目次
悲劇から確実に脱出する方法とは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「No.45 幸福を演じる」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
幸福を演じる
それは幸福を演じるチャンスであり、こうした喜劇のおかげで悲劇から確実に救われるのである。
アラン先生「幸福論」より引用
毎日が悲劇は、苦しい
- 激しい怒り
- 反抗心
- 悲しみ
などが充満して「毎日が悲劇」になっているときは苦しいですよね。
思春期の反抗心を思い出してみると、本当に苦しいものでした。
成長期でホルモンのバランスが崩れまくって、いつもイライラしていました。
なんでもかんでも突っかかってました。
まったくもって自分をコントロールできないのです。
さらに、
なんでもかんでも事に触れては、自分を「悲劇の主人公」にしてました。
今から思うと、自分自身が実に不可解で不思議すぎる存在でした。
カエル風アラン先生の言葉
こんな「毎日が悲劇」でたまらないときに、もしアラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
生きていれば
悲劇に遭遇することがある
人生、思い通りにならないことが
多いからだ。
人生は、
悲劇の方が多いかもしれない。
でもだ。
悲劇ばかりでは、
自分の人生を
台無しにする。
撃退したほうがいいぞ。
ここにいい方法がある。
確実に悲劇から脱出できるぞ!
確実に脱出できる方法とは?
方法とは、これ!
幸福を演じる(喜劇を演じる)
ことです。
へっつ?
「こんなんで悲劇から脱出できるの? 」「それも確実に?」って思いますよね。
でもです。できるのです。
幸福を演じるとは?
ちなみに、幸福を演じるとは礼儀正しくふるまうことです。
礼儀正しくふるまうには、幸福で心に余裕がないとできないふるまいだからです。
自分自身のことでいっぱいいっぱいで余裕のない人は、
たいがい不機嫌で、礼儀を忘れていることが多いもんです。
なぜ、脱出できるのかな?
強い影響力があるから
まず、礼儀正しくふるまうこと自体に、強い影響力があるからです。
- 効果
- 利点
があります。
この効果と利点が、考え方をガラリと変えます。
まず、こんな効果
まず、不機嫌を撃退する効果があります。
礼儀正しくふるまうためには、優しく親切にならないとダメです。
優しく親切になろうとすれば、これに相反する「自分の不機嫌」を必然的に追い払うことになります。
ふくカエル
たしかに「ぶっきらぼう」という状態もありますが、
でも「ぶっきらぼう」には、礼儀正しさがないのです。
次に、こんな利点
次に、強力なストッパーになるという利点があります。
柔らかい物腰やニッコリ笑うという礼儀正しい仕草が、
- 激しい怒り
- 反抗心
- 悲しみ
などを表現するスキを与えないのです。
ふくカエル
そもそも、礼儀正しく、優しく親切にふるまっている最中に、イライラしたり、激高するなんてことはできないです。
ふくネコ
そのような言動は、「礼儀の道」から外れて非常に無礼なことになりご法度だからです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
幸福を演じるためには・・・
まず、「幸福を演じるとは、礼儀正しくふるまうことだ!」とお知らせしました。
礼儀正しくふるまうとは、具体的には、
- 優しくする
- 親切にする
- 相手のことを思いやる余裕をもつ
- 物腰柔らかにする
- 穏やかな言葉をつかう
- 何ごとに対しても動揺しない・慌てない
- ニッコリ笑う、など
のことです。
別に、「これこれで、成功してん!」な~んて自慢したり、大風呂敷を敷くのではないのです。
幸せじゃないとできない、気持ちに余裕がないとできない、ふるまいをするのです。
たとえ、少々ツイてなくて不機嫌であっても、幸福であるかのように演じちゃうのです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
チャンスをつくる
次に、幸福を演じる場所やチャンスを積極的に作ります。
たとえば、
- 社会活動
- 雑談
- 行事
- パーティー
などに積極的に参加してみます。
場数をこなす
そして、幸福を演じるチャンスを増やし、場数をこなしていきます。
そうすると、どうなるのかな?
悲劇から確実に脱出できる
できるだけ幸福を演じて、また演じるチャンスをつくることで、悲劇から確実に脱出することができます。
フリをすることで、本物になっていく感じです。
幸福を演じる行動が、習慣になって、
いつの間にかその習慣が、自分の考えや性格になっていきます。
自分の考え方が変われば、おのずと幸福がやってきます。
ふくカエル
ふくネコ
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
まとめてみたkerokero
- 悲劇から確実に脱出する方法は、幸福を演じることです。
- 幸福を演じることには強い影響力があるからです。
- 不機嫌を撃退する効果と激しい怒り・反抗心・悲しみなどの感情を排斥する利点があるからです。
- 幸福を演じていると、本当に幸福になってきます。
たしかに、自分が不機嫌なのに幸福を演じることについて、最初は違和感を感じます。
わざわざ嘘をつくような、偽りを演じているように感じるからです。
でも、幸福を演じることで、だんだんと本当に自分に余裕が出てきて、
気づくと自分が本当に幸福になっています。
嘘だと思うでしょう?
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァートゥエンティワン)によりました。