不安で疲れているあなたへ こっそりと教えたいこと
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
疲れちゃうよね。
不安に振り回されると、本当に精神も肉体も疲れちゃいます。
たとえば、これから先の自分の未来を考えたときなどは、特に疲れちゃいます。
希望に満ちあふれていて、メラメラ燃えているときはいいです。
あたしゃ、やるで!やるで!
やったるでぇ~。
とギラギラと燃えとったらええのです
でもです。
これがですよ。ちょとでも不安の影がさしてしまうと、あっという間に不安に振り回されちゃいませんか?
へっ?
なんか嫌な予感がするで!
なんなん、この嫌な予感って
なんなんよ~。
あっ、怖い、怖い。
ひょっとしてうまくいかへんのか?
やだ、やだ、いや~っ!
ってなことに…なっちゃいませんか?
混乱するんだよね
やっかいなことに!
この不安というのやらに、一旦捕まっちまうと… どんどん脳みその中が混乱してします。
例えば、この道を進んで、はたして大丈夫なんだろうか?…とか。この選択肢を選んで、はたして正解なのだろうか?…とか。幸せになれるのだろうか? 不幸になるんじゃないか?…とか。
あれこれと大げさに複雑に考え込んじゃって、混乱してしまうんです。はい。
一体何をどうすれば、いいのか?
マヂに混乱するよね…
たとえば、遊んでばかりいると、そのときはすごく幸せだけど、
将来どうなるかわからん・・・から不安。
こんなことをしとって
ほんまに幸せになれるん?
アホになるだけとちゃう?とか、
かと言って、勉強ばかりしていると、
友達との楽しい経験をせずに終わるじゃないか・・・と迷う。
こんなことをしてたら、
親友ができひんし
不幸になるんじゃね?とか、
いろいろと複雑に考えちゃって、かえって不安に振り回されるのです。
そこで、こっそりと教えたいことはこれ!
これです!
そこです。そんな不安に疲れっちゃっている方に、こっそりとお知らせしたいことがあるんです。
それが、これです。
大げさに考えない
大げさに考えるのはやめて、ものごとをあるがままに見てみよう。
アラン「幸福論」より引用
大げさに考えない
ことです。
「不安に疲れちゃっているあなたは頭が良すぎるからだ」ってアラン先生も言ってます。
頭が良いから、あれこれと考えちゃって不安になるのです。
なので、不安に疲れちゃっているときは、あれこれと考えるのを止めて、ものごとをあるがままに見て欲しいです。
なぜ、「大げさに考えない…」ほうがいいの?
そもそも重要じゃないから
そもそもです。
- 幸せになる具体的な理由
- 不幸せになる具体的な理由
などは、人生においてさほど重要ではないからです。
ふくカエル
これらの原因は、自分の人生における「本当の幸せ」には当てはまらないことが多いのです。はい。
自分の幸せに対してあまり影響しないことを、ウダウダ考えても仕方がないのです。
なぜ、重要じゃないの?
幸せの理由なんて、誰にも分からないから
なぜなら、幸せになる理由なんて、誰にも分らないからです。
- どうすれば、幸せになるのか?
- どうすれば、不幸せにならずにすむのか?
なんて、誰にも分かりません。
ふくカエル
千差万別だから
なぜなら、その人にとって、
何が幸せで、何が不幸せなのか
という「幸せ、不幸せの理由(基準)」は千差万別だからです。
時間ともに刻々と変わるから
また、「幸せ、不幸せの理由(基準)」は、時間と共に刻々と変わるからです。
その人が
- 何が、一番幸せだと感じるのか?
- 何が、一番不幸だと感じるのか?
は、その時々で変わります。
たとえば、
- 子どもの頃に幸せを感じたもの
- 大人になってから幸せに感じるもの
が違うのと同じです。
幸せを感じる自分自身が不確かだから
そして、幸せを感じる自分自身が、とても不確かだからです。
これを別の言い方をすると、
幸せを感じる自分の基準(感覚)が、その日その日でマチマチで非常に不安定なのです。
自分の基準(感覚)がその日その日でマチマチだから、自分で「これだそうだ!」とは断定できないんですよ…。
ふくカエル
ふくネコ
たとえばです。
出かけた先で、楽しくて喜んでいたのに、
めっちゃおもろい!
おもろすぎる~~!
お腹がよじれるでぇ。
と、その時は大笑いしていたのに、
一旦、帰宅してみると、非常に冷めている自分がいるのです。
はて?
こないにしょうもないことで
なんで、あんなに笑ったんやろうか?全くもって意味不明じゃ。
となるのです。
また、逆にこんな場合もあります。
絶望の淵に立たされ、嘆き悲しんだのに
もう、アカンかもしれん。
もう終わりや!
と涙ポロポロ、さんざ嘆いていたのに、
数日経ってみると、そんなこともケロッと忘れて、テレビ見ながらお菓子をバリバリ、ボリボリ食べている自分がいるのです。
あっ、ははは~~!
このテレビ番組、
おもろいわ~~~!
おもろすぎて
「おなら」したろうかしら?
ぷッ!
ってな感じです。
あの「絶望の淵」を感じた状況は、
一体何だったのだろうか?全くもって意味不明じゃ
不思議に思うのです。
将来のことなんて、もっと分からないから
ましてやです。
将来の幸せのことなんて、もっと分からないからです。
ふくカエル
ふくネコ
将来のことが見えるのであれば、世の中には「不幸せな人なんて、一人もいない!」ことになってしまいます。
ふくカエル
ふくネコ
さらに、究極的なことを言うと
さらに究極的なことを言うと、人生のおける自分の「幸せ」や「不幸せ」の答えは、自分の人生を最後に振り返るその瞬間(最期の時)にしか分からないからです。
他人が「不幸せな人生だった」と判断しても、当の本人にとっては「最高の人生だった」と思えるかもしれません。
「幸せ、不幸せの究極の正解」なんて、本当はないのかもしれません。
このように考えると、幸せになる具体的な理由とか不幸せになる具体的な理由などはそもそも重要じゃないと思うんです。
追究しだすと、イライラするから
そして最後に、幸せになる理由を追究しだすとイライラするからです。
- 幸せになる理由は、千差万別ある
- 幸せになる理由は、刻々変化する
- 自分の感情の理由さえ分からない
- 将来なんて誰も見通せない
など意味不明なことがいっぱいあるので混乱してしまうのです。
誰も分からないことにずっとイライラするのはアホらしいので、大げさに考えないほうがいいのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
ナーバスにならない
まず、
- 何をすれば幸せになるのか?
- 何をすれば不幸せになるのか?
ついて、ナーバスにならないことです。
ふくカエル
みんな同じだと思う
あなたが今おかえてれいる状態は、ほかの人たちと少しも変わらない。
アラン「幸福論」より引用
次に、自分が置かれている状況も、他の人たちが置かれている状況も同じだと思うようにします。
ふくカエル
みんなも自分の将来の幸せや不幸せについて、一応に不安を抱いていることに気づきます。
ふくネコ
そして、自分のことを過剰に意識しないようにします。
わたしだけが、不幸せなんや・・・
ツイてないんや・・・なんて、
絶対に思わないようにします。
もちろん、冷静な自分が感じた不安について、
具体的な解決策をとれるのなら、積極的に対処するべきだと思います。
でも、明らかに神経質になりすぎると、解決できるものでもできなくなり、本末転倒になります。
なので、不安を大げさに考えないようにするのが、大切だと思うのです。
あるがままに見て、正しく理解する
また、目の前にある現状をあるがままに見て、正しく理解するようにします。
決めつけない
その際に気をつけることは
- きっと〇〇になるに違いない
と先々を決めつけないことです。
決して、偏見や思い込みなどで速攻に判断して、自分を縛らないようにするのがいいです。
将来のことを早々と決めつけしまうと、その決めつけによって、また、不要な「新たな不安の種」を背負い込むことになるからです。
不要なものまで背負いこんでしまうと、自分の思い通りならず行きづまったときに、さらにイライラが増すこと必然です。はい。
決めつけるよりも、柔軟に考える
なので、ここは決めつけるよりも柔軟に考えるようにします。
- どのように、将来にチャレンジしていくか
- どうすれば、現状を正確に把握できるか
- どうすれば、現状を活かせるか
だけを考えるようにするといいです。
コンデションを最高の状態にしておく
そして、さらに柔軟な思考になるように、自分のコンデションを最高の状態にしておくのもよいです。
- 冷静な判断や思考力
- 最高のアイデアや柔軟な発想
- 鋭い感性
- 最高の働きかけ、などなど
は、最高のコンデションの状態のときに生まれるものやと思います。
「自分の将来の幸せ、不幸せ」は、
その時々のコンデションの状態にかかっている
と、言っても過言じゃないと思うんです。はい。
なので、
- 自分の体調管理
- 精神力の鍛錬
- 思考力
- 五感などの感性、など
を整えることに専念します。はい。
あとは、良い方向へ転がす
あとは、自分の現状を良い方向へ転がるように心がけます。
なるべく、自分にとってプラスの方向へ、プラスの方向へと考えるようにすると気持ちも穏やかになってきます。
そうすると、どうなるのかな?
体調が整ってくる
まず、なにごとも大げさに考えないように、不安を抱え込まないように心がけていると、身体の体調が整ってきます。
ふくカエル
ふくネコ
で~んと構えることができる
次に、大げさに考えず、自分のコンデションを最高の状態に整えておくと、
どんなことが起きても「大丈夫だ!何とかなる!」と構えることができるのがよいです。
思考パターンも変わってくる
また、マイナスの出来事をプラスに変えるように思考パターンも変わってきます。
なんでもプラスに、プラスに考えようという意志の力が出てくるのがよいです。
不安よりも希望を考えられる
さらに、将来に対する不安よりも、将来に対する希望を考えられるようになります。
将来に対する不安で神経質になってイライラするよりも、
現状をどう理解するか?
そして、どう解釈し、柔軟な発想ができるか!
と、将来に対する希望を考えたほうが、将来を明るくできることが多いです。
ふくカエル
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
ちなみに、今回のテーマは、
「第1章 不安と感情について」
「No.006 大げさに考えない」
になっています。
お持ちの本とあわせてご覧いただけると嬉しいです。
まとめてみたkerokero
- 不安の疲れをとるためには、自分の幸、不幸を大げさに考えないことです。
- 大事なのは、これから先の将来に向かって、現状を正しく理解して、突き進むことです。
- そのためには、自分の身体のコンデションを整えることが大事です。
根拠のない不安でも、一度でも「怖い!」という感情を抱いてしまうと、
とたんに現実味を帯びてしまうことが多いです。
これが、さらなる不安を引き出して「負のスパイラル」コースに突入してしまうことになります。
ふくカエル
いつも大げさに考えてばかりで、
具体的な解決方法を考えるわけでもなく、
ただただ神経質になって、始終イライラして、
いつも眉間にしわを寄せていると、
ほんまに「妖怪おとろし」になるよ。
うちも、あれこれいろいろと考えすぎて、不安になることが多々あるんです。
「🐸、お前はちょっと考えすぎなんじゃない?」
と、学生の頃、友人から言われました。
確かに、そのときは、「自分の将来について考えるのが、何で悪いねーん!」と思っていました。
それから時を経て今思うのですが、
「やっぱり大げさに考えすぎとったなあ」と思います。
大げさに考えずに、自分の健康状態を整えることに専念して、自分のコンディションがよければ、
- 不幸なんか跳ねのけることができたし、
- 逆に、幸福な出来事を倍にすることもできたな~と思います。
「これに気づくのが、遅かった!しまった~!」と、今ひしひしと感じています。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。