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待たされてイライラしたときに、思い出すこと
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第3章 人生について」
「No.75 むやみにスピードを求めない」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
むやみにスピードを求めない
だれだって一日にすくなくとも十五分くらい、これと似たようなことをしゃべったり、トランプしたり、ぼうっとしたりしている。
アラン先生「幸福論」より引用
待たされてイライラしちゃう!
世の中には、電車がちょっと遅れたぐらいで、駅員さんに八つ当たりする人がいます。
ちょっと待ってください。
お客さん!
ひえ~!
ふくカエル
「おもてなし」を逆手に取った「ふてい野郎」です。
でもです。自分の胸に手を置いて考えると、問題の大小はあっても、イライラしてしまうことがあるのです。
ふくカエル
たとえば、
友人が約束に遅刻したときなんて、心配な気持ちとイライラの感情が半分のときがあるもんです。
あ~。
コンサートが
始まっちゃうよお!何してるねん?
事故に会ったんとちがうか?
カエル風アラン先生の言葉
ついついイライラしちゃうときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
待たされてイライラするのは、
誰でもあることだ。
驚くことでもない。
そして、
原因もわかっている。
それは
なんでもかんでも
スピードを求めるクセだ。
「早いのが正解だ」と思っている。
このクセが悪いところは
スピードを他人ばかりに
求めることだ。
いざ自分のこととなると
スローもしくはストップしている
ことが多いのだ。
なぜ、人は待てないのかな?
時間を盗られたと思うから
まず、何もせず待たされると相手に「自分の時間」を盗られたと思うからです。
盗られたと思うから、自分を「被害者」に仕立ててしまうのです。
余計にナーバスになってイライラします。
ふくカエル
スピードを求めるから
次に、何でもかんでもスピードを求めるからです。
はやいことは良いことだ!
善は急げ!
という価値観をあらゆるものに押し付けているのです。
たしかに、世の中にはスピードを求められる分野があります。
ふくカエル
ふくネコ
しかし、逆にゆっくりとしなければならない分野もあるのです。
ふくカエル
ふくネコ
あらゆるものにスピードを求めて、その価値観を押し付けるのはちょっと乱暴なのです。
じゃあ、どうすればイライラを撃退できるのかな?
時間をムダにしている自分を自覚する
まず、なんでもかんでもスピードを求めたがる自分をコントロールするには、
普段から
自分が時間を、いかにムダ遣いしているか?
を自覚することです。
こんなにムダにしてるよ!
たとえば、無駄話をしている自分です。
あ~じゃ、こ~じゃと他人の悪口や文句を言っている自分に気づいてみます。
あら奥さま、あたくし、
こんな情報手にいれましたのよ。
な~んて、何もいいことを生産しない話をグダグダ言っている自分を見つけてみます。
ふくカエル
あるいは、ぐ~たら寝ている自分です。
なにも生産的なことをせず、ただひたすらぼお~っとしている自分です。
みんな同じ時間であることに気づく
次に、これらのムダにしている時間は、
実は自分がスピードを求めていた時間とほぼ同じ時間であることに気づくことです。
15分待たされてイライラしている時間と、15分ひまでぼ~っと寝ている時間が同じなのです。
ということに気づくと、何をイライラしていたのかが理解できなくなるよ。
他人にスピードを求めるわりには、自分にはスピードを求めない自分が浮かび上がってきます。
器の小さい奴だなと思ってみる
そして、「器の小さい奴だな!」と自分のことを思ってみることです。
自分だってムダにしている
時間があるじゃないか!
なぜその時間と
同じ時間を待てないのだ!ほんまに、小さい器やな!
と反省してみてください。
そうすると
ふくカエル
と思え、イライラする気持ちがだんだんと小さくなってきます。
そうすると、どうなるのかな?
自分に甘くて、人に辛い自分に気づく
何でもかんでもスピードを求めると、自分に甘くて、他人に辛い自分に気づきます。
他人の時間には厳しいくせに、自分の時間には無頓着な非常に不愉快な人間であることに気づきます。
まとめてみたkerokero
- 待たされてイライラしているときは、まず何でもかんでもむやみスピードを求めないようにすることです。
- 次に、他人にスピードを求めるくせに、自分にはスピードを求めない「器の小さい自分」を自覚することです。
- そうすると恥ずかしくてイライラすることが少なくなってきます。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。