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自分にとって、一番の危険人物とは誰でしょう?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第2章 自分自身について」
「No.60 自分にだまされない」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
自分にだまされない
よくあることだが、いちばん賢い人がいちばん自分にだまされやすい。
アラン先生「幸福論」より引用
危険人物!!
意外と近くにいるのが「危険人物」です。
ふくカエル
できれば避けたいです。特に一番の「危険人物」は特に避けたいです。
でも、その前に・・・・
一体、自分にとって一番の「危険人物」とは誰?
これが非常に気になります。
カエル風アラン先生の言葉
こんなときにアラン先生がいてくれたら、
と、いろいろと想像してみました。
そうか。
一番の「危険人物」を
知りたいのかい?
確かにいるぞ。
それも自分のすぐ近くだ。
自分の欠点や弱点などを
知り尽くした人物だぞ。
一番の「危険人物」とは、誰?
それは・・・、
自分にとって一番の「危険人物」とは、これです。
自分自身です!
ふくネコ
ふくカエル
自分にとって一番の「危険人物」とは「自分自身」なのです。
ふくカエル
ほんまに、これ
ほんまやから!
なぜ、自分自身なのかな?
一番油断するから
まず、自分が一番油断する人物だからです。
誰でも、自分自身に対しては無防備になります。
まさか、自分が自分自身をだましたり、危険な目にあわせたりするはずがないと思うからです。
ふくカエル
でも、自分は自分を平気でダマします。
一番よく知っているから
それに、自分が自分自身を一番よく知ってるからです。
- 自分の持つ信条
- 自分の考え方
- 突かれると痛い弱点や欠点
- 刺激されると有頂天になるポイント、など
を一番知り尽くしています。
よく知っているからこそ、
自分が間違った方向を選択しようものなら、すぐに気づくはずだと考えるのです。
とくに賢い人は、自分のことに自信を持っているので簡単に自分自身にだまされるのです。
自分は賢いから
間違うはずないねん!ブレない人間だぜ。
な~んて思ってしまいます。
ふくカエル
これが間違いなのです。
じゃあ、どうすればいいのかな?
思い込みをやめる
まず、
- 自分は正しい
- 自分が間違うはずない
- 自分が一番危険なはずない
という思い込みをやめます。
次に、「正しい答え」はないことに気づく
次に、「何が本当に正しいのか」なんて誰も分からないことに気づくことです。
よくよく考えると、自分が思い込んでいる「正しさ」とは、その時点で考えられる最適な解決策にすぎないのです。
時がすぎれば「あの時は最適な解決策が、実は間違いだった」ってことは普通にあるからです。
自分を上から見る
そして、自分自身を上から客観的に見ます。
ふくカエル
過去記事にも書いたことがあるのですが、4つの目を持って観察しています。
- 魚の目(時間の経過を見る)
- 虫の目(五感を使って直接見る)
- 鳥の目(広い視野で客観的に見る)
- コウモリの目(先入観・固定概念をなくして見る)
まず、自分自身を「時間の経過」の点から観察してみます。
どうしてこんな気持ちになったのかを時間の流れの中で考えてみるのです。
ふくカエル
ふくネコ
次に、自分の五感をもって、自分自身を直接じっくりと観察してみます。
鏡を見て観察したり、触ったり、してみます。
また、広い視点にたって、自分を観察してみます。
ふくカエル
さらに、先入観や固定概念をなくして、自分を観察してみます。
ふくネコ
そうすると、どうなるのかな?
自分の攻略方法がみつかる
自分にとって一番の「危険人物」が自分自身であることに気づくと、自分の攻略方法がみつかります。
- 自分を過大評価してしまう姿勢
- 自分の考えの歪みを無視する姿勢
- 自分の弱さにつけ込まれる油断
などに対する対処方法を見つけることができます。
ふくネコ
ちなみに、「必殺技」とは
- 思い込みをやめる
- 正しい答えはなく「最善の解決策」にすぎないことに気づく
- 自分を俯瞰する
- 自分が一番「危険人物」かもしれないという柔軟な考えをもつ
ことです。
まとめてみたkerokero
- 自分にだまされないようにしましょう。
- 実は、自分が、一番自分自身をだましてきます。
- だまされないようにするには、自分を客観的に観察できるようにするのが得策です。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。