目次
故人のアドバイスは貴重だよ
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第3章 人生について」
「No.84 故人のアドバイスに耳をかたむける」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
故人のアドバイスに耳をかたむける
故人は、かつて自分が望んだことが、あなたの中で生きつづけることを望んでいる。
アラン先生「幸福論」より引用
真剣に考えてないのよね!
たいていの人は、真剣に考えていないのです。
ふくカエル
自分自身のことです!
自分自身のことを正確に観察して、的確に考えるのは、
とてもむずかしいからです。
自分自身のことを正確に見ようすると、
- あまりにも弱々しい
- 不安や恐怖ばかりである
自分の姿が見えてきて、とてもげんなりします。
だから、できるだけ考えないようにしちゃうのです。
ふくネコ
カエル風アラン先生の言葉
こんなときに、アラン先生がいてくれたら、
こんな風に言ってくれたかもしれない!
と、いろいろと想像してみました。
そやな。
自分自身のことは
一番身近にいるのに、
一番よく見えへんねん。
いつも心細くてオロオロしてたり、
不安でイライラしたり
恐怖でドキドキしてる
自分自身しか
見えへんねん。
こんなときにこそ、
耳を傾けるべき人がおるねん。
ほんとうに身近におるねん。
耳を澄ますと気づくよ。
耳を傾けるべき人物とは?
この人です!
亡き人
亡き人です。亡き人のアドバイスには耳を傾けなくちゃいけません。
でも、なぜ、亡き人なのかな?
敬虔な気持ちになれるから
まず、亡き人からのアドバイスに対して、人は敬虔な気持ちになれるからです。
この人はもうこの世にはいないのだ!
というすでに亡くなっている事実が、人の気持ちを謙虚な気持ちにさせるのです。
謙虚な気持ちなれると、厳かな気持ちで素直に聞けます。
アドバイスは現実の世界でも通用するから
次に、たとえ亡き人からのアドバイスであっても、
今現実に生きているこの世界でも、リアルにちゃんと通用するからです。
ふくカエル
私情を挟まないから
それに、亡き人のアドバイスには、一切私情が絡まないからです。
亡き人がこの世に生存していれば、
抱えたであろう、
いろいろな問題やストレスは、一切関係ないものになっているからです。
いろいろな憶測や問題を絡めないアドバイスは、非常に的確で妥当なものになっているはずなのです。
自分の声でもあるから
そして、亡き人のアドバイスには、
自分の心の底から発した、無意識である自分自身の声があるからです。
- 本当の自分はどう考えているのか?
を知るチャンスなのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのかな?
注意深く耳を傾ける
まず、亡き人からのアドバイスかもしれないと感じた「言葉や考え」をスルーしないで、注意深く耳を傾けます。
素直な気持ちになって理解するようにします。
何度も考える
そして、何度も考えてみます。
次のようなことを念頭に置いて考えます。
亡き人は「私利私欲」のために、
アドバイスしているのではなく、
かつて亡き人が望んだ「夢や希望」が、
自分の中でも純粋に生き続けることだけを
望んでいるのだ。
発展させる
そして、アドバイスを自分の言葉として発展させます。
- 今の自分に当てはまる「言葉や行動」があるのでは?
- 今の自分にうまく作用するのでは?
と真剣に考えてみます。
そうすると、どうなるのかな?
頼りになる人物だと気づく
亡き人からのアドバイスに注意深く耳を傾けるようにすると、実に亡き人は頼りになる人物であることに気づきます。
ふくカエル
生前どんなにケンカしていようが、仲たがいしていようが関係ないです。
亡き人の生前の「考え方や言動」が、
自分のこれからの人生を広げ、発展させていくことにはっと気づくのです。
亡き人こそ、神さまの次に「頼りになる人物」だとひしひしと感じてくるのです。
ふくカエル
ふくネコ
ふくカエル
まとめてみたkerokero
- 自分が弱って迷ってばかりのときは、故人が生前に残した「言葉や行動」を思い出すことです。
- そして、そのまま「アドバイス」として、謙虚に耳を傾けることです。
- 「自分の人生」にとても役立つ「啓示」になります。
- 神さまの次に「頼りになる人」であることに気づいてきます。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。