して、自分の五感を研ぎ澄まし、外に向かって考えを展開していきます。
- そうすると、大きなテーマに気づき、どんな出来事であってのすべて通過点にすぎないことに気づけます。
いろいろな事を知って、どんどん考えを外に向かって展開すると、
不思議とです!
自分の内側に内側に向かっていた意識を外すことができます。
そりゃ、もうビックリして
思わず、二度見するで!
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。