悲しみをすぐに消す方法を見つけてみる
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ここで問題にしている「悲しみ」には、
肉親を突然奪われたときのような「悲痛」を含めていません。
もし、不快な思いをされた方がおられたら、申し訳なく思っています。
本当にごめんなさい。
末尾に動画を乗せておきます。何かのヒントになるかもしれません。
よろしかったらご覧いただけると嬉しいです。
ふくカエル
悲しみは、なかなか消えない!
悲しくて、悲しくて仕方がないときは、本当にどうすればいいのか途方に暮れます。
実は、わたしも3年ほど苦しかったことがあります。
もう、ず~~っと明けても暮れても悲しかったです。
ほんまに辛かったでぇ!
なのですが!
実はです。悲しみというものは、すぐに消えてなくなるものらしいのです!
えっつ!そうなの!
びっくりするやん!
悲しみをすぐに消す方法とは、これ!
これです!
嘆きも悲しみも、すぐに消えてなくなる
嘆きも悲しみも鳥と同じで、ひょいと留まっては飛び去っていくものである。
アラン「幸福論」より引用
悲しみは、すぐに消えてなくなるものであることを認める
です。
実はです。
悲しみを感じるのは一瞬だけなのです。
鳥さんのように、
ひょろっと逃げて飛んでいきます。
「悲しみが消えない」というのは、勘違いなのです。思い込みです。
えっつ!ほんまにそうなの!
またもや、びっくりするやん!
でも、なぜ、 勘違いや思い込みをするのかな?
ダメージが大きいから
悲しみがもたらす精神的ダメージが大きいからです。
ことごとく精神的につらい目に合い、あまりにも酷いので、ずっとこの状況が続くと勘違いしてしまうのです。
認めるのが恥ずかしいから
しかし多くの人は、そのことを認めようとしない。
また、
「悲しみというものは、すぐに消えてしまう」
ことを認めるのが恥ずかしいからです。多くの人もこれを認めようとしません。
ふくカエル
あれほど泣き叫んだのに、もうケロッとしている自分を認めたくないからです。
たしかに、激情にかられたときは、とても悲しいのですが、
ですが、何かの拍子に別のものに意識が飛ぶと、その瞬間に悲しみも飛んじゃうのです。
たとえば、生理的現象のときです。
お腹を下して激痛に苦しんでいるときは、悲しみなんて吹っ飛んでます。
ふくカエル
悲しみでガンガン泣き叫びながら、下痢に耐えている人っていないと思うねん。
そうでなくても、普通に用を足しているときは忘れてます。案外ケロッとしているものなのです。
放尿の快感に酔いしれているかもしれません。
逆に、がんがん泣きながら放尿する人を想像するとちょっとおかしいです。
こんなに悲しいのに、
おしっこは出ていくねん~!
となるのはおかしいやろ?
あと、タンスに小指をぶつけたときもそうです。
激痛に耐えている瞬間は、悲しみはたぶん吹っ飛んでます。
うっお~~!
痛いねんけど~~!
小指がちぎれていないかどうかに必死になって、悲しみのことは忘れてます。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
6つのことを理解する
まずはです。次のつの点を理解します。
- 悲しみはすぐ消えること、消えないと思うのは勘違いであることを認める
- 何度も思い出すことをキッパリやめる
- 連想しそうなものを置かない
- 過去のことだと割り切る
- ケロッと忘れている自分を喜んで認める
- 霧中になるものを見つけておく
1.悲しみはすぐに消えることを認める
まず、悲しみはすぐに消えてなくなるものであることを認めることです。
そして、悲しみは消えず、いつまでも続くものであると考えるのは勘違いであることを認めます。
2.何度も思い出すことを止める
次に、悲しみを何度も思い出すことを止めます。
何度も積極的に思い出すから何度も悲しみをぶり返しているだけであって、
悲しみが消えないというのは、まったくの勘違いであることを自覚します。
3.連想しそうなものを置かない
なので、悲しみを連想しそうなものを置かないようにします。
思い出すきっかけを自分に与えないようにします。
もちろん、
ふくカエル
何度も悲しみを思い出すことで、自分への教訓とするためです。
自分を悲しむ状況に追い込んだ「原因となる失敗や危険」を強く記憶に残して、二度と同じ「悲しみ」を繰り返さないようにするためでもあります。
4.過去のことだと割り切る
また、自分を悲しませる原因はもう過去のことだと割り切ることです。
ふくカエル
今さらジタバタしても変えられないことを悟ります。
5.ケロッとしている自分を喜んで認める
ケロッとしている自分を自覚したら、喜んで認めることです。
ふくネコ
体裁うんぬんを考えることは、自分の足かせになると考えます。
- どんなに泣き叫び、ひどく動揺したとしても、
- その痛々しい様子に、どんなに周囲から同情されたとしても、
お笑い番組を見れば、くすっと笑ってしまう自分を喜んで受け入れます。
周囲に知られると恥ずかしことよりも、自分が立ちなおることが大事だと思い直します。
ふくカエル
6.夢中になるものを見つけておく
そして、悲しみを思い出して動揺しないように、「夢中になれるもの」をあらかじめ見つけておきます。
悲しみを感じて、大騒ぎしたい衝動にかられたときに、すばやく「夢中になれる」ものに没頭するようにします。
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
本当に悲しみはケロッと消えることを実感できる
- 悲しみはすぐ消えること、消えないと思うのは勘違いであることを認める
- 何度も思い出すことをキッパリやめる
- 連想しそうなものを置かない
- 過去のことだと割り切る
- ケロッと忘れている自分を喜んで認める
- 霧中になるものを見つけておく
以上の6つのことを大事にして実践すると、悲しみはすぐに消えてなくなることを実感できます。
どんな自分でも肯定できる
また、どんな自分でも肯定できます。
- 心底悲しみに打ちひしがれている自分
- つらい悲しみを経験しても、忘れてケロッとしている自分
どちらも自分であることを素直に肯定できます。
ふくカエル
ふくネコ
変に騒がなくなる
そして、悲しみはすぐに消えてなくなることを実感できると、
悲しみに打ちひしがれてしまっても、逆に変に騒ぎ立てることがなくなります。
心のどこかで「この悲しみもすぐに消えてなくなるんや!」と思える余裕ができるからです。
すぐに消えるやったら
そんなんやったら、
大騒ぎするのをやめとこう!
と思えるのです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第1章 不安と感情について」
「No.37 嘆きも悲しみも、すぐに消えてなくなる」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 悲しみをすぐに消す方法とは、悲しみはすぐに消えるものであることを認めることです。悲しみがいつまでも消えないのは勘違いであることを認めることです。
- 6つのことを理解して実践します。
- 悲しみはすぐに消えてなくなり、ケロッとしている自分を認めることができます。
身内を失くされて途方に暮れておられる方に、お勧めしたい動画はこちらです。
しんどい時だと思いますが、ご覧くださると嬉しいです。
大変参考になる動画
レジリエンス(心の回復力)の専門家が、12歳の娘を突然の事故で亡くし、自分が悲劇の当事者に
その体験から見つけた心の回復のための3つの秘訣
1)苦難は誰にでも起こることを知る
2)良いことに気持ちを向ける
3)自分のすることが自分のためになるか考えるhttps://t.co/UWBjx1atZ7— 大須賀 覚 (@SatoruO) August 20, 2020
3)自分のすることが自分のためになるかを考える
については勉強になりました。今の自分の考えや振舞いが
本当に自分にとって必要なのかを
自問自答することで
自分の意志決定をコントロールできるという点です。たしかに、愚かな行いや自他を蔑むこと、心を傷つけることがなくなりそうです。🐸 https://t.co/EJdQ4cWaUI
— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) August 20, 2020
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。