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「言葉の力」をバカにしない
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「No.59 言葉の力をあなどらない」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
言葉の力をあなどらない
小さい子が、あそび相手にライオンかクマの格好をさせておきながら、
その相手が本当に怖くなってしまうようなものだ。
アラン先生「幸福論」より引用
えらく疲れる人!
会話をしていると、えらく疲れてしまう人がいます。
この人と会話していると
めっさ疲れるねん!
なんでやろう?
エネルギーや
血がすわれたんとちがうか?
「次は会うのを控えよう・・・」とか考えちゃう人です。
でも、どうして?
カエル風アラン先生の言葉
人との会話でひどく疲れてしまったときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
疲れてたのかい?
うむ。
そりゃ、
相手が使った「言葉」のせい
かもしれんぞ。
「言葉」には力があるねん。
「言葉の力」を
バカにする人がおるけど
「言葉の力」を
バカにしたらアカン。
エライ目にあうぞ。
ほやから
気をつけたほうがいいぞ。
なぜ、エライ目にあうのかな?
「言葉」には力があるから
不思議なのですが、「言葉」には力があるからです。
そして、「言葉の力」には計り知れない力があります。
ちょっとオーバーな言い方をすれば、「言葉の力」は言葉通りに洗脳する力を持っているのです。
自分の言葉で
自分を洗脳する感じだよ。
たとえば、悲しみ
たとえば、悲しみです。
「悲しみの言葉」を発すれば、
「言葉の力」によって、悲しみがどんどん深くなっていきます。
そして、どんどん悲しみが深くなり、どんどん憂うつな気分が増長していきます。
ついには、生きる気力そのものを失っていくのです。
自分の発した言葉通り、
いや、それ以上になるねん。
ふくカエル
ふくネコ
たとえば、相手
たとえば、相手のことを「例える言葉」です。
相手のことを怖いと「言葉」で表現すれば、
「言葉の力」によって、本当に相手が恐怖の対象になります。
恐怖の対象となると、今度は恐ろしくて二度と対抗できなくなるのです。
たとえ自分には相手に勝つ実力があったとしても、心のどこかで恐怖を感じているので、必ず負けるようになります。
ふくカエル
ふくネコ
あかん!
腰抜けて動けん!
ってなことになるよ。
じゃあ、どうすればいいのかな?
「言葉」に気をつける
まずは、自分が使う「言葉」に気をつけることです。
ふくカエル
「言葉の力」は、想像以上に力を持っていることを頭に叩き込んでおきます。
ネガティブな言葉は使わない
そして、なるべくネガティブな言葉を使わないようにします。
自分の「ネガティブな言葉」が「言葉の力」を持たないようにするのです。
ふくネコ
それには、想像してみる
「ネガティブ言葉」を使わないようにするには、次のような想像をしてみるといいです。
自分の発した「言葉」が「言葉」以上の最悪の状況を生み出すことです。
- 悪影響
- 悪い結果
などをリアルに想像できると、いい加減な気持ちで「ネガティブな言葉」を使えなくなります。
たとえば「乱暴な言葉」が「言葉の力」を持つと、
もっと「残酷な言葉」になって跳ね返ってきて、こちらを攻撃してきます。
ふくカエル
それも、こちらが精神的に弱っているときを狙ってくるのが常套手段です。はい。
なので、泣き言などは言わない
なので、「泣き言やグチ」などは言わないようにします。
「泣き言やグチ」が「言葉の力」を持ってしまうと、
後ろ向きな気持ちをさらに後ろ向きにさせ、弱音ばかりを訴える人間になるからです。
代わりに、強がりを言ってみる
「泣き言やグチ」を言う代わりに逆に「強がり」を言ってみるのがお勧めです。
「強がりの言葉」が「言葉の力」を持つと、嬉しい作用があるからです。
だんだんと「言葉の力」が「強がり」を本当の強さに変えてくれます。
こんなことで負けるもんか!
大丈夫だ!
わたしは負けない!
という「言葉」を意識して発していると、本当に負けない自分になってきています。
ふくカエル
ふくネコ
ちなみに、
日本には、この「言葉の力」を「言霊」とする考え方があります。
昔から日本において言葉に宿ると信じられていた不思議な力のことです。
発した言葉どおりの結果が実現してしまう力のことを言います。
そうすると、どうなるのかな?
憂うつな気分を撃退できる
「言葉の力」をバカにせず、自分が発する「言葉」に気をつけるようにしていると、憂うつな気分を撃退できます。
陰湿な気分をはねのけられます。
自分をコントロールできる
「言葉の力」の計り知れない力を知ると、
自分が発する「言葉」をコントロールすることで、
自分自身の精神状態や言動などをコントロールすることができます。
まとめてみたkerokero
- 「言葉の力」を甘く見て、バカにしてはいけないです。
- 「言葉の力」は計り知れない力をもっています。
- 自分が発しようとする「言葉」がどんな「結果」を生み出すのかを想像することが大事です。
- 自分の人生に悪影響を及ぼすような「ネガティブな言葉」は控えたほうがいいです。
あのね、こっそりと言いますが、
「この人は『言葉の力』をバカにしてるなあ」と気づいたら、
その人からは離れたほうがいいよ。
とくに「ネガティブな言葉」ばかり使っている人からはそっと離れてね。
なぜなら、その人は、自分で「暗い人生」「不幸な未来」を引き寄せている人だから・・・。
「言葉の力」をバカにする人は、どうしても自らの心の中に「悪魔」を住まわせることになるねん。
この「悪魔」は、どんどん人を陥れる(おとしいれる)から・・・。
要注意やねん。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。