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深刻な状況になったときほど、したほうがといいこと。
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「No49 あくびをする 2」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
あくびをする 2
反対にあくびは、命の叫び、言うなれば健康を回復することであり、深刻な状況への拒絶反応のあらわれである。
アラン先生「幸福論」より引用
深刻な状況は、伝染するねん!
- 慎重な態度
- 不安な感情
- 心配そうな態度
これらって、み~~んな病気のように伝染します。
インフルエンザみたいやねん!
ふくカエル
ふくネコ
でも、これが非常に深刻な状況になったときは困ります。
カエル風アラン先生の言葉
深刻な状況に陥ったときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろ想像してみました。
君にも、
深刻な状況が起きたのかい?
そりゃ、大変だ。
そんなときには
したほうがいいことがある
いたって簡単な方法だが、
つい忘れてしまうものだ。
だが、効果はあるぞ!
したほうがいいこととは?
ずばり、これです!
あくびをする!
ふくネコ
ふくカエル
なぜ、「あくび」をするといいのかな?
健康を回復できるから
まず、「あくび」は、その場ですぐに健康を回復することができるからです。
「あくび」によって酸素を取り込み、それを全身に行き渡らせることで、ある程度の健康を回復することができます。
ふくネコ
ふくカエル
拒絶反応になるから
次に、「あくび」は拒絶反応になるからです。
深刻な状況へ陥りそうなときに、
あっつ!貴重してるやんか!
これはヤバイ!早く緊張を解かなアカン!
あくびやあくび
といった感じで、緊張が状況をますます悪化しそうなときに、「あくび」が反応して身体の力を抜いて緊張を解くようにします。
ふくカエル
アピールになるから
それに、「あくび」は次のようなアピールになるからです。
これ以上状況を悪化しないようにするために、
- 神経質になる
- 大げさになる
- 極度に緊張する
ことを一切やめて「全く気にかけないで平気でいます!」というアピールです。
みんなよく聞いてな!
ぼくは一切動揺し~ひんで!
ふくカエル
周囲の人たちは、
あの人すごい、こんな状況で
「あくび」できるなんて、
だだもんじゃない!
ってなる。
じゃあ、どうすればいいのかな?
とにかく、あくびをしてみる
調子が悪いときや深刻な状況になりつつあるときこそ、とにもかくにも、まずは「あくび」をしてみます。
たしかに、無理やり「あくび」をすると最初は不自然ですが、
だんだんと本物の「あくび」になってきます。
すると、本当に力の入りすぎた身体の緊張がとけてくるので、身につけておくと損はないです。
そうすると、どうなるのかな?
深刻な状況を断ち切れる効果
まず、「あくび」をすることで深刻な状況が伝染するのを抑えることができます。
たとえば、「緊張」「不安」「恐怖」などの「負の感情」「負の態度」は人に伝染します。
なので、これらの伝染を遮断できる効果は非常に大きなものです。
安堵感の効果
次に、「あくび」をすることで安堵感を覚えることができます。
この安堵感を覚える効果もまた非常に大きなものです。
安らぎは、新たな「勇気」や「活力」を自分から奮い立たせることができるからです。
それに人にも伝染する
さらに、「あくび」による次の2つの効果は、他人の伝染します。
- 深刻な状況の遮断効果
- 安堵感の効果
「あくび」が実際に伝染するように、この2つの効果も伝染していきます。
「笑い」が伝染して笑顔が増えるように、「あくび」が伝染して、深刻な状況を撃退して安堵感が増えます。
まとめてみたkerokero
- 深刻な状況に陥ったときには「あくび」をしたほうがいいです。
- 「負の状況」「負の感情」「負の態度」を断ち切ってくれます。
- 安堵感を与えてくれます。
緊張した状態では、なかなか「あくび」をすることに思いつかないですが、
やると効果があります。
深刻な状況を断ち切って、安堵感を手に入れたいのなら、最初から「あくび」で乗り切るのも一つの手やねん。
緊張した場面で「あくび」をしている人を見つけたら、
「あり得へんわ~!」
「ふざけとんちゃう?」
と思うのはやめて、自分も「あくび」に伝染してみるのがいいです。
「あくび」して涙が出たりすると、本当に緊張しているのがアホらしくなるんねんよ。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』によりました。