【自分自身】ご機嫌になりたいときに、すること。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
ご機嫌になりたい!
生きていれば、嫌な事がおきます。
ふくカエル
でもです。
嫌なことが起きれば、当然凹んだりイライラしたりします。
イライラしている自分を持て余し、平静を保つのに苦労するのです。
イライラしているのが他人ならば、距離を置くなどしてやり過ごすことができますが、これが自分自身となると、距離を置きたくてもできません。
ほんまにな、厄介やで…
でもです!
安心してください!
こんなときは、
これをするのが一番でっせ!ウチ(訳:わたくし)も実践してん!
効果抜群やった!
して欲しいこととは、これ!
これです!
ご機嫌になる方法とは、
ご機嫌のフリをする
ことです。
おい!こら!
ふざけとんのかい!
ごっ、ごめんよ~。
でもね、ほんまやねん…
ふくカエル
ふくネコ
なぜ、ご機嫌のフリをするといいのかな?
態度を変えることができるから
ご機嫌なフリをすることで、少なくとも不機嫌な態度を変えることができるからです。
「どうでもいいこと」のように
思えるけど、
これが劇的に気分を変えてくれるねん。
「不機嫌でぶっきらぼうな態度」が、少なくとも「愛想の良い態度」になります。はい。
ふくカエル
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
具体的には…
ご機嫌なフリをするには、次の6点を心がけます。
- 自分の態度を変えることを意識する
- 決して焦らない
- 身体を積極的に動かす
- 礼儀正しく振舞う
- 困ったときも、礼儀正しさを頼りにする
- 常日頃から訓練する場を自分から求める
1.自分の態度を変えることを意識する
上機嫌なふるまいをできるかどうかは、分別や理性の問題ではない。分別などまったく役に立たない。態度を変え、体を動かし、礼儀正しいふるまいをする必要がある。
アラン「幸福論」より引用
まずは、上機嫌なフリをするためには、意識的に態度を変えるようにします。
頭の中であれこれ考えても上機嫌になるのは難しいのです。
くっそ~~!
思うようにいかへんねん!
となるのが普通やねん。
2.実際に身体を動かす
なので、頭の中であれこれ考えるよりも、実際に自分の手足など身体を動かすようにします。
たとえば、
- 腕を高く上げて背筋を伸ばして、血流をよくする
- 大きなあくびや肩の筋肉を上下に動かして、身体の緊張を解く
- 顔を上げて上や遠くの景色を見ることで、目の緊張を和らげる
などです。
自分の身体を動かすときに、次のことを強く意識するとさらに効果的です。
「感情」よりも「筋肉」の方が
自分の意志でコントロールしやすい!
世の中には、ご病気で筋肉を動かせない方がおられます。
もし、気を悪くされたらごめんなさい。
3.決して焦らない
次に、大事なことは決して焦らないことです。
上機嫌なフリをしたからとて、すぐには自分の不機嫌は治りません(徐々に治ってきます)。
ふくネコ
なので、ここは焦る気持ちを抑えて、
不機嫌な状態なんて、どうでもいい!
と気にしないフリをすることも大事です。
4.礼儀正しく振舞う
礼儀正しくふるまう
上機嫌なふるまいをできるかどうかは、分別や理性の問題ではない。分別などまったく役に立たない。態度を変え、体を動かし、礼儀正しいふるまいをする必要がある。
また、上機嫌なフリをするときに、
これだけは心がけた方がいい事は!
礼儀正しく振舞う
ことです。
礼儀正しく振舞うことを怠らないようにします。
態度を無理矢理でも変えることができるから
礼儀正しく振舞えば、無理矢理でも「不機嫌な態度」を変えることができるからです。
ふくカエル
不機嫌な態度を隠せる
不機嫌な態度を変える効果だけじゃありません。
同時に不機嫌な態度を礼儀正しく振舞うことで隠す効果もあるからです。
なんと言っても笑顔になるから
さらにです。
何と言っても礼儀正しく振舞うと笑顔になるからです。
なぜなら、礼儀正しく振舞うには、
- ぶっきらぼうで無愛想な態度はご法度
- 笑顔が必須
だからです。
笑顔のすごい効果については
こちらをご覧ください!
「幸福論」【自分自身】即効で気分を変えたいときに、すること。
身体が自然と動くから
そして、礼儀正しく振舞うことで、自分の身体が自然と動くからです。
実は、
- 礼儀正しく振舞う
- 身体を動かす
この2つには非常に密接な関連性があります。
なぜなら、礼儀正しく振舞うために
- 一つ一つの所作を丁寧に美しくする
- 円滑かつムダがない動きをする
などが必要になってくるからです。
ふくカエル
ふくネコ
挨拶などそれっぽくするには、首の筋肉、背中の筋肉、腕の筋肉、顔の筋肉・・・となんじゃかんじゃと筋肉を総動員しないとアカンのです。
ふくカエル
ふくネコ
5.困ったときは、礼儀正しさを頼りにする
そして、
- 不都合な出来事が起きたとき
- 不機嫌な自分を発見したとき
など困った事態に直面したときは、礼儀正しさを頼りにするようにします。
なんか訳が分からなくなったときは、「とりあえず礼儀正しく振舞う」ことだけを考えます。
自分の不機嫌な感情が態度に出ないようにガードしてくれます。
ふくカエル
ふくネコ
そやけどです!
問題があるのです!
実は、礼儀正しい振舞いがいざという時にできないのが難点なのです。
6.常日頃から訓練する場を自分から求める
そのために、どうでもいい人たちとのつきあいがこんなに歓迎されるのである。
そこでです!
いざというときに礼儀正しく振舞えるように、常日頃から訓練する場を自分から求めるようにします。
たとえば、
- 自分が不愉快な気持ちになりそうな状況にあえて身を置く
- 無理でもニッコリと笑わなければいけない状況にあえて身を置く
- 面倒くさい人たちとあえて付き合う
などです。
なんや不思議なのですが、
「これも訓練や!」と思うと、自分の意識のレベルで不思議な変化が起こります。
気持ちに余裕が出てくる感じ!
おう!どんど来い!
まかせろや!耐えてみせるで!
と思えるのです。
この地道な訓練を積み重ねることで、いつか本当に避けることができない状況に陥ったときに、非常に役立つ経験になります。
ふくカエル
ふくネコ
経験を積めば積むほど、忍耐力や対応力(対処力)が格段に増えるような気がします。
そうすると、どうなるのかな?
フリをするのが最強なことが分かる
自分の不機嫌を直すには「ご機嫌なフリ」をすることが最強であることに気づきます。
礼儀正しい振舞いが頼りになる
また、不機嫌な自分自身をコントロールできないときこそ、礼儀正しい振舞いが頼りになることにも気づきます。
不機嫌な振舞いを無理やりにでも
上機嫌な振舞いに変えてくれるのは、
礼儀正しい振舞いに他ならないのです。
微笑みが無敵であることに気づく
さらに、どんなに不機嫌な状況に陥っても、微笑みが無敵であることに気づきます。
ニッコリ笑えば、状況はガラリと変わることがあります。
あとは、何度も修羅場を潜り抜けて訓練し、
引きつった不自然なニッコリを自然なニッコリにすることでござる。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 自分自身について」
「No.044 礼儀正しくふるまう」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 不機嫌を変えて上機嫌になりたいときは、上機嫌のフリをすることです。
- 上機嫌のフリをすれば、自分の不機嫌な態度を変えることができるからです。
- 具体的には、態度を変えることを意識し、実際に手足など身体を動かします。その際に礼儀正しく振舞うことを怠らないようにします。
- すると、上機嫌のフリをすることが最強であること、礼儀正しい振舞いが頼りになること、そして微笑みが無敵であることに気づきます。
ご機嫌になりたいときに、先に「ご機嫌なフリ」をすることは少々嘘っぽいところもあります。
ふくカエル
そやけどです。
不機嫌な自分を気にして、どんどん不機嫌さにどっぷりと浸かるよりもマシな気がします。
それに、バカにしないで真面目に「上機嫌なフリ」をしていると、
本当に何かの拍子に
ほんまにチョットたことで、
自分の機嫌がぐーんと上がる瞬間がきます。
ふくカエル
ふくネコ
ウチ(訳:わたくし)が思うには、この瞬間は「不機嫌な自分」を続けていたら多分気がつかない瞬間やと思うのです。はい。
気がついて嬉しくなったから
Twitterで呟いてみたよ。
いずれ「上機嫌」になるんやったら「上機嫌の先取り」してもいいよね。
誰からも怒られへんよね。
「あいつ、いつまで経っても不機嫌やな」って言われるよりもマシやと思うねん。
— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) March 30, 2021
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。