待たされてイライラしたときに、思い出すこと
こんにちは!ふくカエルです。
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。 中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。 そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
イライラしてしまう…
待たされるとイライラしちゃう!
世の中には、電車がちょっと遅れたぐらいで、大騒ぎする人がいます。
ふくカエル
あれは、「〇〇駅の下りホーム」でした。
その日は、大雪警報が出てて、電車のダイヤが大幅に乱れてたんです。
急に「でかい声」がして、ウチは声のする方を見たんです…
ほしたら…!
こんな人が、
おりましてーん。
ふくネコ
ふくカエル
おい、こら!
なんで、電車が来ーへんねん。
ふくネコ
ふくカエル
そのときのウチは、
というですね…
そらもう、やね!
ありったけの「怨念エネルギー」を送ってやりましたとも!
(ああ、そうです!)
(送ってやりました!)
バチがあたれ
バチがあたれ
バチが
あたりやがれ
あほんだら
日本の駅員さんは、世界に誇れるぐらい優秀やのに、敬意を払わんとからに…
ほんまに「ふてい野郎」でした。とってもイライラしました。はい。
ふくカエル
ふくネコ
そやけど…
そやけどです。
「人の振り見て我が振り直せ」ではありませんが…。
このようなイライラは、多少の差はあっても、自分にも思い当たる節があるんです。
お恥かしいことに…
あります。あります。ありますがな…
ふくカエル
そやけど、でっせ…
皆さんも
そうとちゃいまっか!
なぜ、人はイライラするの?
でも、どうして!
なんで、イライラするのでしょうか!
どうして、人はこうも待てないのでしょうか!
なんで、
そないに
イラチなんやー!
そこで、ウチは考えました。
アラン先生の本をめくりながら考えたんです。
ほしたら、次のような「2つの理由」を見つけました。はい。
ふくカエル
1.時間を盗られたと思うから
まず、「自分の時間」を盗られたと思うからだと思います。
ふくカエル
くっそー
時間を盗られた~!
なんて、考えてしまうから…
「大きな損をしたような気分」になってしまうのだと思います!はい。
さらに、「損した気分」になってしまうと、どんどん時間が経つにしたがって「もうこれ以上、損したくない!」という気持ちに拍車がかかります。
ほんで、余計にイライラするのです。はい。
2.スピード重視だから
それにです。
私たちが暮らしている現実の世界は、「スピード重視の世界」だからです。
- やれ「早いことは良いことだ!」だの
- それ「善は急げ!」だの
- ほれ「時は金なり!」だの
という、「スピード重視」の風潮があります。
ふくカエル
ふくネコ
だからです!
「スピード重視」に逆行する他人の「姿勢や態度」に
- やれ「非常識すぎる失礼なやつ!」だの
- それ「マヂ、ない!」だの
- ほれ「人の時間をなんや、と思とうねん!」だの
と決めつけて、イライラするのだと思います。
ふくカエル
ふくネコ
「こいつ、マヂで常識外れやな」
と思ってしまうと…、
ますます
イライラするんだよね。
じゃあ、どうすればいいのかな?
じゃあです。
以上のように、要因が
分かったとしてですよ…
一体どうしたら
ええのでしょうか!
どうすれば、イライラせずに、待つことができるのでしょうか?
果たして、イライラを「撃退する方法」はあるのでしょうか?
方法とは、これ!
ご安心ください!
実はですね、イライラを撃退する方法があるのです。
ほんまに、助かります。
はい!はい!はい!はい!
方法とは、これです!
方法とは……これです。
むやみにスピードを求めない
だれだって一日にすくなくとも十五分くらい、これと似たようなことをしゃべったり、トランプしたり、ぼうっとしたりしている。
アラン「幸福論」より引用
つまり、
むやみやたらに
「自分や他人」
にスピードを求めないようにする!
ことです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
では、具体的に
どうすればいいのでしょうか?
ふくカエル
- 自分がムダにしている時間に気づく
- 他人に厳しい自分を反省する
- 気持ちに余裕をもつ
- 当初の目的が達成できれば、よしとする
です。
1.自分がムダにしている時間に気づく
まずは、
自分がいかに「ムダにしている時間」 が多いか!
ということに気づくことです。
1日24時間の中で、自分が、10分、20分とムダにしている時間が必ずあるはずなんです。
そのムダにしている時間に気づきます。
【たとえば…】
ぼおーとスマホを見たてたり…
ふくカエル
鼻くそをほじったり…
ふくネコ
人を恨んだり
ふくカエル
勉強中に居眠りしたり…
ふくネコ
ちゃぶ台返し、バーンしたり
ふくカエル
ふくネコ
以上のように、気づいてないだけで、ほんまにムダにしています。
15分待たされて、イライラしている時間
15分ぼ~っと寝て怠けて、ムダにしている時間
は全く同じ時間なのです。
自分がいかに時間をムダにしているかに気がつくと、
数十分ぐらい待たされたぐらいで、イライラしていた自分が、本当に恥ずかしくなります。
ふくカエル
2.他人に厳しい自分を反省する
次に、他人に厳しすぎる自分の態度を自覚して、反省してみます。
そして、たった数十分遅れたぐらいで、
- 他人を責める
- 他人につらく当たる
- 他人を上から評価する
など、理不尽な態度を改めます。
15分待たされて、イライラしている時間
15分ぼ~っと寝て怠けて、ムダにしている時間
は全く同じ時間なのです。
ふくカエル
ふくネコ
自分に甘くて人に厳しい人は
アカンよね
3.気持ちに余裕をもつ
また、気持ちに余裕をもつようにします。
【たとえば…】
出かける時は、必ず「時間的な余裕」をもって出発するように心がけます。
突然のアクシデントがあって、ちょっとぐらい遅れが出ても「当初の時間通り」に目的地に到着できるようにしておくと、「気持ちにも余裕」がでてきます。
4.目的が達成できれば、良しとする
そして、なによりも、
当初の目的(あるいは目標)が達成できていれば、「すべてよし」とする
ことです(これが大事やと思います)。
当初の目的(あるいは目標)がさえ達成できれば、後のトラブルは「とるに足らないことだ」と考えるようにします。
【たとえば…】
友人と「楽しく過ごす」ことが目的だったとしたら、友人が「約束の時間」に遅刻したとしても、
そのあと、実際に友人と「楽しく過ごす」ことできたのなら「すべてよし」と考えます。
友人が遅刻したエピソードも「面白い思い出が増えたぞ!」と考えれば、なんだか楽しくなるもんです。
そうすると、どうなるのかな?
やりすごすことができる
まず、待たされても、やり過ごすことが出来ます。
ふくカエル
ふくネコ
という言葉が、ごくごく自然に言えるようになります。
平常心を保てるねん
ストレスが少なくなる
そしてなによりも、イライラが少なくなるので、ストレスもどんどん少なくなってきます。
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 人生について」
「No.75 むやみにスピードを求めない」
になっています。 お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。 ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って こういうことか! と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 待たされてイライラするのは、時間を盗られたと思うからです。また、スピードを重視しすぎるからです。
- イライラを撃退するには、むやみやたらに「自分や他人」にスピードを求めないようにすることです。
- 具体的には、①自分がムダにしている時間を意識する。②他人に厳しい自分を自覚する。③気持ちに余裕をもって行動する。④当初の目的(目標)が達成できればよしとすることです。
- そうすれば、イライラをやりすごすことができ、ストレスがなくなります。
ふくカエルでした。 なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。