【不安と感情】不満を覚えたときに、気をつけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
不満というもの
生きていれば不満が出てきます。自分の思い通りにならないことがいろいろと出てくるからです。
ふくカエル
とくに、病気や死について不満を感じたら切りがなくなります。
とは言ってもです。不満をそのまま放置するわけにはいかないです。
なんとかせなアカン!
そこで、不満を感じたら
何に気をつけたらええのですか?
これに気をつけたらええのです!
これです!
不満にはけ口を与えない
これはもう、不満にうっかりはけ口を与えてはいけないということの十分な理由になる。
アラン「幸福論」より引用
不満に「はけ口」を与えない
ことです。
「はけ口」とは、文句や愚痴をぎゃあぎゃあと言いまくることです。
なぜ、 「はけ口」を与えるとダメなのかな?
怒りを誘発するから
まず、「はけ口」を与えると、不満はどんどん怒りを誘発するからです。
文句や愚痴を言えば言うほど、どんどん怒りの感情がエスカレートしていきます。
文句を言ってたら、
余計に腹立ってきたやん!
という感じになります。
地獄の堂々めぐりが始まるから
さらにです。怒りを誘発するだけではないです。
- 不満を言う
- 怒りを誘発する
- さらに不満を言う
- 怒りが助長する
という地獄の堂々めぐり(負のスパイラル)が始まるからです。
怒ってたら、
新たな不満が出てきたやん!
とどんどん怒りを太らせていきます。
文句や愚痴を言うことで「怒り」を誘発し、
さらに文句や愚痴をいうことで「怒り」をどんどん大きくします。
不満というものは、「怒り」を栄養分にしてどんどん太っていくのです。
これが、
ほんまの不満太りです。
怒りが爆発してもこの状態が続きます。
決して爆発して終わりではないのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
まず、自然な流れを理解する
まず、不満に「はけ口」を与えないようにするために、
- 人間の自然な流れ(病気・別離・死など)
- ものごとの自然な流れ(形あるものはいずれは朽ちること)
などを理解します。
次に、理解する
次に、このような自然な流れに逆らえば、必然的に不満が出てくることを理解します。
また、認める
また、自分にも不満があるのを認めます。
いつの時代でも、どこにいても、みんな何かしら人間は不満を抱えて生きています。
不満が出てくるのはごく自然なことで「不満にどう対処するのか?」という課題は、
何時の時代も人が取り組む「永遠のテーマ」であることを認めます。
さらに、人間らしい考え方をする
さらに不満を認めた上で、人間らしい考え方をするようにします。
ここでの人間らしい考え方とは、自然な流れを受け止めて、逆らわないようにすることです。
ふくカエル
たとえば、大げさに反応しない
たとえば、自分にとって不都合なことが起きても大げさに反応しないようにします。
そんなもんや
生きとったら
不都合なことも出てくる!と考えてみます。
生きていれば、必ず不都合なこと(不幸、不運、病気、別離、死…)が出てきます。
「自分だけは大丈夫!」ということはあり得ないのです。
なので、「そういうものなんだ」とあらかじめ覚悟しておくと楽になると思います。
怒りを誘発しているのは、自分であることに気づてみる
たとえば、
- 怒りを誘発する
- さらに怒りを助長する
する原因の全ては、不満をどんどん文句や愚痴を吐き出す自分自身であることを自覚します。
不満を無視する
あるいは、人というものは、一度でも文句や愚痴を言い出したら止まらないことを肝に銘じて、不満を無視します。
言い出したら
止まらへんようになるねん。人って、そういうもんやねん。
具体的には、
不満が出てきたら、紙に太いマジックで不満の内容を書きなぐって、くしゃくしゃに丸めてゴミ箱にポイします。
(シュレッダーにしてもOKです)
あるいは、
サッカーボールをイメージして、ボールの中に不満をいっぱい入れて、
そのボールを空のかなたへ遠くへ思いっきり蹴り飛ばすしてみます。
そして、逆転の発想をする
そして、逆転の発想をします。
具体的には、
不満を成功の宝庫だ!
と考えてみます。
たとえば、改良点を見つける
自分の不都合なことを逆方向からみて、
- どうすれば都合が良くなるのか(改良点)?
を見つけます。
不満をただの不満として見るのなら「時間の無駄」ですが、
不満を改良点やビジネスチャンスと見れば「時間の有効活用」になります。
不満は「人生を改良するためのヒントだ」と考え直して、逆利用するのが賢いと思います。
融通性の利かない上司は、
文句や愚痴を言うよりも、
あれこれ書き溜めておいて
自分が上司となったときの反面教師にします。
(面白おかしく脚色して、本にしてみるのもええかも?)
生活で不便なことに遭遇したら、
不満を言うよりも、改良グッズを考えます(ビジネスチャンスになるかもしれへんよ)。
このように逆転の発想をして、不満を逆手にとると、イライラすることも少なくなると思います。
ひょっとしたら、
不満は、幸せになるチャンスかも?
億万長者になれるチャンスかも?
あらゆる不満は、気持ちよく人生を生きる為の反面教師やヒントなる側面を持ってます。はい。
そうすると、どうなるのかな?
不満に支配されなくなる
不満に「はけ口」を与えないようにすると、不満に支配されなくなります。
えげつない自分を捨てることができる
- 不満から怒りを量産する
- さらに不満を募らせる
- 汚い言葉を言いまくる
えげつない自分を捨てることができます。
口汚い文句や愚痴を
言っている様は
はたから見たら
ほんまにエゲツないもんです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.029.不満にはけ口を与えない」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 不満は吐き出すと、怒りを助長し、さらに、怒りが不満を助長するといった悪循環を引き起こします。
- 不満は吐き出すのではなく、自分が人生を気持ちよく生きるためのヒントだと考えて、逆に利用するのがいいです。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。