【自分自身】嫌な感情を手放したいときに、気づくといいこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
嫌な感情を手放したい
- いつまでも続く不安
- 全然癒されない悲しみ
- どんどん激しくなる怒り
この嫌な感情を手放いしたい!
でも、できない…
こんなときに朗報です。
もう、今日から
悩む必要なんてありません。
これに気づけば
もう!大丈夫です!!!まかせなさ~い!
気づくといいことは、これ!
これです!
一度にふたつの態度をとることはできない
人の身体は、一度に異なるふたつの態度をとることはできないようになっている。
アラン「幸福論」より引用
嫌な感情を手放したいときは、次のことに気づくことです。
人間は、真逆(正反対)の態度を同時にとることはできない!
ふくカエル
なぜ、気づくといいのかな?
嫌な感情を封印できるから
人間は、真逆(正反対)の態度を同時にとることはできない!
(一つの態度しか取れない)
ということに気づくと、
嫌な感情とは真逆(正反対)の態度をとれば、必然的に嫌な感情を封印することができるからです。
そうすると、否応なしに嫌な感情を手放せます。
表面上でも、嫌な感情を手放す態度をとり続けると、
どんどん嫌な感情を手放す環境が整ってきて、
自然と嫌な感情を意識することが無くなってきます。
ふくカエル
ふくネコ
不思議とね
どんどん意識することが
なくなるねん。
ところで、なぜ、同時にふたつの態度はとれないのかな?
そういうシステムだから
なぜならです。
人の体はそういうシステム(二つの態度を同時にとれない)が体内に搭載されているからです。
たとえばです。
自分の手は
- 握る
- 開く
かどちらか一方しかできないのです。
自分の呼吸は
- 息を吸う
- 息を吐く
かどちらか一方しかできないのです。
なので、人間は、
- 飲み込むこと
- くしゃみや咳をすること
は、同時にできないのです。
咳をしてるときは、同時に息を吸うことはできない。
目を閉じているときは、同時に見ることはできない。
握りしめている手は、同時に開けない。
めっさ不安なときは、同時に安心できない。
悲しいときは、同時に歓喜できない。人は、真逆の態度を同時にとれない。
あげた手は、同時に下ろせない☟🐸 pic.twitter.com/Vjxb2MEzZD— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) April 13, 2021
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
感情も同じことに気づく
まず、感情も態度と同じであることに気づきます。
人は、ふたつの真逆(正反対)の感情を同時に表現することはできないのです。
たとえば、ウチ(訳:わたくし)も自分でやってみて実感できたのですが…
とてもじゃないけど、不安と安心は同時に表現できないです。
ふくカエル
また、悲しみと喜びも同じです。
同じ高揚感(興奮度)で表現することは難しかったです。
ふくネコ
さらに、怒りと平和もまたそうです。
ふくカエル
ふくネコ
真逆(正反対)の感情を出す
なので、嫌な感情を手放したいときは、嫌な感情とは真逆(正反対)の感情を表に出すようにします。
「嫌な感情」を
表に出すよりも
「真逆(正反対)の感情」を
表に出す!
これに尽きるで!
不安を手放したいときは、安心を表現します。
悲しみを手放したいときは、喜びを表現します。
怒りを手放したいときは、平和を表現します。
人には「同時に真逆の態度をとれないシステム」が搭載されとうねん。
これって考えようによっちゃあ、いろいろと利用できる。たとえば、怒りながら喜ぶことはできひんから「怒り心頭」のときは、喜びまくるねん。
そしたら、怒りを手放すことができる。
知らんけどな…
以上🐸が今日勉強したこと。 pic.twitter.com/xA44mSStXQ— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) April 13, 2021
無関心な態度をとる
でもです。
どうしても真逆(正反対)の感情を表に出すことが難しいときは、次のような「無関心な態度」を中間に置くようにします。
たとえば、
- どうでもいいフリ(無関心のフリ)をする
- しゃ~ない(仕方がない)というジェスチャーをとる
- どうしようもないことに悩むだけ損やと思う
- 心の底からアホらしいと思う
- やれやれと思う
という態度です。
このような「無関心の態度」は嫌な感情を「無関心なもの」へと変えてくれます。
やれやれ!
しゃ~ないと思えば、
たいがいのことは
「しゃ~ないもの」になるねん!
「無関心な態度」は、嫌な感情から一定の距離感を保つことができるので結構役に立ちます。
なるべく手放すしかない状況をつくる
さらに、なるべくなら、
嫌な感情を手放すしかない状況を自分につくるようにします。
ふくカエル
ふくネコ
手放す状況を自ら強いることで、どんどん手放す環境に自分が慣れてきます。
じゃあ、具体的に無関心な態度ってどうやってとる?
たとえば、不安
心配事で不安なときは、不安で縮こまっている身体を思い切って開いてみます。
無理に飲み込もうとするとよけいにひどくなります。
身体の力を抜いて吐くのが
コツやで。そうすると、
けっこうな量を吐けるねん。
腕を前に組むのではなく、
腕を前に開きます。
アジの開きみたいに
身体を開いてみるねん。
深呼吸をすればするほど、両手を左右に開くので、自然と(否応なしに)身体が開かれていきます。
この動作を何回もすれば、
勝手に身体は開くようになるねん。
心を身体に吸い込んでどんどん増やせば、自然と安心できます。
しんどいとき、ナーバスなときは、
大きな深呼吸をして、
空中にいらっしゃるらしい
「大きな天使さま」から「小さい天使さま」まで、
根こそぎ、ゴゴゴゴゴっと一気に吸い取って、
身体中を「天使」だらけにするのが、一番です。
と思うのです🐸 pic.twitter.com/zNp701Tdfl
— ふくカエル@にゃ~🐸 (@Fuku_78) September 25, 2019
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、悲しみ
悲しみのときは、
まずは、顔を覆っている手を顔から離して、その手を高く上げるようにします。
自分の手は悲しみを実感するためではなく、大きく背伸びをして悲しみを手放す手段として使います。
背伸びをすれば、
悲しむ態度をSTOPすることが
できるねん。
次に、大きく背伸びをするときに、
背筋に希望を注入するイメージを持つと、悲しみが垢のようにポロリポロリと落ちていきます。
ふくカエル
たとえば、怒り
怒りのときは、
まずは、怒りで強く握りしめていた拳を開いてみます。
次に、「くそっ!」と握りしめた拳を開いて、代わりに「自分の平和の象徴」を手のひらに乗せてみます。
ふくカエル
たとえば、
- 好きな子の写真
- 可愛がっているペットの写真
- 大好きなお菓子
- 美しいもの
とかです。
すると、「自分の平和の象徴」によって自分の心が平和で満たされ、徐々に怒りを手放せるようになります。
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
必然的に悪感情は出ていく
真逆(正反対)の態度をとるようにすると、嫌な感情が必然的に自分から出ていきます。
感情の断捨離ができる
また、感情の断捨離をすることができます。
不安や悲しみ、怒りなどの嫌な感情は即座に手放すことができることに気づき、どんどんうまく捨てることができます。
ふくカエル
ふくネコ
手放せば、「良い感情」が手に入ることにも気づく
また、嫌な感情を手放せば、良い感情が手に入ることにも気づきます。
開いた手のひらに新しい感情が自動に乗ってきます。
とてもシンプルなことに気づく
さらに、とてもシンプルなことに気づきます。
「人間は、正反対の態度を同時にとることはできない」ことに気づくと、複雑に見えていた感情も次にようにとてもシンプルに考えることができます。
- 不安や怒りなど嫌な感情を握りしめたままでは、いつまで経っても安心や平和や希望を握ることはできない
- 新しいものを握るには、古いものを捨てるしかない
そうやん、めっさシンプルやん!
ようは、反対の態度を
とればいいんやん!
人生が生きやすくなる
そして、自分の感情をどんどんシンプルに考えることができると、ますます気分も楽になり、自分の人生が生きやすいものになってきます。
このシンプルなシステムに気づくと、人生が随分と生きやすくなると思います。はい。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 自分自身について」
「No.046 一度にふたつの態度をとることはできない」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 嫌な感情を手放したいときは、人間は、真逆(正反対)の態度を同時にとることはできないことに気づきます。
- 嫌な感情とは真逆(正反対)も態度をとることで必然的に嫌な感情を封印することができます。
- 具体的には、感情もまた同時に真逆(正反対)の感情を表現することは難しいことに気づき、真逆(正反対)の感情を表現するようにします。
- また、いきなり真逆の(正反対)の態度をとることが難しいときは、嫌な感情に無関心な態度をとるようにします。
- すると、必然的に嫌な感情は出ていき、感情の断捨離をすることができます。
- また、嫌な感情を手放せば、代わりに良い感情が自分にはいってくることにも気づけます。
- このシンプルなシステムに気づけると、人生がずい分と生きやすくなります。
自分が奥にしまっていた不安は、
身体を開いてリラックスすれば、
手放せます(きっと…)
心から離れない悲しみは、手を高く上げて背伸びをすれば、
手放せます(きっと…)
自分が抑え込んでいた怒りは、手のひらに自分の平和を乗せれば、
手放せます(きっと…)
無関心になるスキルを身につければ、嫌な感情を手放すスキルも楽々と身につけられると思います。はい。
気になる感情で、かつ嫌な感情であれば、どんどん気にしないように(無関心な態度)すれば、
その先には、きっと良い感情が待ってます。
感情も気の持ちようで何とでもなるらしい。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。