「本物」になりたいと思ったら、心がけること
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。 中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。 そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
「本物」になりたい!
何かを習得したいときに、誰もが思うことは、これです。
いち早く「本物」になりたいねん!
ギターを習い始めたときは「早くプロ並みにうまくなりたい!」と思います。
スケートを習い始めたときは「早くフィギュアスケートの選手のようにクルクル回りたい!」と思うものです。
そやけどです。
必ず壁にぶち当たり、
うまく上達できひんねん!
としごく悩むことになります。
ふくカエル
カエル風アラン先生の言葉
アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
あんな、ええこと教えたる!
「本物」になりたいと切望したときにこそ
心がけたらいいことがあるねん。
これさえ押さえとったら
OKやで
心がけることとは、これ!
これです!
楽しむこと
楽しめることを増やすこと
です。
その道の「本物」になりたいときは、その道で楽しめることを増やすことなのです。
いろいろなツラさの数よりも楽しみの数が上回ったときに「本物」になれます。
なぜ、楽しむといいのかな?
一生懸命になれるから
まず、楽しめると、どんどん夢中になって、一生懸命になれるからです。
いろいろと工夫するから
次に、楽しめると、いろいろと工夫しようとするからです。
楽しさからどんどん探求心が生まれてくるので、アイデアがどんどん生み出すきっかけになります。
また、工夫するアイデアが生まれれば生まれるほど、自分の能力が伸びしろがどれだけあるのかが分かります。
ふくカエル
苦にならないから
さらに、楽しめると、どんな困難に遭遇しても苦にならないからです。
「本物」を極めるまでに経験しなければならないツライ作業でも、楽しめるのは強みになります。
たくさんあるツライことの中から、「楽しみを見つけられる」こと自体がすでに才能があるのです。
長く続けることができるから
また、楽しめると、長く続けることができるからです。途中で挫折することがありません。
ふくネコ
自然に上達するから
そして、楽しめると、自然と、それも早く上達するからです。
楽しさが、頭から離れないからです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
興味を持つ
まず、自分が「本物」になりたいという分野に興味を持つことです。
どんなに「本物」になりたくても、興味がなければ上達できないです。
メモして、残しておく
次に、
- 「本物」になりたいものは何か
- どんなところに興味や好奇心を持っているのか
を具体的に考えたら、思いついたことをメモして残しておきます。
ふくカエル
たとえば、興味や好奇心を失ってやる気をなくしているときです。
自分の書いたメモを再確認することで、やる気をひき出すことができます。
むずかしく考えない
次に、「本物」になるために、自分がやるべき「課題」を難しく考えないことです。
難しく考えれば、苦痛が生まれます。
ふくネコ
楽しむ
そして、できるだけ楽しむようにします。
楽しいことを探すようにします。
お勧めなのは、
- 今までの成果を記録に残すこと
- ちゃんと振り返ること
です。
自分の小さな成果を実感できるので楽しくなります。
わたしは、苦手な課題を一つ一つクリアーしていくたびに、
「成果」を目に見えるカタチにしていました。
たとえば、一つ一つクリアーしていくたびに、カレンダーにお気に入りのシールを貼ってました。
そして、シールが10個たまるたびに、それまで我慢していたケーキやプリンをご褒美に食べてました。
豚まんは特にうまい。
出来なかったことを振り返ることも大事ですが、出来て楽しかったことも振り返るのも大事だと思います。
そうすると、どうなるのかな?
もちろん、「本物」になれる!
興味をもって、楽しみながら課題をクリアしていくと、
ある日「本物」になっている自分に気づきます。
ふくカエル
どんなことがあっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。
誰でも好きでやっていることは一生懸命になるし、
それに関して勉強したり工夫したりするので、自然に上達するものである。
【出典】故事ことわざ辞典
「本物」になるための秘訣が分かる
また、「本物」になるための秘訣が分かります。
楽しむ
本物の上達は、それでどれだけの楽しみを得られるかによって測ることができるのだ。
アラン「幸福論」より引用
実は「本物」になれるかどうかは、「楽しさ」をどれだけ積み重ねることができたか?で決まるのです。
- どれだけ楽しむことができたか?
- どれだけ楽しみを集めることができたか?
などをチェックすると、自分の上達のレベルが分かります。
成功体験が活かせる
そして、楽しみながら「本物」になれるという成功体験を活かすことができます。
どんなに難しい「課題」でも楽しみを見つけられる体験は、
「苦しさの中に楽しさをみつける」という「人生の課題」に活かすことができます。
ふくネコ
なると思うよ!
才能に気づく
「本物の音楽家とは音楽を楽しむ人のことであり、本物の政治家とは政治を楽しむ人のことである。そして、楽しむのは脳力のある証拠だ。」
そして、楽しめることは、すでに才能があることに気がつきます。
たとえば、
- 一生懸命なれる
- あきない
- 集中できる
- 次から次からと工夫できる
- 苦にならない
- 続けられる
などです。どれをとっても、才能があることに気づきます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ ちなみに、今回のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「No.58 楽しむ」
になっています。 お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
まとめてみたkerokero
- 「本物」になりたいときは、「楽しむ」ことが大事になってきます。
- 楽しければ、自然と努力しますし、集中して継続することができるからです。
- 楽しさを早く見つけて夢中になることができると、早く「本物」になれます。
イヤイヤすると、どうしても上達しないです。
「課題」に苦しむのも一つの修行やと思いますが、
「課題」に楽しんで取り組む方が、柔軟な発想ができて早くクリアできると思うのです。
頭はなんぼでも柔らかくしたほうがいいです。習得も早くなります。
究極は、苦しむことさえ楽しめることやと思います。
ふくカエル
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。