故人を思い出してつらいときに、考えてほしいこと。
こんにちは!ふくカエルです。
【お伝えしたいこと】
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
胸が張り裂けそうになる…
突然ですが…大事な人と死別したときほど悲しいものはありません。
直後などは本当につらくて、胸が張り裂けそうになります。
以後数年間は、雰囲気のよく似た人とすれ違うだけで、胸を掻きむしられます。
- 同じ背丈
- 同じ風貌
- 同じ香水
などに故人の面影を見つけて、心をえぐるのです。
ふくカエル
ふくネコ
どうして、おらへんの?
そやけどです…
いつまで経ってもこのような状態のままでは、誰が考えてもよくないです。
そこでです。
考えてほしいことがあるのです。
考えてほしいこととは、これ!
これです!
故人はみんな生きている
故人たちは死んでいない。はっきりとそう言えるのは、わたしたちが生きているからである。
アラン「幸福論」より引用
故人は死んでない!
自分の中で生きているのだ!
思い出せば思い出すほど生き続けている!
と考えることです。
なので、安心してください!
忘れる必要なんて全然ない!
なので、安心してください。
無理して忘れる必要は、一切ありません。
ふくカエル
ふくネコ
だから、耳を傾けてほしいのです!
だからです。ちょっと耳を傾けて欲しいことがあります。
もしもです。もしも…
あなたが、今、故人を思い出して、
どうしようもなくつらくて、苦しい日々を送っているのでしたら、
ふくカエル
ふくネコ
あのね、大丈夫です。
あなたの大切な人は、死んでません。
あなたが思い出すたびに、あなたの中でちゃんと生き続けています。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
ふくネコ
あなたの大切な人は、ひどく落ち込んでいるあなたを見てハラハラしていると思います。
なので、「大切な人の魂」はどこにも行かないで、あなたが落ち着いていくのをちゃんと側で見てると思うのです。
そして、一日でも早くあなた自身が立ち直って、あなたが人生を再び歩み出すのを心待ちにしていると思います。
これからのあなたの人生を「共に歩める」ことを望みながら…
心配してると思う…
そやから、
はよ元気になってや!
なぜ、故人が生きていると言えるのかな?
わたし達が、現実に生きているから
なぜならです。
わたし達が現実に生きているからです。
記憶の中で生きているから
わたし達が現実に生きている限り、故人はわたし達の記憶の中で生きているからです。
ふくカエル
記憶として
ちゃんと存在してるねん。
そやから、
消滅してへんねんで
わたし達の脳みそが現実に「この世に存在する」かぎり、故人は生きていることになります。
わたし達が忘れないかぎり、わたし達の中にいつまでも生き続けてくれます。
それに、実感できるから
故人は頭をはたらかせ、ものを言えば、行動もする。忠告したり望んだり、そうだと認めたり批判したりすることもある。
それにです。故人の存在を実感できるからです。
たとえば…影響を及ぼしたとき
たとえば、故人の存在を実感するのは、
- 故人の考え方・ものの見方
- 故人の過去の言動
などが、わたし達の日々の暮らしに大きな影響を及ぼしたときです。
かなり「故人の存在」をリアルに感じとれます。
まるですぐ側にいて
わたし達の思考や行動を
見てるんとちゃうか?
と思えるくらいです。
たとえば…
あっつ!そういや、そうや!
と、ふっと気づいたときなんかがそうです!
ほんまに近くにいてアドバイスしてくれたような錯覚を覚えます。
思わず…
そばにおるんとちゃうか?
と気配を感じたりして、
周りを二度見するねん。
このような場合でなくても、次のようなさりげなく影響を及ぼしてくれる場合もあります。
困っているときは、
そいいや、
あんなこと言ってたよなぁ…
と故人の過去の言動から解決策が見えたりします
弱っているときは、
こんなときは
よく慰めてくれたなぁ…
と在りし日のことを思い出して、元気がでてきます。
間違ったことをしたときは、
そういや、よく怒ってた!
また、やらかしてもうたなぁ…
自分のアカンところや…
はよ、直さなあかん…
過去に言われた「痛い忠告」や「批判」「指摘されたこと」を思い出して、素直に反省できます。
だからこそ、してほしいことがあります!
力説したい!
だからこそです!
ここで力説しときたい
ことがあります!
故人を感じたときに、
すぐにでもして欲しい大事なこと
があるのです。
それは、これ!
それはこれです!
- ちゃんと意味を理解すること
- そして偲んで、感謝すること
です。
1.ちゃんと意味を理解する
まず、故人を感じたときは、
それが、一体何を意味するのか?
をちゃんと理解するように努力します。
たとえば、自分の頭の中に思い浮かんだ
- 故人の言葉や考え方
- 故人の行動
- 故人のアドバイス
- 故人の自分への批判
などが、現在の自分にとって「どんな意味があるのか?」を読み解きます。
- 何かを暗示しているのかな?
- どんなことを気づかせようしているのかな?
- 別の意味あいがあるのかな?
- 今困っていることへのヒントかな?
などを考えてみます。
故人の過去の言葉やアドバイスなどが、
- 自分の生きるヒント
- 幸せになるヒント
- 問題解決の突破口
にドンピシャにハマったりすることがあるのです。
ほんまに驚きます。
2.偲んで、感謝する
また、故人を感じたら、ただただ悲しむのではなく、
故人を偲んで、感謝するようにします。
ありがとうね。
ほんま、今でも愛しているで。いつまでも覚えてるから
見捨てないで見守っていてな!
と言葉などを自分の口に出して言うようにします。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
このようにすると、何に気づくのかな?
自分の中で息づいていることに気づく
ふっと思い浮かんだ故人の言動が意味することを理解し、故人の存在を身近に感じるようになると、
故人は消えたのではなく、今もなお自分の中で息づいていることに気づきます。
そして、このように自分が故人に感謝して偲ぶかぎり、ずっと自分の中で元気で居続けてくれることに気づけます。
そやから、故人の分まで長生きしなアカンのやと思います。
これから先も生きて、この「生身の身体」を通じていろいろなことに直に触れて、故人の分まで感じなアカンと思うわけです。はい。
栄養ドリンクであること
故人の言葉や思い出は、自分にとって栄養ドリンクであることに気づきます。
- 「あんなことを言っていた!」
- 「こんなことをアドバイスしてくれた!」
- 「一緒に悩んでくれた!」
という思い出のひとつひとつが、これから先の自分の人生を支えてくれる大きなエネルギーになります。
だから、自分を粗末したらダメ
だから、自分を粗末にしてはダメなことに気づきます。
自分を粗末にすることは、自分の中に息づいて、一番近くで見守ってくれている
自分の「大切な人の魂」を汚す(けがす)ことにつながる
からです。
そして、これを忘れないように
生きるのが
一番の供養になると思うねん!
同じ本をお持ちの方へ
ちなみに・・・・
同じ本(アラン「幸福論」出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)をお持ちの方へ
「第3章 人生について」
「No.083 故人はみんな生きている」
になっています。
お持ちの本とあわせて、ご覧いただけると本当に嬉しいです。
ご自分のお立場で考えてみると、また違った「オリジナルな考え方」を発見できると思うのです。
それはもう、キラキラ光って
こういうことか!
と納得できると思います。
まとめてみたkerokero
- 故人は死んでいません。自分の中にイキイキと生きています。
- 問題に直面したときに、ふっと「故人の生前の記憶」がよみがえって、解決策が浮かんだりして、助かるものです。
- 大事なことは、ふっと思い浮かんだ「故人の言動」の指す意味を理解することです。
- そして、ふっと思い浮かんだアイデアに、故人を偲び感謝することです。
たしかに、故人を思い出すとひどく動揺します。
こんなときは、次のように考え直すことをお勧めしたいです。
ふくカエル
けど、自分が思い出せば
「大切な人の魂」が
自分の中で居続けてくれるのや!
そやから
忘れへんように
思い出すことは大事やねん
という風に考え直してほしいです。
そうすると、ひどく動揺することも少なくなってくると思います。
実は、わたしの中にも「故人の魂」がたくさんいると思うのです。
幼い頃には全然理解できなかった「伯母たちの言動」がものすごく鮮明によみがえってきて、いろいろと導いてくれることがあります。
これは、だんだん年を重ねて成長したおかげで、「伯母たちの言動」の意味を理解することができるようになったからやと思います。
あっ!
そういうことやったんや!
と気づくことが、この頃ほんまに多いです。
説教がましいことは何ひとつ言わずに天国に行ってしまいましたが、今でも「伯母たちの言動」は私の中で息づいています。
ほんま、日々感謝やで!
ありがとおうな!
おかげで、今日も必死に
ウチ、生きてるで!あんな…
今でも愛しとおうで!
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。