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仕草には、自分の感情や内面がハッキリと現れるので注意してね
こんにちは!ふくカエルです(ふくカエル@バルタンカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「No.47 仕草には、自分の感情や内面がハッキリと現れるので注意してね」
しぐさには感情があらわれる
しぐさには、一時の感情のすべてがさらけだされてしまうのだ。
アラン先生「幸福論」より引用
意外に周囲は敏感
何かをするときに、
ちょっとした「動作」「身のこなし」「仕草」に、その人の「感情」や「内面」がハッキリと見て取れて、
その人の「動作」や「身のこなし」、「仕草」にドッキリして感動したり、
キュン!
逆にイライラしたりします。
むっか~!
たいがいの人は、自分の「動作」「身のこなし」「仕草」に無頓着なのですが、
意外に意外に周囲は、敏感な反応を示すことが多いのです。
アラン先生の言葉
この「仕草」ですが、アラン先生は次のように注意喚起してます。
仕草をバカにしちゃいけない。
仕草にはその瞬間の
「生の感情」「自分の内面」が
もろに現れているぞ。
自分のいやらしい
「感情」や「内面」が
さらけ出していることに
気づいたほうがいいぞ。
自分が想像していたより
仕草が自分の陳腐さを
暴露していることに
早く気づいたほうがいい。
なぜ、注意したほうがいいのかな?
ハッキリと現れているから
「動作」「身のこなし」「仕草」には、その人の、その時々の「生の感情」や「内面」がハッキリと現れているからです。
中には、本来隠さなければならない「敵対心」「嫌悪感」もハッキリと表面化してたりします。
これは
「敵対心」通り越して、
「藁人形」になっちまってます。くぬ~、許さん!
自分のアタマの中では、うまく隠しているつもりでも、
口角や頬の筋肉、動作などの「仕草など」にハッキリと表れているのです。
たのしい感情であればハッキリと現れてもいいですが、
次のような顔は、相手をただただ不愉快にするだけなのです。
これはあかんやつ。
相手を見下している感情が
モロ見えなのです。
その他のハッキリ現れている例
無意識にする「仕草など」に、自分の「感情」や「内面」がハッキリと現れているその他の例があります。
たとえば、生理的嫌悪感を感じたときは、思いっきり「吐きそうな仕草」として、現れています。
うっつ!吐きそう!
たとえば、怒りで震えているときも、どんなに隠そうとしても「メラメラ仕草」として、ハッキリと現れてしまうのです。
くぬぬぬ~!
さらに、驚いたときもそうです。
くわっつ!
リアクション芸人のように
驚いちまった。
こんな風に目は出ませんが、口は大きく開いてたりします。
さらに、不味(まず)い食事をしたときも、「のの字マークの仕草」として、ハッキリと現れちゃいます。
予想以上に表情にハッキリと出ているのです。知らないのは本人だけです。
うっ。ぐぇ~。
本人は無頓着だから
このように周囲に「自分の感情」「内面」をハッキリとさらけ出しているのですが、
意外と本人は、「仕草など」に無頓着であることが多いからです。
気づかれていないと思っている人も中にはいます。
ふくカエル
なので、「仕草など」には注意したほうがいいのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
動作や身のこなしに気をつける
まず、何気なく普段とっている自分の「動作」「身のこなし」「仕草」に気をつけることです。
特に気を抜いているときこそ、注意したほうがいいです。
瞬間の「自分のいやらしい感情」が表に出ていないかに注意します。
注意すること
- 目つき
- 顔の表情
- 手の仕草
- 声や使う言葉
- 所作、動作など
こんな感じになってない?
- 人を見下している目つきをしてない?
- 「しっ、しっ」というような横柄な態度をとっていない?
- 恐ろしくて怖い、おどろおどろしい声になっていない?
- モノを投げ置いたり、粗末な扱いをしていない?など
常日頃からチェックしておく
次に、常日頃から自分の「動作」「身のこなし」「仕草」をチェックして、修正しておくことです。
自分が想像していた「仕草など」と
世間が感じる「印象」とでは、かなり食い違うことがよくあるからです。
本人で良かれと思って振舞っていた「仕草など」が、世間では、非常に滑稽で陳腐なことがあるのです。
たとえば、好感度をもたれようとして、ワザとらしくなっていないかチェックしてみます。
いやだ~。うふ。世間では
これは、すごく
うっとおしいやつです。
たとえば、人を非難する態度にも、内面の浅ましさが出ていないかチェックしてみます。
口で言っている以上に「おのれのいやしい内面」が出ていないかに注意してみます。
おめえ、アホだろう?
おめえさんのほうが、
もっとアホじゃねえのか?
いやしさ満開だぞ。
人を見下している目つきは、直ぐにできる目つきではありません。
実は、板につくまでに何年もかかる目つきです。
今まで、自分の「仕草」をチェックして直さなかったツケがまわってきている感じです。
仕草をチェックしていくと、どうなるのかな?
さらけ出さないようになる
「仕草など」をチェックして修正していくと、だんだんと「自分の感情」や「内面」をさらけ出さないようになってきます。
「生の感情」や「内面」が周囲にバレバレだった「仕草など」を封印することができるからです。
こんな恥ずかしいことは、
すぐ直すに限るよ。
内面も洗練されてくる
また、「仕草など」をチェックして修正することによって、「自分の内面」も洗練されてきます。
でん!
どうだ、この内面の美しさ
まとめてみたkerokero
- 仕草には、自分が想像している以上に「自分の感情」や「自分の内面」が現れています。
- 自分だけが気づいてないことが多々あります。
- 仕草には注意したほうがいいのです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』によりました。