目次
明るい未来をつくるものとは?
こんにちは!ふくカエルです(Twitterアカウント:ふくカエル)。
ご訪問いただきましてありがとうございます!
アラン先生の「幸福論」を勉強しています。
今回の勉強のテーマは、
「第3章 人生について」
「No.85 未来をつくる希望を持つ」
この記事は、あくまでもわたしの個人的な解釈に基づくものです。
中には、「これ違うんじゃないの?」という箇所もあるかと思います。
そのような場合は、温かい目でお見逃しくださいますよう、よろしくお願いします。
もっと、きちんと
くわしく理解したいぞ~~~!
という方には、下記の書籍をご覧いただけるとありがたいです。
未来をつくる希望を持つ
自然に生まれる未来と、人がつくる未来がある。
アラン先生「幸福論」より引用
実は、2つある未来をつくるもの
実はです。
未来を構成するものは、2つあるのです。
- 一つは、自然に生まれる未来です。
- 他方は、人がつくっていく未来です。
この2つがミックスされて、実際の未来ができています。
自然に生まれる未来とは?
ちょっと暗い未来になる
自然に生まれる未来とは、台風、地震、洪水などの自然がつくる未来です。
とくに、大きな「自然災害」は大きな爪痕を残し、いろいろな悪い影響を及ぼします。
なので、自然に生まれる未来は、ちょっと暗い未来になることが多いです。
台風、地震、洪水など
自然に生じるものです。
なぜなら、希望が役に立たないから
なぜなら、この自然に生れる未来は、わたし達の「希望」が全く役に立たないからです。
ふくカエル
たとえば、台風や地震
たとえば、台風や地震です。
どんなに「台風や地震に来ないで!」と希望を持って、
必死に祈っても何の役にも立ちません。
自然の猛威の前では
誰でも無力です。
たしかに、台風などの「自然現象」は、
今では一定の範囲であれば予想できるようになりました。
でもです。
予測できたからといっても、
発生した台風そのものを消滅させることは未だにできないのです。
なので、冷静に理解して、耐える
なので、
ただただ、人は、台風が発生したことを冷静に理解し、
なるべく感情的にならないように努めて、
過ぎ去るのをじっと我慢して耐えなければならないのです。
そして、法則や規則性を見つける努力をする
そして、冷静に観察する中で、
未来に起こりうる「自然災害」に備えて、
何らかの「法則や規則性」を見い出そうと努力するしかないのです。
たとえば、
長年のデータをもとに
地震の予測をしてみようと努力したり、
人工衛星を打ち上げて、
より鮮明な気象情報を得ようと努力をしてるのです。
ふくカエル
つまり、まとめると・・・
つまりです。まとめますと・・・
こうして、人々は自然に生まれる未来から
- あきらめと忍耐
- 法則や規則性を見つける
ことによって、
ひたすら酷い現実を克服するための「生き残る知恵」を築き上げてきました。
一方で、人がつくる未来とは?
明るい未来になる!
人がつくる未来とは、人々の発見や発明によってつくられる未来です。
人がつくる未来は、明るい未来になることが多いです。
なぜなら、希望が非常に役立つから
なぜなら、人がつくる未来は、わたし達の「希望」が非常に役立つからです。
- きっと便利になる
- きっと有効活用できる
- きっといい方向へ踏み出せる
といった「希望」は、
新たな発見や素晴らしい発明を見い出し、未来の可能性が広げていくのです。
たとえば「火」
たとえば、有名なところで言うと「火」の発見です。
他の動物と同じように「火」をただ恐れるものとせずに、
「火」をコントロールし「道具」として使えることに気づいたおかげで、未来の可能性が広がってきました。
まず、「火」を道具にできたことで、人類は、寒い環境を克服し、激寒の地域への移動することができました。
対立する人間との争いを避け、絶滅せずにすんだのです。
また、「火」によって、さまざまな宗教や文明や発明も生み出しました。
そして、今現在の生活においても、「火」を「光や熱などのエネルギー」として利用しています。
「こうなったらいいなあ」という、古(いにしえ)の人の「希望」が、わたし達の未来をつくっています。
そして、さまざまな「希望」から、いろいろな発明につながっています。
たとえば、
蒸気機関車や船の発明!
それから、
暖かいスープも作っちゃた!
つまり、まとめると・・・
つまりです。まとめますと・・・
こうして、人々は人がつくる未来から
- 新たな発見を見い出す
- 素晴らしい発明を見い出す
ことによって、
いろいろな「変化」をもたらしてきました。
というわけで、明るい未来をつくるものとは、これ!
明るい未来をつくるには・・・
というわけで、わたし達の明るい未来とつくるために、
必要なものは、これなのです。
現実にくさらず、希望を持つべし!
思い通りにいかない現実に気が滅入って、元気を失うのではなく、
「希望」をもって、元気を出すことをお勧めしたいのです。
希望はこんな効果があるよ!
ちなみに、「希望」には次のような効果があります!
希望は、発想力や光を生む
自然に生まれる未来の前では、人類はまったく無力ですが、
人がつくる未来は「希望」を持ちさえすれば、人類がもつ「発想力」を発揮できる効果があります。
また、「希望」がもたらす変化は「希望の光」を生み続ける効果もあるのです。
ふくカエル
果敢に攻めていけるねん!
そして、可能性を広げる!
そして、この「希望の光」によって、未来の可能性をどんどん広げる効果もあります。
ふくネコ
ふくカエル
じゃあ、具体的にどうすれば希望を持てるのかな?
希望を持つには、「小さな変化」や「小さな成功体験」を集める!
まずはです。
希望を持つには、
- 小さな変化
- 小さな成功体験
をとにかく集めるのが効果的です。
ふくネコ
どんな小さな変化でも、どんなに小さな成功体験でも、こと細かく記録しておきます。
ふくカエル
というのは、
小さな成功が、
次の新たな「希望」を
生み出すからです。
大事なことは、小さなことでも否定しない
大事なことは、どんなに小さな成功でも否定しないことです。
小さな否定は、
次の新たな「希望」を
潰すからです。
小さなことでも否定しちゃうと、その時点で、人はあきらめちゃいます。
あきらめちゃうとその時点から、
何も新しい発明や発見は起こらなくなるのです。
ふくネコ
ふくカエル
そうすると、どうなるのかな?
どんどん未来が変化する
客観的な見方にこだわらず、「希望」を見失うことさえしなければ、人がつくる未来はどんどん変化していきます。
たとえばです。
人間には翼がない。
ゆえに、空を飛べるのは鳥だけだ!
客観的な見方にこだわってあきらめずに、
ひょっとしたら、飛べるじゃね?
とドキドキ希望を持てば、こんな風に鳥になれちゃいます!
出典:https://www.youtube.com/user/zapykrys
他にも、
人間にはエラがない。
ゆえに、自由自在に水中を
泳げるのは魚だけだ!
客観的な見方にこだわってあきらめずに、
ひょっとしたら、泳げるじゃね?
と希望にワクワクすれば、こんな風に泳げるかもしれません。
出典:https://www.youtube.com/user/GoProCamera
まとめてみたkerokero
- 未来には、2つの要素があります。ひとつは、自然に生まれる未来です。
- もうひとつは、人がつくる未来です。
- 自然に生まれる未来は、あきらめるか冷静に観察して研究するしかありません。
- 一方、人がつくる未来は、さまざまな変化をもたらします。
- さまざまな変化を生み出す原動力は「希望」です。あきらめずに「希望」を見失わないようにすることです。
最後まで、読んでくださってありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。
ふくカエルでした。
なお、アラン先生の引用文は、齋藤慎子さん訳『幸福論』(出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン)によりました。