まず、克服すべき敵とは?
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
すぐにイラっとする、すぐに凹む
ちょっとしたことで、
すぐにイラっとしたり
すぐに凹むこと
ことがないですか?
そして、ちょっとしたことですぐにイライラしたり、凹んでしまったが為に、
- 事態を必要以上にピリピリしてしまう…
- 事態をますます自分にとって苦痛なものにしてしまう…
のです。
今まさに、
このような状態にある
皆さん!
(えっつ?「お前だけや」ってか?)
ぜひとも
お知らせしたい
ことが
あります!
お知らせしたいことは、これ!
お知らせしたいとこととは、これです!
全力を投じて
倒さなあかん敵が
背後に潜んでいます。それも、
めっさしつこい敵やねん…
ちなみに、潜んでいる敵とは、これです!
これです!
楽観主義をつらぬく
怒りと悲観こそ、まず克服すべき敵である。
アラン「幸福論」より引用
ふくカエル
ちなみに、どんな敵が潜んでいるかというと…
すぐに怒る自分自身
すぐに悲観する自分自身
という敵です。
この2タイプの敵は、
わたし達にとって克服すべき宿敵(長年にわたって戦うべき相手)でもあります。
でも、どうして敵になるのかな?
人生は、ツライ事が多いから
まずです。このような2タイプの敵が現れるのも…
それほど、わたし達の人生はツラい出来事がおおいからです。
穏やかな波よりも荒波の方がめちゃくちゃ多いです。
自分の思い通りになることよりも、
- 思い通りにならないこと
- 非常に不都合なこと
- 理不尽なこと
のほうがはるかに多いのです。
ふくネコ
たとえば、
- 失敗
- 不合格
- 失恋
- 失職
- 離婚
- 離別
- 死別
などです。数えだしたらキリがありません。
ふくカエル
どんどん荒んでしまうから
このようにツライ出来事に遭遇して、人生の荒波にもまれる機会が多いと、
人は、自分自身がどんどん疲れて、荒んで(すさんで)しまうからです。
ほんまに
疲れてしまうねん…
心の余裕がどんどんなくなれば、誰でもすぐに怒りを覚えたり、悲観に暮れてしまうようになります。
ふくネコ
どんどん普通になるから
それにです。
このように怒りを覚えたり、悲観に暮れる機会が多ければ多くなるほど、
- すぐに怒る自分自身
- すぐに悲観する自分自身
が、自分の中でどんどん普通になる(常態化する)からです。
ふくカエル
感覚がマヒしてしまうから
さらに厄介なことに
- すぐに怒る自分自身
- すぐに悲観する自分自身
が常態化すると、本来の正常な感覚がどんどんマヒしてしまうからです。
- 短絡的に怒ってはイケない
- 理由もなく、やみ雲に悲観に暮れてはイケない
という正常な感覚がどんどん欠落していくねん。
ふくネコ
楽観することができなくなるから
そして、自分の正常な感覚がマヒしてしまうと…楽観すらできなくなるからです。
具体的に言うと、自分の中から
- 信じること
- 期待すること
- 微笑むこと
- 努力すること
などができなくなります。できなくなります。
ふくカエル
じゃあ、どうすればいいのかな?
戦うことを重要なルールとする
まず、
- すぐに怒る自分自身
- すぐに悲観する自分自身
という2タイプの宿敵と戦うことを自分の重要なルールとすることです。
どんな状況であっても、常に敏感にこの2タイプの敵を見定め、全力で戦うようにします。
楽観主義をルールとする
次に、
楽観主義を
自分の重要なルールとする
ことです。
自分の将来を明るく楽しいものにする、またそのように見ることを日々の暮らしの主なルールとします。
最後まで貫く覚悟をする
そして、
- 2タイプの宿敵と常に戦う
- 楽観主義を守る
ことを人生の最後の最後まで、貫き通す覚悟を決めます。
どんな状況であっても、この2つのルールを人生の主要なルールとし、最期の時まで決してブレないようにします。
ふくカエル
戦う、楽観するとは、具体的には、どうすればいいのかな?
ちなみに、ここでの楽観するとは、何の努力もせず、ただただやみ雲に楽観することではありません。
何の努力もせんと
楽観するだけ野郎は
アカンねん。
次のような努力をしていきます。
常態化するのを防ぐ
まずは、
- すぐに怒る自分自身
- すぐに悲観する自分自身
などが、自分の中で常態化するのを防ぎます。
ネガティブな思考パターンを捨てる
その(常態化を防ぐ)ためには、ネガティブな思考パターンを捨てます。
なんでもかんでもネガティブに想像してしまう悪しき習慣を止めるのです。
たとえば、
- 消極的になる(引っ込み思案になる)
- 否定的になる(素直にならない)
- 批判的になる(疑う)
- 視野が狭くなり、機転や融通が利ない(頑固になる)
- どんどん悪く考える(妄想する)
といったネガティブな思考パターンです。
ふくカエル
- 「きっとダメだ!」とすぐに自信をなくす
- ささいなことで、すぐに失望する
- 小さな失敗で、しょげかえり、クヨクヨする
- すぐに意欲を失くして、あきらめる
- 物怖じしてトライできない
- 他人の好意を疑う
- 悪いところを見つけて指摘し、攻撃する
- ちいさなことにイライラする
- 柔軟な思考ができなくなる
- 他の意見を受け入れることができない
- どんどん悪い方向へと想像してしまう
- 被害妄想に走る
ふくネコ
言葉に注意する
次に、自分が日常的に使う言葉にも注意します。
ネガティブな言葉よりも、なるべくポジティブな言葉を使うように心がけます。
たとえば、
- どうせ、やってもダメ!無理!(自分の能力を全否定)
- そんな考え方なんて、絶対に受け入れないよ!(柔軟性皆無の断固拒否)
- 全部、君のせいだ!(責任丸投げ)
- だから、言ったじゃないか!(後づけ解釈して他人を批判)
といった言葉などは、絶対に使わないようにします。
代わりに
- ひょっとしたら上手くいくかも!
- やってみるだけの価値あるやん!
- チャンスをつかめるかも!
- やってみなくちゃ分からんやん!
- まるっと君の責任じゃないかもしれない、何か別の要因があったかもしれないよね…
- 何か助けられることがあるかい? よかったら、アドバイスを聞いてくれるかい?
という言葉を使ってみます。
ふくカエル
これはウチ(訳:わたくし)の感想ですが…
嫌な言葉を使えば使うほど、
その場の雰囲気が、えげつないほどの嫌な空気・臭い・感じを帯びてくるのです。
ふくネコ
ふくカエル
信じて、期待する
また、なるべくものごとが良い方向へ転がることを信じて、期待するようにします。
とくに、
正しいところに戻れる自分自身
を信じて、そういった自分自身を期待することからブレないようにします。
たしかに、自分自身を必要以上に過信するのはダメやと思います。
けど、どんなときでも実力をちゃんと発揮できる自分自身を信じることは、やはり大事やと思うのです。
微笑む
また、どんなときでも意識して微笑むようにします。
ふくカエル
微笑みは、宿敵の悲観を撃退するにはもってこいのアイテムになります。
ちなみに、微笑みを自分のものにするためには、鏡を毎日見て、自分に微笑みかけることです。
ふくカエル
普段から微笑むことで顔の表情筋をゆるめておけば、次のような効果を実感できます。
- 咄嗟にときに自然な笑いができる(他人から不審がられずにすむ)
- とりあえず、怒りや悲観で苦悩した渋い顔が、微笑んだ瞬間から消える
- 微笑みは笑いを誘発する
- 笑えば気分が楽になり、悲観することも減る
その上で、ひたすら努力する
さらに、
- 怒る自分自身、悲観する自分自身を常態化しない
- 普段から言葉に注意する
- 正常な感覚の自分自身を信じて、期待する
- 積極的に微笑む
などに心がけながら、その上で楽観を貫く努力します。
楽観することは、決して、「楽」してできるものではないのです(実感しているねん)。
現実には、
- すぐに怒る自分自身
- すぐに悲観する自分自身
などに必死に抗いながら、相当努力しないといけません。
それにです。
何も努力せずに楽観しても、そこからは何も生まれません。
ふくカエル
悪しき自分自身を克服し、必死に努力することで、
初めてそこから自分の将来の希望(確信・期待)を見い出せるのやと思うのです。
希望が見えてきた
先の見通しがたった!
がんばるぞ~!と、なるのやと思うねん。
ふくネコ
あとは、バナナを食べる
ほんで、あとはひたすらバナナを食べます。
へっつ、バナナかいな?
バナナに含まれる「セロトニン(幸せのホルモンのもと)」をいっぱい摂取して、身体中を「セロトニン」だらけにするのです。はい。
ほんなら、黙っとっても
幸せだらけになるのと
ちゃうやろうか?
そうすると、どうなるのかな?
最悪の事態を回避できる
- すぐに怒る自分自身、すぐに悲観する自分自身と戦う
- 楽観主義を守る
ことを重要なルールとし、人生の最期まで貫くことで、最悪の事態を回避することができます。
自分の想像した非常に悪い妄想が現実になるという最悪の事態を避けることができるのです。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第2章 自分自身について」
「No.063 楽観主義をつらぬく」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- まず、自分が克服すべき敵とは、すぐに怒る自分自身、すぐに悲観する自分自身です。
- なぜなら、それほど人生にはつらいことが多く、どんどん自分自身が荒んでしまうからです。
- また、すぐに怒る自分自身、すぐに悲観する自分自身が普通になると、正常な感覚がマヒしてきます。
- このような自分自身と戦うことを重要なるルールとし、楽観主義を最後の最後まで貫くことを覚悟します。
- そうすると、自分の想像したことが現実になるという最悪の事態を避けることができます。
ウチ(訳:自分自身)も振り返ってみると、ほんまに痛いほど分かるねんけど…
自分に降りかかってきた不幸な出来事を、さらに最悪なものにしたのは(原因)…
結局、
- 非常にナーバスになって、すぐに怒ってしまった自分自身
- すぐに悲観に暮れて、なかなか浮上できなかった自分自身
やったりするねん…
あのとき、
激怒せんかったら…
あのとき、必要以上に
落ち込まへんかったら…
ってことが多いねん(それも非常に多い)。
そやからです。
これを読んで下さっている皆さんが、こんな風にならへんように、
ほんまに心の底から祈ってます!
- どんなときも自分自身を信じて期待する(怒らない、悲観しない)
- 普段から自分の将来を明るく見すえる(楽観する)
- 要所要所で、自分の実力をのびのびと発揮する(努力する)
この3つを守ることが、一番ええのやと思います。はい。
で、ちなみに…
この宿敵(?)を投げ飛ばす必殺技は「楽観する」ことやそうです。
1⃣ 自分を信じ、期待する
2⃣ ほんで、微笑む
3⃣ その上でさらに、楽観を最後まで貫く努力をするこの3つを守ることやそうです。
そやけどな、どれも「言うは易く行うは難し」や…
コロナ禍にいろいろ思う🐸やで pic.twitter.com/bLBT5Mc1ld
— ふくカエル@猫さん好き好き (@Fuku_78) May 31, 2021
怒る、悲観するという習慣は、宿敵です。
この習慣を続けると、悲観したことが現実のものとなり、最悪の事態を招きます。
悲観する習慣を排除するには、意識的に楽観することです。
自分を信じ、期待し、微笑み、そして努力することです。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。